ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- ロード・ザ・ブラック 【遥かなる大地】
- 日時: 2011/01/31 17:47
- 名前: 狂音 (ID: hFRVdxb.)
どうもこんにちは
どうせ、途中で終わるだろ。とか言わないで下さい
冒険モノを書きたいな。なんて思って気まぐれではじめたなんて口が裂けても言えない……
まぁ、基本的には
・狂音?俺アイツ無理w下手すぎるw
・よっしゃ、中傷大会だ。やっは〜っ!!
という人はUターンで
・狂音?誰?まぁ、一応見てみるか
・目が腐るのを覚悟で見てみようか
という方はカモンです
まぁ、早速始まりますので……
- Re: ロード・ザ・ブラック 【遥かなる大地】 ( No.1 )
- 日時: 2011/01/31 18:14
- 名前: 狂音 (ID: hFRVdxb.)
此処は“巨大なる世界”
此処に住む住人には“神の家”(ゴッティスハウス)と呼ばれる世界
正確には“世界”ではなく“国”なのだが
その地にいる人類の民族。人種が多い為、“国”ではなく“世界”と普段は呼ばれている
まぁ。その“国”の面積がこの星。“ディールラ”と呼ばれる惑星のほとんどを占めている。というのも此処が“世界”と呼ばれる理由の一つでもあるのだが
“ディールラ”は宇宙に存在する惑星の中でも格別で大きい。その大きさは永遠に拡大し続けているブラックホールでも、まだまだ“ディールラ”と比べるとちっぽけなものと思えるほどの大きさ
その“ディールラ”のほとんどを占めているのだから、“巨大なる世界”は果てしない
何故、“巨大なる世界”は分離しないのか?
そう疑問に思う、“巨大なる世界”に住む、人類は少なくはないだろう
何故、分離しないのか
その答えは簡単だ。“巨大なる世界”の有力者は、小さき物を好まないからだ。
この国は大きく分けて、七つ。種族が存在している
その種族のことはまた、後で説明するとして
その七つの種族から七人。つまり、一つの種族から一人、代表者を選ぶ。其の七人が国の有力者として扱われる
何故か、毎年必ず。“大きいものを好む”人間が選ばれる
其の有力者達は少しでも……少しでも大きいほうが良い。そう考えているのだ
つまり、分離することで国が小さくなるのは不愉快だ
と、いう理由でこの国は分離しないのだ
結局はこの星も地球と同様人類の感情により、動いている星なのだ
この国は、人類や他の生き物達が多く共存している
今現在、発見され、名付けられている生き物は凡そ、五億種類。
発見されていない生き物や、発見は既にされているが、名付けられていない生き物を合わせると単位は“億”から“兆”に変わる可能性もある
まぁ。代表的なのは……
この国。いや、星全体に生息している“グラドン”だろうか
グラドンは見た目は小さな鼠だが、その凶暴さ。そして、其の小さな身体からは考えられない怪力で恐れられている生き物だ
それから……“マデン”や“ロンデル”……
そうそう。大事な生き物を忘れていた
この国の七つの族の守り主。“竜”
- Re: ロード・ザ・ブラック 【遥かなる大地】 ( No.2 )
- 日時: 2011/02/01 18:24
- 名前: 狂音 (ID: fRqJ.hcc)
“竜”
それはこの国の影の支配者と言っても良いだろう
表の支配者は勿論、“有力者”達だ
“竜”はこの国に存在する各民族の守り主
其々、その民族が最も多く存在する“地”に生息する
此処の民族は七つ。その話は前にしただろう
まぁ。その七つの民族について詳しくはなそうか
七つの民族は其々名前がある
ズィン族、ダンジ族、ギャレス族、マドリ族、ジア族、ゲルド族。
そして、イソル族
その七つの民族其々を守る竜は七種類
そして、この国の全体を守る竜が一種類
竜の名前は其々の民族の名前と同様である
この国の民は自分の民族の竜を篤く信仰する
其れは勿論、竜が自分達を守っていると信じているからだ
竜の見分け方は簡単。竜は必ず眼がある
其の竜の眼の色で見分けてほしい
ズィンは赤。ダンジは緑。ギャレスは橙。マドリは青。ジアは藍。ゲルドは黄。イソルは紫
もし、君達。この国の決まりを知らない奴が居たら注意してほしい
この国は自分の竜を敬わないと“追放”または“死刑”となってしまう
それだけは気をつけて欲しい
今回の話はそんな七つの民族のうちの一つ
イソル族のとある少年の物語
早速、はじめようか
- Re: ロード・ザ・ブラック 【遥かなる大地】 ( No.3 )
- 日時: 2011/02/03 17:45
- 名前: 狂音 (ID: fRqJ.hcc)
「エド! 早くしなさい! 皆待ってるよ!」
「ぅるせぇんだよ。ババア!」
四十代前後の見た目の女性が朝の五時だと言うのに大きな声で言葉を発している
その声にまだ、変声期の途中かという程の声の低さの少年の声が返事を返す
「誰がババアだ! 早くしなさい。今日は大事な日なんだろ!」
朝日がまだ、少ししか出ていない土曜日。この日、同時に七つの冒険が始まった
「だからっ……うるせぇって言ってるだろうがぁ!」
「うるさいじゃないよ! まったく……旅の初日だっていうのにそんな調子でどうするんだい」
この仲の悪そうな女性と少年を見て、外にいる少年二人が声を出した
「おばさんの言うとおりだよ。もう僕達は準備出来てる。後はお前がくれば良いだけなんだから。早くしてよね! エド」
「………俺も出来ている」
エドと呼ばれた少年はその二人の少年に向かって「はいはい」と適当な相槌を打ち、家の外に出た
「よし。これで準備は出来たね。じゃあ、行って来な。そして、勇者になって戻って来るんだよ」
この声に三人は無言でガッツポーズをし、外に歩み始めた
何故、こんなことになったのか?
全ては国の“有力者”の失態から始まったのだった
- Re: ロード・ザ・ブラック 【遥かなる大地】 ( No.4 )
- 日時: 2011/02/03 18:12
- 名前: 狂音 (ID: fRqJ.hcc)
「おい! どういうことだ!? 他の国の竜がこの国へやって来ただと!?」
王宮に響き渡る、一つの怒声
「すみません!」
そして、その怒号の主の前で頭を地面につけ、謝っている者が七人
「まったく。この国も落魄れたものだな! この国の“有力者”の位置についている人物が、他の国の竜の進入を許すなど!」
「ぐうっ……!」
怒号の主。この国の“国王”は“有力者”のうちの一人の頭を踏みつけ言った
「この事件。どう始末を取るつもりだ!」
“有力者”……。“マドリ族”代表の人物。ドリニカの頭から足を下ろし、国王は言った
そして、その国王の質問にズィン族代表の人物。ガーレが返答した
「はい。そのことですが----」
「----其々の民族の“勇者”に他国の竜。七体を倒しに向かわせようと思います」
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