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—聴こえない雨の詩——vs東軍【参照100突破w】
日時: 2011/02/12 15:24
名前: しずく (ID: sluLeqWs)

この名前では初めまして! しずく と申しますw
知ってる方は数少ないと思いますが 元・佐久間 ですw

注意事項をよく読んでから本編をお楽しみください。


 〓‡注意事項‡〓

・この物語は実際の軍の階級、戦争の流れ、戦闘器具などを参考にし、ストーリー、キャラクター、その他詳しい設定などはオリジナルです。
・この物語には傷、流血表現、死者 が多々含まれています。苦手な方はご控えください。

・物語のご感想、アドバイスを頂けると作者は飛んで喜びます! 
・しかし、中傷、過激なエロコメ などはなるべくご遠慮ください。

 その他の常識はなるべくわきまえてくださるとうれしいです;
 ですが、私も時々常識離れしてしまう事もあるのでその時はどうぞご注意ください;
 そして管理人はよく記事を修正します。アレ?って思う時もあると思いますが・・ どうぞ一回一回お確かめくだs((

友情と感動を目指して書いていきますが——
やはり少々表現が追いつかない時もあります。
その時はどうぞ優しい目で見守ってやってください;
そしてどうかアドバイスを((

これから 宜しくお願いします!


どうぞ 
ごゆっくり——・・

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Re: —聴こえない雨の詩——vs東軍 ( No.11 )
日時: 2011/01/29 21:12
名前: しずく (ID: sluLeqWs)

何か少し名前変えますた;
うん・・
長くなりそうだ・・

Re: —聴こえない雨の詩——vs東軍 ( No.12 )
日時: 2011/02/07 21:49
名前: しずく (ID: sluLeqWs)

第二章1/3
[東軍]


「奇妙なものだな・・。」
「まったくです。何故こうも不真面目でいられるのでしょうか?」

暗く光が一筋も入らない広い部屋に響く二つの声。

ここは東軍の本拠地。
西軍が町の中にあるのに対し、ここは大都市の地下。
東軍に属す者しか知らないといういわゆる秘密基地のような物だ。
噂では本部の北軍でも一部の者しか知らないとか・・?

まぁそんな事はおいといて——

今話している二人の視線の先は大きなモニターがあった。

そのモニターには小さな町が移っていた。
その町のレンガの道。この町で言う大通りの部分にワイワイと何人もの男たちが歩いていた。
その中心にいるのが ヴァルカ。西軍の隊長だ。
そしてその隣にはライラ・オールなどの部隊の者が並んで映っていた。
おそらく市役所の帰りなのだろう。


「これが話が軍の西軍ですか・・ よくこうなるまで本部も放っておいた物でしょうか・・」
二人のうち一人がボソッと呟いた。もう一人より年下なのだろうが髪を右側によせ右眼が髪におおわれている。若いながらに片目だけでもその闘争心が見えるようだ。

「・・ 困ったものだ。これは本部に連絡しなくてもいいと思う意かね?ローラ。」
「そうですね、ザミエル様。私はやはり至急連絡し、西軍自体を総入れ替えしてもよろしいかと・・」

若い方はローラ。そして、もう一人はザミエルというらしい。
二人とも一言一言をハキハキと発し、とても聞きとりやすいのだがその声は重く、悩んでいるようだ。

「これまたでかくでたな。しかしそれでは我らが属す軍自体が弱体してしまうのではないのかね? どうだろう・・。我らの初めの相手は——  西軍にしてみては・・?」

何秒かその部屋がシーンと静まり返った。
ローラは目を見開いて眉間にしわを寄せ何かを考えた。
その様子をザミエルは面白そうに眺めた。

「ザミエル様も・・ 相当大きく出ましたね。 私に決定権はありません。 ザミエル様がお望みならば、そうですね。 よろしいのではないのでしょうか・・?」

ローラは不敵な笑みを浮かべザミエルを一瞬睨んだ。

どうも分からない関係だ——。

フッと満足そうに笑いをこぼし、キリッと一瞬で鋭い眼つきに変わり、モニター画面を切り替え大きい声で発した。

「全部隊よ聞け! これより第一回対西軍作戦会議を行う。各部隊の隊長、副隊長は会議室に集まれ!」

そういうとモニター画面はブツッという音をたてて真っ暗になった。

「ふふふ・・ 面白い余興の始まりだ・・」


そう呟くとローラは部屋の奥の闇に消え

ザミエルは正面の扉からその部屋を立ち去った。

Re: —聴こえない雨の詩——vs東軍 ( No.13 )
日時: 2011/02/07 22:23
名前: しずく (ID: sluLeqWs)

■キャラクター紹介■


東軍

ローラ・ジェイムス(ローラ)【男】 17歳
 東軍、第一部隊の副隊長。若いながら実戦で活躍するので周りからも期待されている。前髪で右眼がおおわれているが、その右眼を見た者は誰もいないという。
 軍隊には7歳のころ、住んでいた国柄で入ってきた。その頃から戦いに抵抗感がなく、進んで戦っていた。まさに生まれながらの才能だろう。

 性格はかなりの自信屋で、いつも約束された勝利を楽しんでいる。自分がこの世の中心という考えを常に頭にいれ、周りは自分のための駒と考えている。人を常に見下しているが、唯一認めた存在がザミエルだったとか・・。性格の裏と表がはっきりしている。


ザミエル・バッカス(ザミエル)【男】 43歳
 東軍、第一部隊の隊長。最年長ではないものの、部隊の中では一番尊敬されている存在。額に大きな傷があるが、その傷が何故出来たのか知る者はいない・・。
 軍隊には20歳のころ、試験を受け入ってきた。入ったなりは武器を使うことに抵抗があり、肉弾戦を好んでいたが、3年後、突如武器をとったという。

 性格は裏と表が何層も重なっというよくつかめない性格。色んな顔を持っており、軍の中では百面相といううわさも・・。
普段は温厚であまり怒りを出さないが、戦闘となると必ず本気を出し普段からは考えられない姿になるとか——。

Re: —聴こえない雨の詩——vs東軍 ( No.14 )
日時: 2011/02/08 20:06
名前: しずく (ID: sluLeqWs)

第二章2/3
[東軍]


「この作戦に反論がある者はおらぬか。」

一筋の声が通る。

今は第一回対西軍作戦会議の最中だ。
その中心の席に座るのは勿論ザミエル・バッカス。
東軍の第一部隊隊長である。

その隣に身をおくのはローラ・ジェイムス。
若きながらその戦闘力で第一部隊副隊長となった。

「反論などあるはずがありません。この作戦は完璧です。」

会議室がざわめく。
「何であんな自信満々なんだ・・」
「自分が提案したからって・・」
などと文句を言う者もいた。
しかしその反面で
「いや。しかしさすがに素晴らしい作戦だ・・」
「皆が反論できんのも無理はない。」
などとローラの作戦をたたえる者もいた。

刹那。ギロッとローラの視線が文句を口ずさむ者にいった。
一瞬にして場が凍りついた。

カッカッと軍靴をならしてローラは会議室のとある席へ動いた。
自分の作戦に文句を口ずさむ者のが座っている席だ。

「おい。そこの者・・。名を名乗れ。」
ローラが鋭い視線を放さないまま、文句を口ずさんでいた者に問う。

「はっ! 自分は第3部隊副隊長コラム・リドニーと申します!」
「・・ そっちは・・」
「自分は第4部隊副隊長ワーム・カイルです!」

「・・ 2部隊揃って隊長不在とは・・ 何故だ。」

「第3部隊隊長はただいま隣町へ外出しております!」
「第4部隊隊長同じく外出しております!」

「そうか・・ では今はお前らが隊長代わりという事か・・」
「ならば」
「身をわきまえてはどうだ? 私はお前をこの場から消すことなどたやすい・・。 それに、もし私の作戦に異論があるのなら反論してはどうだ?」

部屋中にはりつめた空気が充満する。
特にコラムとワームは指先まで神経がいき、緊張した顔つきでローラを見ていた。

その時
パンパンッ という音が部屋に響く。
誰もがその音の出所に振り向いた。
「もうその辺にしないか。それに最終決定権は私にある。二人の処分はしないさ。」
音と声の主は  ザミエルだった。

ローラはフッと笑い自分の席についた。

その様子をザミエルはやれやれという目で見た。
しかし、この自身こそが彼を動かす物だと知っていたからこそ、ローラの行動を否定しなかったのはザミエルらしい。

そして部屋中の注目がザミエルに移された時、ゴホンッと咳払いをしてザミエルは言った。

「これにて第一回対西軍作戦会議を終了する。各自確認するように。では   解散」

Re: —聴こえない雨の詩——vs東軍 ( No.15 )
日時: 2011/02/08 20:09
名前: しずく (ID: sluLeqWs)

何か2章の2/3単純すぎて意味が分からないww((
自分で言うのもなんですが・・ はい・・;

まぁ・・
別に元々そういや作戦のシーン書かなきゃって思って書いたのであんま本編にいれるつもりはなかったのだからいいよね!((((ハ。

すみません;
もうなんじゃコレw って笑ってやってください;


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