ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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馬鹿者達へ、
日時: 2011/01/22 22:09
名前: 明日 (ID: .8sHsKzk)

最初はただの好奇心だった。



毎日が毎日が平凡すぎて、つまらなかったから。

——ちょっと、ちょっとだけ、“非日常”を味わってみたかっただけだったんだ。






















*はじめに

はじめまして!!
明日という者です。

この小説は、プロットなど作らずに明日が楽しむだけに書きます。
完全自己満です。はい。


あ、あと、荒らしはおやめください!! 
明日はガラスのハートです←←








*目次

登場人物紹介 >>8


*fool! >>2-6

Page:1 2



Re: 馬鹿者達へ、 ( No.4 )
日時: 2011/01/22 20:56
名前: 明日 (ID: .8sHsKzk)

>蛍さん

おおおおお初コメ!!
めっちゃ嬉しいです←←
頑張ります! ありがとうざいました!!

Re: 馬鹿者達へ、 ( No.5 )
日時: 2011/01/22 21:03
名前: 螢 ◆KsWCjhC.fU (ID: EFzw/I/i)

誘拐されちゃいましたか!?
きゃあああああ!!((
助けに行かねば!

>>04

私なんかでよければちょくちょく顔出しに来ます!
はい、頑張って下さい^^

Re: 馬鹿者達へ、 ( No.6 )
日時: 2011/01/22 21:54
名前: 明日 (ID: .8sHsKzk)

【——自分の欲のために間違えた選択肢をしてしまった馬鹿者達へ】


ドアを開けると、そこは前の部屋よりもっと広い空間だった。
私達以外の人がいる。突然の訪問者にその人達の視線が一斉に私達へと向けられるがそれも一瞬で、視線はすぐに違う方向へと向けられる。
その先はテレビ台に乗せられた一台のテレビだった。

テレビに写っているのは、アナログによくある砂嵐。
変声期でもつかっていうのだろうか、どこか機械のかかった声が聞こえてくる。
雰囲気に圧倒され自然と私達もテレビの方を見てしまう。


【お前達は選択肢を間違えた。本来選んではいけない選択肢を選んでしまった。よって、お前達は罰を受けなければならない】


【あぁ、なんて可哀想。私は大いに同情する。そして失望する。なんてお前達は馬鹿なのだろう。所詮人間は馬鹿なのだ。無論、私も馬鹿だ】


【しかしお前達はその中でも群を抜いている。世の中の人間共が馬鹿ならば、お前達は大馬鹿だ。救われようもない馬鹿だ。お前達はもう助からない。そんな馬鹿たちにチャンスを与えてやろう】


何を言っているのか理解できなかった。
突然馬鹿だと知らない奴に罵られ、意味も分からない事を語られる。怒る暇もなく、ただ唖然とした。


【この中から二人殺せ。二人殺せば残った奴らは助かる。しかし、今から四十八時間以内に殺さなかった場合は全員死ぬ】


……え?
もう一回言って欲しい。上手く、聞き取れなかった。


「どういう意味だよ、おいッッ!!」


一人の男の人がテレビを乱暴に掴む。
しかし、話は男を無視して進まれていく。


【ということで】


ブチッとテレビの回線が切れた。
男は舌打ちをして、テレビ台を強く蹴る。相当いらついているようで、そんな男の雰囲気に周りの空気も悪くなっていく。


「……で、お前らはなんなんだよ」


その男に強く睨みつけられ、何もいえなくなる。
フジなんか、震えてる。


「やめなよ、要(かなめ)。そんな睨みつけたら怖がっちゃうよ」

「……郁美(いくみ)……」


奥から出てきた綺麗なお姉さん。こんな状況でも優しく笑えるこの人がすごいと思った。
そんなお姉さんに熱も冷めたのか、男も落ち着き始めた。


「ごめんね。いきなり……。私は郁美」


「で、俺が要だ。宜しく」


まだ不機嫌そうだが、それはただ単に目つきが悪いだけみたいだ。……関係ないけど、二人は付き合っているのだろうか。
私達四人も順番に自己紹介をしようとしたとき気づいた。奥の方にも人がいる。


「あの、奥にいる方は……」


「あー、あいつらか。おい! お前らもこっち来いよ!」


要さんが呼ぶ。どうやら知り合いみたいだ。
やってきた二人はどちらも男だった。一人はメガネをかけていかにもクール。一人は大人しそうだった。


「ほら、自己紹介しろよ」


トン、とメガネさんの背中を軽く叩く要さん。
しかし、メガネさんはそれを払いのける。


「くだらない。これから殺しあう奴らと仲良くできるか」


冷たい視線を私達に向けて、奥に行ってしまった。


「……なんなんだあいつ……。ごめん。普段はそういう奴じゃねぇんだけど。真一(しんいち)っていうんだ」


じゃ、次と要さんは二人目の背中を押す。


「俺は、潤(じゅん)」


こちらも、挨拶だけしてどこか行ってしまった。
……こんな状況だ、誰が狂ってもおかしくない。

私がこんな冷静がいられるのはまだ実感していないからだと思う。
昔から、緊張とか本番直前にするタイプだし、夏休みの宿題も最後にまとめてやるし。

皆はやっぱり平気じゃいられないみたいで。
小刻みに体が震えている。……あれ、私も震えてる?


「……とりあえず、どうしようか」


要さんの声が広い部屋に響き渡った。

Re: 馬鹿者達へ、 ( No.7 )
日時: 2011/01/22 21:56
名前: 明日 (ID: .8sHsKzk)

>蛍さん

誘拐されてしまいましたよ!!←←
助けにいくためには、あの遊びをしなければww

ちょくちょく顔だしてくださるって。。。めっちゃ嬉しいです!!
頑張って続けられるようにしますww
ありがとうございました!!

Re: 馬鹿者達へ、 ( No.8 )
日時: 2011/01/22 22:10
名前: 明日 (ID: .8sHsKzk)

*登場人物






*ナツ
主人公。基本冷静で落ち着いていて、肝も据わっている。
非日常に憧れている。


*愛華(あいか)
四人グループの中心人物。ドSで毒舌の女王様。
フジに常に厳しい態度であたる。


*フジ
ヘタレで臆病者。ネガティブ。
愛華にいつもいじめられる。


*玲(れい)
基本喋らない。何を考えているのか分からない。
ホラーやオカルトに詳しい。



*要(かなめ)
年齢は19歳らへんの大人の男性。
口は悪いが根は優しい。


*郁美(いくみ)
落ち着いた雰囲気をかもし出す大人の女性。
要の彼女であり、幼馴染。


*真一(しんいち)
メガネが似合うクールな男性。
要たちと幼馴染。この遊びまではよく笑ったらしい。


*潤(じゅん)
気弱そうな落ち着いた男性。童顔なので若く見える。
要、郁美、真一、潤は幼馴染。



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