ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- Vampire†Blood
- 日時: 2011/01/26 17:09
- 名前: アキラ。 (ID: STEmBwbT)
- 参照: アキラ⇒アキラ。になりました。 「。」←これ重要
.
スレッドたてたけど消えたので。
もっかい作ります
≪ 登場人物 ≫
ミヤザネ
□宮座音 リカ
女子高生 黒い短髪に薄い赤眼を持つ。
宮座音家の養女になる前の記憶が曖昧。
過呼吸持ち。
ミヤザネ
□宮座音 ナギ
23歳 リカの義兄 父親・リキの経営する豆腐屋を
手伝っている。
仏頂面で寡黙だが、妹想いの優しい性格。
カツラギ
□桂木
三十代ほどの優男 とある研究所のリーダー。
薄笑いを浮かべており、真意の読みとれない
不審な男。
□イバ
数年前に越してきた少年 本名は不明
リカと同い年ほどで仲が良い。 兄貴肌。
白髪なため、よく噂されている。
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- Re: Vampire†Blood ( No.3 )
- 日時: 2011/01/27 16:52
- 名前: 黒凪 (ID: bQbYMR0G)
元、時雨です。
ジャージさんにコメントしようと思ったけど
もういろいろ進んでて書きにくかった……。
というわけで、これはちゃんとコメントするぜ、みたいな意気込み。
がんばってください。
- Re: Vampire†Blood ( No.4 )
- 日時: 2011/01/29 09:07
- 名前: アキラ。 (ID: STEmBwbT)
バグったんでしょうねー←遠い目。
はい、微妙に改名デス。 微妙過ぎてもう「。」←これなくていいじゃないかと思いますか? 思いませんよね。
そういう問題です笑
>緑紫さん
お久しぶり&コメありがとうございます(>_<)ノ
頑張りますので、応援よろしくお願いします(*^^)v
>黒凪さん
- Re: Vampire†Blood ( No.5 )
- 日時: 2011/01/29 10:32
- 名前: アキラ。 (ID: STEmBwbT)
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1章
『 ある日曜日 Oneday 』
「いい加減起きろ、リカ」
日曜日は、どうしても起きるのが昼過ぎになる。
夏休みになって、もう三週間ほど経つ。 明日はどうせ学校が無いと思うと、どうしても夜更かししてしまう。
そういう時は、義兄であるナギに起こしてもらう事にしている。
「日曜だからってそんな寝てばっかだと草になるぞ」
「……ならないよ」
意識が覚醒して、差し込んできた日の光の眩しさに顔をしかめる。
顔を背けると、視界にナギの姿が映った。
「オハヨ」 「おはよう、ナギ」
リカは寝ぐせの少ない短髪を掻きながら、むくっと起き上がる。 眠たそうな半びらきの目を開け、
「よし。 着替えるか」
人口も少ない田舎町。 商店街から少し離れた所にある豆腐屋が、リカの家だ。
一階に行くと、父親であるリキが珍しく豆腐の下ごしらえをしていなかった。
「あれ、お店休みにしているんだ」
「おっはよーリカ。 そうだよ、パパは今日ね、フレンドリーな友達が来るから、お店は休み!」
妙なハイテンションはいつものことだ。 四十代とは思えないほど若々しい。
ナギが淹れてくれた牛乳を飲みながら、
「友達ねえ。 お父さんの友達って、みんな都会に行っちゃったんじゃなかったっけ?」
「だから、貴っ重〜な友達なんだぞリカ〜。 ナギとリカは邪魔しないようにどっか行っててねえ」
「女じゃねえよな」
ナギの質問に、
「残念だけど、女じゃないんだな〜。 おっと、もう少しで来る。 お二人さんは悪いけど、しばらく外で時間潰しててくれ」
リキは苦笑して答える。
ナギも、それはないだろうと思った。 リキは一途な男だ。 母親が死んでも、再婚はしなかった。 リカを養女に迎えた時も、弱音を吐かず頑張ってきた。
「んじゃ俺は連れの所行ってくるわ。 リカは?」
「イバの家に行こうかな。 ゲーム貸してくれるって約束してたから」
「了解。 んじゃ親父、適当に戻ってくっから」
ナギとリカが部屋から出て行く。 一人残されたリキは、どこか安堵の笑みを浮かべたが、
「──悪いな」
すぐにそれは消えた。
どこか苦しむような、痛むような表情に変わった。
- Re: Vampire†Blood ( No.6 )
- 日時: 2011/01/29 12:42
- 名前: アキラ。 (ID: STEmBwbT)
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ナギと別れ、リカは近所に住むイバを訪ねた。
数年前に此処に引っ越してきた彼は、白い髪をしている。 本名も年齢も分からないし、学校にも行っていない。 ただ、優しい目をしているので、安心する。
「………どうしたんだよ」
「お父さんのお客さんが来るからって、追い出されちゃった。 中入れてくれないかなー」
「──いいけど、俺まだ寝巻なんだよね」
イバはノースリーブのティーシャツに、下はジャージを着ていた。 眩しいほどの白髪はまだ寝ぐせだらけだ。
中に入ると、男子の一人暮らしとは思えないほど綺麗に片付いている。
「相変わらず綺麗だね。 私の家も掃除してもらいたいかも」
「ああ? お前ン所ならナギの奴がいるじゃねえか。 そいつにやってもらえ」
「ナギの部屋は綺麗なんだけど、お父さんの部屋は汚いんだよね」
僅かに、イバの表情が曇った。 しかし、すぐにそれは晴れて、
「なあ、喉渇いてねえか?」
「え? ──ああ、最近はよく渇くよ。 夏だからかな。 酷い時には喉が痛むほど渇く」
「水、飲むか? 外暑かっただろう」
コップに注がれた水を飲み、息をつく。
「イバって、よく私の事分かってるよね」
「そうか?」
数年ほどの付き合いだと言うのに、血の繋がった家族のようにさえ思う時がある。 それは気のせいだろうか?
「よく、分かってくれてるよ」
同じ時刻───
リキは、一人の男を向かい入れていた。
桂木と名乗った男はニヤニヤと薄気味悪い笑みを浮かべている。 きている服も黒くて、まるで喪服のようだ。
そこには、『フレンドリーな友達』 という雰囲気はなく、重苦しい空気が漂っていた。
「やはり、来たか。 少し早かったな。 その服じゃ暑かっただろう」
「世間話は止めましょうか、宮座音リキさん。 私は何も、あなたとオトモダチになりたい、なんて思っちゃいませんから」
心をなぞる様な、不気味な声色。 人を試しているような、挑発的な目がリキを見た。
「さて、本題に入りましょうか。 ──宮座音リカの事です」
ゴクリと喉を鳴らし、リキが覚悟を決める。
「分かっている。 そのために、リカとナギを外したんだ」
「まあそうでしょうね。 まずは、話の根本的な所から言いましょうか。 あなたも知っている通り──、」
「リカは、人間ではありません」
- Re: Vampire†Blood ( No.7 )
- 日時: 2011/02/15 22:40
- 名前: 氷兎 (ID: 8hgpVngW)
じゃあ何だあああああああ((
すいません。
はい、イバくん好きです大好きです愛してます結婚してください←
もうホントッ好き!!
それと、アキラさんのブログ行けないんですけど……
もしやアメーバに変えましたか??
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