ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 〜孤独と仲間〜
- 日時: 2011/02/16 21:44
- 名前: 聖也 (ID: Pc9/eeea)
初めまして!!
クリックありがとうございます。
小説を書くのは初めてです。
変な日本語をたまに使うかもしれません。
完全なルーキーなのでマナー違反などしていたらおしえてください。
コメント・アドバイスくれたらうれしいです。
はぁ〜〜〜
僕は真っ白なノートに腕をついた。
暑い・・・・・・・
つまらん・・・・・・・・・・
キョーミなし・・・・・・・・・
まだ3限目だ。この数学が終わっても5限目には社会6限目には理科がある。
はぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
僕の名前は藤崎紫苑
中学2年生現在睡魔を募集中!!
隣に座っているのは原田楓コイツは気持ちよさそうに寝息を立てて堂々と眠っている。
僕はそんな彼女の横でノートも取らず睡魔を呼びつづけている。
1・2限目で爆睡してしまったためいつものように眠れていないのだ。
ああ
眠りたい眠たいからではなくただ暇だからだ。
ちらりと楓をみた
ホントーにきもちよさそーに寝ている。
これぞまさにスヤスヤと寝ているだろう。
僕は一人で納得した。
楓はぼくが中学校に入学したと同時に隣の家に引っ越してきた。
それから町の案内だの学校の行き方だのいろいろ教えさせられたのを覚えている。
そのおかげでとても仲がイイ。
暇だしノート取るか。僕は汚い字でノートをとりはじめた
ノートを一行取った所で、
「じゃあ今日はここまで」
先生が言った。
よっしゃ〜〜〜〜!!!!!! おわった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!
「おい紫苑!ノート取ってる?」
「ううん取ってるわけないやん。」
ぼくは、笑っていった。
「まじ!?」
僕に話しかけてきたコイツは松永真也
親友ってやつだと思ってる。
「じゃあどうすんだよ。おまえ」
「楓に借りるからだいじょーぶ」
「楓って寝ながらでもノート取れるのか?」
真也は驚いている。
「夜貸してもらうから」
真也はもっと驚いた。
「夜?そんなに仲良かったっけ!?」
完全に勘違いしている。
「ちがうわ!!」
僕はあわてて説明する。
「窓から貸してもらうんだし・・・」
僕と楓の部屋は向かいあっているため手をのばせば握手だって余裕でできる。
「なんだ〜〜お前におれより先に彼女できるわけないか」
「失礼なヤツだ」
「ちょっと!!」
隣で楓が目を覚ましたようだ。キョロキョロしている。
「おはよー」
「授業終わったんなら起こしてよ!!」
楓はくちもとをしきりに触っている
「気持ちよさそうに寝てたから・・・」
僕は言った。
「今度から起こしてね」
楓はいいながら口をさすっている
「鏡はつかわなくていいよ」
僕は楓がよだれを気にしてるのだろうと思ってさりげなく教えた。
楓はきずいたみたいで口からてを話した。
「楓!!」
楓の友達明日香が来た。
「ねぇ今日の夜家抜け出せる?」
「うん 大丈夫だよ。」
「あんたらは?」
明日香はぼくらにも聞いた。
「全然大丈夫」
「OKだぜ」
「オイオイそんなに呼んで大丈夫か?」
弘樹がぼりぼり頭をかいて聞いた。
「ねぇ何するの?」
「へっへ〜〜〜 この学校の七不思議知ってるよね?」
「美術室のヤツ?」
「ビンゴ!!それを確かめんの」
「マジ!!」
七不思議・・・
昔この学校の生徒だった子をおそった不幸な事故・・・
真夜中に永遠に完成できない絵を恨めし気に見ているという・・・
「ウソっぱちさ」
真也が鼻で笑った。
「ぬけちゃダメよ!! あんたの力がいるんだから!!」
「力」
真也はきょとんとしてる。
「鍵ね」
楓がいった。
「そう 学校のマスターキーを持ってるのはお前だけだからな」
なるほど真也はマスターキーを持っている。1年生の時に僕と二人で手に入れたヤツだ。
「心配すんな。俺はちゃんと参加するぜ。トランプを取り返さなきゃならねぇ」
「じゃ今日の11時半にね」
「早いな・・・」
「だって12時すぎたら怖いじゃん」
怖いって・・・うろつくのは12時こえるのに
「紫苑は?」
楓が聞いた。
「もちろん行くさ!!」
そのあとの授業は意外に早く時間が過ぎた。
11時15分僕の部屋に楓が忍び込んだ。
部屋が近いのでこんなこと簡単にできる。
「真夜中にいい年の男と女が二人っきりで」
楓が横目で僕を見る。
ジョーダンで言っているのがわかった。
「それもいいね。今日は学校に行かずに二人で・・・」
僕は楓の手をつかんだ。
ぱっと楓の顔が赤くなった。
「ごめんふざけた。」
僕はそれだけ言うとロープを窓から下した。このロープは公務員室にあったものなんてとてもいえない
楓をまず下に下ろすと僕も降りた。弟がロープをどこかに結んで窓を少しあいた状態にする。
弟ってやさしくしてると、いいヤツになる。
11時半
学校の前にはもうみんなそろっていた。
「さて行くか」
「校門開!!」
真也が鍵であける。
ギギィ
校門は音を立ててあいた。
この音を聞いて鍵で校門があいたという当たり前のことで少し感動した。
「しびれるな・・・」
真也が目をつぶって言った。
真也と僕は変な所で気が合う。
「行こう」僕はみんなの前にたって歩いた。
夜の学校は暗くて非常口の明かりがたまにあり月明かりで廊下はてかっとしている。
昼間あんなにうるさい学校がこうも静かになるとかなり不気味だ。
静かすぎて足音がやたらに響く・・・
「・・・」
「・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」
みんなは押し黙ったまま歩いて3階の美術室に向かった。
Page:1 2
- Re: 孤独と仲間 ( No.7 )
- 日時: 2011/02/13 15:08
- 名前: 羅螺 (ID: 9QYDPo7T)
先ほどはコメントありが㌧でした!
面白いですね!!!
現実的で、睡魔を呼んでるとか・・・w
更新も早いですね☆私も見習わなきゃ・・・!
更新頑張ってください!
- Re: 孤独と仲間 ( No.8 )
- 日時: 2011/02/13 15:11
- 名前: 聖也 (ID: w/o6P.S0)
ありがとうございます。
頑張ります!!
- Re: 孤独と仲間 ( No.9 )
- 日時: 2011/02/13 22:32
- 名前: 聖也 (ID: w/o6P.S0)
くそっ!!
ふんっ!! はっ!! いっ!!
息をすることくらいしかできない。
落ち着け〜〜〜
深呼吸だ
スーーーーーーーーーーーーーーーーー ハァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
いっせ〜の〜〜でぃ!!!
体に力を入れる。
クラリ
座っていたのがさっき力をかけたので急に倒れてしまった。
ベッドに寝転んだ状態だ
Sit!!!!
わざわざ英語で悪態をつく。
紫苑・・・どうしたんだろう?
朝からずーっとからっぽの席を横目でみた。
もう4限目なのにな・・・
真也から朝起きたことは聞いていた。
紫苑は運動神経がいいほうだから門の隙間に倒れこむなんて信じられないことだ。
ましてやあんな平らな地面の上で!!
またちらりと紫苑の席を見る。
紫苑の席と一緒に窓のそとの月も見えた。
私はこの昼間に見える月が好きだった。
3行しか取ってないノートの隅に落書きを始める。
月と友達の似顔絵・・・
みんな笑ってる。
その隣に自分も描く
とくに紫苑の顔は喜怒哀楽すべてかいた。
影もつける。線もくっきり書いた。
絵には自信があるほうだ。このクラスでもトップだと思う。
そのまま私は紫苑の喜怒哀楽をリアルに仕上げていった。
時計を見るとあと5分程度で授業は終わる。
紫苑いつまで授業サボってんだろう。
終わったらよびに行こうかな
授業がおわるとすぐに真也と明日香それに弘樹の昨日の夜に集まったメンバーで保健室に向かった。
保健室の先生はお昼に言ってるみたいでいなかった。
「オイッ!! いつまでサボってんだよ!!」
真也がカーテンを開ける。
紫苑はそこにはいなかった。そこにいたのは真衣だった。
「今日も夜来てくれるよね?」
「紫苑は!?」
私は半分怒鳴って紫苑の姿を探した。
隣のベッドにもいない。
「来てくれるって約束したら返したげる」
真衣はほら断ってごらん というように顔をのぞきこんでくる。
今の真衣は夜の時と違ってとっても色薄くて透けていた。それでもちゃんと見える。しかもベッドに座ってる。
「来るの?来ないの?」
真衣は少しイライラして言った
「いかねーよ!」
弘樹は言い返した。
「じゃ紫苑はあたしがもらうから最後の言葉があったら伝えとくよ」
真衣はさらりというとベッドから降りた。
「行くわよ!!」
明日香が言った
「もち行くぜ。紫苑を本当に返してもらえるならだけど」
「私だっていくわ!」
本当は私が一番さきに言いたかったのだけど・・・
「あんたは? どうすんの?」
弘樹に聞く。
「いっいくさ」
「じゃあかえしてあげる」
ガサゴソ
紫苑がベッドの下から出てきた。
「もっと早く見舞いにくると思ってたよ。」
紫苑は体をねじって背骨をボキボキならした。
「なにしてんだよ!?」
真也が聞いた。
「金縛りかな???」
「ていうか今日も来なきゃだめなのか・・・」
弘樹は肩をすくめている。
さっさと成仏すりゃいいのに!!
私たちは今日も11時半に集まるやくそくをした。
- Re: 〜孤独と仲間〜 ( No.10 )
- 日時: 2011/03/07 20:31
- 名前: 聖也 (ID: SZKU6Vs0)
11時僕はもう準備万端で懐中電灯やアメ玉などお清めの塩までも用意した。
コンコン
窓がノックされる。
楓だろう11時15分に出発するのに早いな・・・
窓を開けると楓が腕組みしてこっちをみていた。
「そっち いっていい?」
楓は僕がイイよも言ってないのにもうこっちの窓に足をかけていた。
「どうしたの?」
楓は僕のベッドに座ってソワソワしてる。
「わたし・・行きたくない・・・」
何をあたりまえなことを言ってるんだ?
僕だって怖いし眠いし行きたくない。
「僕だって行きたくないさ」
楓の隣に腰掛けながら言った。
「君今日は行くの止めとく?」
「紫苑も行かないの?」
「ううん・・僕のせいでみんな行かなきゃいけなくなったんだし・・」
まぁ僕のせいっていうのもおかしいけど
「じゃあ私も行く・・・」
無理しなくていいのにな。
それから二人で学校に向かった。
校門の所でみんなと合流する。
また鍵で門を開けソロリソロリと中へ入っていった。
「おっはよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
こんばんわだろう
真衣が下駄箱の前で待っていた。
「宝さがしゲームだよ♪」
また幼稚なことを・・・
「これも成仏に必要なのか?」
弘樹は聞く。
「うん!!!!」
「じゃあチーム分けね」
真衣はいつの間にかくじを持っている。
真衣以外ならだれでもOKだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!
割り箸で作ったくじの先には
『1番』
と書かれていた。
「紫苑と明日香・楓とひろちゃん・あたしと真也ね。」
「オイ!!」
真也が反論しようとする。
「決まり 決定!!」
真衣はピリオドを打った。
「まずは紫苑と明日香がこれを学校内のどこかにかくして」
そういって真衣は僕にハンカチを渡した。
フツーだな。
「隠したら視聴覚室にきてね。あすこならちょっとは涼しいからさ。」
「わかった。」
僕はハンカチをポケットに突っ込んで明日香と一緒に歩きだした。
「どこに隠す?」
「ちょー簡単なとこにしようよ それで早くおわらせるの」
「うん 簡単なとこってどこだ?」
難しいところなら簡単に思い浮かぶのに
かんたんな所はあまり思いつかない。
結局僕たちは校庭の木に結んで視聴覚室に向かった。
「早かったね」
視聴覚室には懐中電灯とトランシーバーを持たされた3人の人間とニコニコしながら真也のてを引っ張ってる幽霊が待っていた。
「見つけたら連絡してすぐ戻ってこれるように」
「じゃ見つけられなかった方の負けね。」
真衣はそれだけ言うとすぐに真也を連れて出て行った。
楓と弘樹が出ていくと僕らはさっさと成仏させるための作戦を小声でねった。
結局大したアイディアはでなかったけど・・・
楓と弘樹は8分で帰ってきた。しばらくして真衣たちも帰って来る。
「じゃ もう一回くじ引いて。」
真衣がくじを持って言った。
今度も真衣と違う組み!!
3番・・・
「楓と明日香・ひろちゃんと真也・あたしと・・・
頼む言うな!!
紫苑ね」
あっ
簡単に言われちまった。
「じゃあ真也たち隠してきて。」
真也は
「おうっ!!まかせろ!」
威勢よくそういって僕に
「キンチョーしなくていいぞ・・・真衣は結構いいヤツだ。」
そう言い残して出て行った。
いいヤツ・・・なのか僕を金縛りにかけて3時間も放置したり、一人はさみしいから僕を幽霊の仲間にすると言ったりするのに?
ちょっと信じらんない・・・
視聴覚室に真也たちが帰ってくるとぼくらは1年の学年塔にやってきた。そこで真衣が僕に聞いてきた
「君・・・どんかん?」
いきなりなんだ!!
「お前に言われたくないぜ」
僕も言い返す
「楓」
???
楓がどうかしたのだろうか?けがか?金に困ってる?真衣のことでノイローゼに?
「ぜーんぶはずれ。やっぱり君は気づいてないんだ。」
はい???
「はい? じゃないの!!」
「心が読めるの?」
「うんっ!!あれ?言ってなかった?」
「初耳・・・」
「そうなんだ君どんかんじゃないね。」
もちろんだ!!
で楓がどうしたんだ?
「へぇ楓ちゃんのこと心配してるんだ。」
「べつに・・・気になるだけさ」
「それを心配というのだよ。」
そんなことはどうでもいい!!楓がどうしたんだ。
「あのねぇ人のはな・・」
僕は真衣が言い終わる前に聞いた。
「楓がどうした!!」
真衣はすごく驚いてた。
「落ち着いてべつに急ぐことじゃないんだ。 言うよ・・・」
早く言えもったいぶらせて詰まんなかったら切れるぞ。
「楓はね・・・」
うむ それで
「君のことが・・・」
僕がなんだ?
「好きなんだ。」
シーンとする
好きなんだこの5文字の言葉でさっきまでうるさかった視聴覚室はお墓みたいに静かになった。
僕はこの言葉を聞いてうれしくなった。
うれしい?
僕は楓に好いてもらってるのがうれしいのか?
「君わかってないなぁ」
「?」
「まぁいいやとにかくそーゆーことだから」
それですむのか?
僕はまだ考えてたが真衣は掃除箱の中からハンカチを見つけすぐ視聴覚室にもどった。
「じゃあ今度は今までなってない組みにしよ〜」
真衣はまだまだ元気だが僕らはもうすでに眠くなっていた。
真也なんて小さくいびきをかいてるし明日香も壁によっかかってめを閉じてる。
「ねぇ 真衣ね・・・もうみんな眠いからまた明日でいい?」
弘樹!!よくぞ言ってくれた。僕は意識がもうろうとする中で弘樹をたたえた。
「えぇ〜〜まだ全然遊んでないよ〜」
いえいえ結構遊んだよ・・・
「う〜ん僕も眠いし」
僕は大きなあくびをする。
真衣はちらっと楓を見てから僕にウインクして?したのか?もう目の焦点があってない。
「そーだね・・・また明日ね」
僕らは真衣にさよならを言って帰りだした。
そして僕は当然楓と同じ道で帰った。
「あと3時間で学校だぜぇ・・・」
僕は楓に言った。
「あぁ〜〜〜 そうかだるいなぁ・・・なんか一日に2回学校行ってるみたい」
「うんだるい・・・仮病でも使おうかな・・・」
「えぇ〜〜〜ずっるーい!」
「やっぱ授業中寝るのでがまんするか。」
「あっ!!明日ノート提出だ!!!」
なぬっ!!知らんぞそんなこと・・・
「紫苑寝てたね」
「理科と英語しかノートとってない」
「社会だよ。」
「ほぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!楓社会担当だからノート取ってるじゃん!!」
「うん!!私は大丈夫!!」
「堀先生に目ぇつけられてんのに・・・」
「ノート貸すよ」
「恩に着る・・・あぅ今日は徹夜だ」
そして僕はみごとに学校に社会のノートを置き勉してしまっていた。
- Re: 〜孤独と仲間〜 ( No.11 )
- 日時: 2011/07/25 20:29
- 名前: kakuryo (ID: 9s07GxNq)
ageまっせ〜〜〜〜〜〜っぇぇぇぇぇぇぇぇ
Page:1 2
この掲示板は過去ログ化されています。