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ロザリオ
日時: 2011/02/04 22:18
名前: いちご (ID: bF4j0KZ2)

こんにちは♪
いちごですっ*。+☆知ってる人は見て言ってね♪
2作目というかこの小説が自分の小説始めたきっかけ!?みたいな小説だから、こっちの方がおもしろいと思うよ   ((≧0≦))//♪

まっ、間違えてクリックしちゃったっていう人もちょいとだけ見て言ってね☆

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Re: ロザリオ ( No.1 )
日時: 2011/02/04 22:27
名前: いちご (ID: bF4j0KZ2)

第1話*。+出会い+。*

大きな街の、どこにでもあるような喫茶店の前に、二人の青年がいた。

「……行ってくる」

「早く戻ってきてよ。泣かれたら困るから」

短い会話を交わして、青年の一人が立ち去って行った。

残った金髪の青年は、両手で抱いていたものを抱えなおして、喫茶店に入っていく。

「いらっしゃいませ」

入口近くのカウンターの席に座った青年は、珈琲を頼んで、両手で抱いているものを見下ろす。

青年が抱いているものは、まだ一歳にも満たないと思われる、小さな赤子だった。青年の腕の中で、赤子はすやすやと寝息を立てている。

 持ってこられた珈琲をゆっくりと飲みながら、青年はぐるりと辺りを見渡した。何処にでもあるような喫茶店なのに、店は結構混んでいる。

 休日のちょうどお昼の時間帯なので、外食する人が多いのだろう。

 ぼんやりとそんな事を考えていると、青年は背後から声を掛けられた。

「…すみません、隣いいですか?他に席が空いてなくて」

 振り返ると、十六歳かそこらの少女が立っていた。


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