ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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†デスゲーム—勝者無しの殺人ゲーム†完結!参照100突破!?
日時: 2011/02/25 19:28
名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: 3HjnwYLE)

クリックヾ(●>д<)ノThank You !
玖龍と申します、はじめまして!
短編小説です。
2、3日で終わらすぞ(キリッ

注意事項↓(゜ロ゜*)ノ

○少しだけグロい表現があります。苦手な方はご遠慮ください><
○残念な文章力でございます。神文をお求めの方、Uターンで;

それでも残ってくださるんですか(ノД`)・゜・。
心優しいあなたには、とあるゲームに参加いただきましょう。

準備はいいですか?
It's showtime!


——そのゲームは、参加した人全員が死ぬ、殺人ゲームだった——


#1 >>2 番外編 プロフィールコーナー
#2 >>5 #1 >>9  レイ編 >>21
#3 >>6 #2 >>22
#4 >>7
#5 >>10
#6 >>11
#7 >>12
エピローグ >>13



参加者様—

爽 様
アガサ・リスク 様


生き残れましたでしょうか?—

—謎が解けた探偵様—

アガサ・リスク 様

—おめでとうございます!—

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Re: †デスゲーム—勝者無しの殺人ゲーム—†  ( No.10 )
日時: 2011/02/12 19:42
名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: 3HjnwYLE)
参照: だぁっ!我慢できん!!完結させるぞぉ!!w

#5


———あれから何時間、いや、何日たったのだろう。
二人の服は、紅く、返り血に染まっていた。

7人もの人を殺してしまった。

生き残るため、と思い込んで、後悔を踏み潰す。
でも、生き残ったんだ。
実際、私とマイしか残っていない。

でも、帰り方がわからない。
見たところ、ここは地球じゃなさそうだ。
こんな真っ白で何もないところ、地球にあるはずがない。


考えるのをやめた。
二人は、精神的にも体力的にも限界を超えていた。


「もう、誰も殺したくない。帰りたいよ・・・。」

本音が漏れそうになったとき、またあの人でない負のオーラを感じて振り返った。

『ふぅん。なかなかだね。二人で七人もの大人を片付けたの?褒めてあげるよ。』

怖さと疲れで私たちは反応できなかった。
クロは続けた。

『残ったのはいいけど、戻れるのは一人だよ、一人☆』

二人が表情を変えた。
そうだ。もともと、「二人で勝ち残ろう」なんて、無理だったんだ。

「ねぇ、あんた、こんなゲーム、何が楽しいの—?」

マイが言った。
その声は、小さくも力強かった。

『何がって?ハハハッ、面白いんだよ!我が生の為に人を殺す、その人間の姿が面白いんだ!』

ふざけた言葉だ。
私は歯軋りをして、手に持った銃を握った。

「ふざけるなぁあ!!」

パシュ

弾は当たった。

『クスッ』

クロが消えた。かすかな笑い声を残して。

Re: †デスゲーム—勝者無しの殺人ゲーム—†  ( No.11 )
日時: 2011/02/12 19:52
名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: 3HjnwYLE)

#6


力が抜けて、座り込んだ。
と同時に、辛い現実があふれ出して、涙になった。

人を殺したこと。カレンが死んだこと。

二 人 で 戻 れ な い こ と 。

私は、横にいるマイに言った。

「どうしよう、戻れるのは一人なんだよ・・・!」

マイは眼に涙をためて、答えた。

「レイが死ぬくらいなら私が死ぬ!」

「私・・・、二人で戻りたいよ・・・。」

マイは泣きながらナイフを逆手に握り、微笑んだ。


「有難う。私、レイにあえて本当にうれしかった。私の分まで、生きて・・・!!」



ザクッ




「マイ——————!!!」




真っ白な空間が歪み、回るのが霞んで見えた。

Re: †デスゲーム—勝者無しの殺人ゲーム—†  ( No.12 )
日時: 2011/02/12 19:55
名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: 3HjnwYLE)
参照: 6と7、離さなくても良かったな

#7

次に見えたのは、見慣れた自分の部屋と、パソコンの画面だった。


「マイ・・・!!」


私は、泣いて、泣いて、泣いた。
涙の枯れ果てるまで———

Re: †デスゲーム—勝者無しの殺人ゲーム—†  ( No.13 )
日時: 2011/02/12 20:00
名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: 3HjnwYLE)
参照: エピローグ入りマス☆


———あれから2年がたち、私は中学生になった。

もう、あのゲームのうわさは聞かない。
夢のような話だった。

けど私の隣にマイはいない。

ゲームが終わっても、引っかかることがある。

あのゲームに参加したのは十人。
被害者は十人。

私 は 今 、 生 き て い る の だ ろ う か ?




考えようとしてやめた。
あの日のことは思い出したくないし、
思 イ 出 セ ナ イ カ ラ 。

Re: †デスゲーム—勝者無しの殺人ゲーム—†  ( No.14 )
日時: 2011/02/12 20:02
名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: 3HjnwYLE)

あ と が き ★

えー、1日で、完結してしまいました;
最後、少し謎が残るようにしたのですが、わかったでしょうか?
わかった!!
という方、コメントよろしくお願いします♪

                   短い間でしたが、有難うございました!!


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