ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 死神に魅入られし少女
- 日時: 2011/03/04 20:39
- 名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: 3HjnwYLE)
えー、どうも、はじめまして。お久しぶりです。
玖龍です♪
6作目だとぉっ!?
べ、別に小説書いてやったっていいんだk(ry
注意事項です↓
○3〜4っつ掛け持ちしています、小説を
○更新遅い、自覚しています
○え?私小学生ですが何か?(文の間違い指定してやってください
○作者が嫌い?Uターンでお願いします
○駄作、になると思います(内気でどうする
○今回は内容をひらめきに任せようと思います
↑をお読みの上でご覧になってください。
始めましょうか♪
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- Re: 死神に魅入られし少女 ( No.6 )
- 日時: 2011/03/05 14:38
- 名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: 3HjnwYLE)
#3
私の人生の終幕は、そう、去年の夏。
8月14日の出来事だ。
「あーっつーい!」
友達と囲んだちゃぶ台に突っ伏して叫ぶ。
空は晴天、いい夏日より。
「暑すぎる!冷房!!」
香奈も叫ぶ。
しょうがないんだよ、家の冷房壊れてるんだから。
「ほら、香奈と亜華莉!ぐずぐず言わない!夏休みの宿題終わんないよー!」
そう、私たちは宿題の真っ最中。
中1なんて宿題少ないんだから……。
「そう言ってもさ、凛。暑いんだもん」
真顔の香奈の意見にまじめに頷く。
「じゃぁ息抜きでも?」
「「よっしゃあぁ!!」」
二人同時に叫ぶと、下から母が五月蠅いわよと言った。
さぁ、息抜きと言ったらあそこでしょ。
田舎町をチャリンコで突っ走る。
向かい風が気持ちいい。
小さな林の入り口に自転車を止めて、中に入る。
ふと空を見上げると、西のほうから厚い雨雲がもくもくと流れてきた。
——夕立だ。
「ほら、何してるの。行くよ」
「あ、うん」
二人は気付かずにどんどん奥へ。
ふいに視界が開けた。
「ついたよ」
そこは、断崖絶壁。
下には激流。
だけど、結構涼しいから気に入ってる。
「わぁ、久しぶりだねー!」
私と香奈が手を取ってピョコピョコ跳ねるのを、微笑みながら凛が見ている。
「あ、亜華莉ー」
「何?」
「お誕生日おめでとっ!」
「え?」
「誕生日じゃんー、忘れてたの?」
「あぁ、有難う」
「どういたしましてー!」
跳ねながら会話を交わす。
幸せだった。
——けど、幸せも続かない。
人生最大の不幸が起こった。
不注意だった。
「あっ」
私の足元の石が崩れる。
やばい、落ちる。
私は香奈の手を離した。
「きゃああああ!」
私の叫び声は、深い谷へ消えた。
私を呼ぶ声が微かに聞こえた。
- Re: 死神に魅入られし少女 ( No.7 )
- 日時: 2011/03/05 18:05
- 名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: 3HjnwYLE)
#4
そう、あの日、私は死んだ——、はずだった。
私は川に落ちた。
冷たい。その感覚が消えて、視界が真っ黒になった。
次に意識が戻ったのは、薄暗い部屋。
あぁ、此処は死後の世界かな。
私は記憶を辿って不注意をうらんだ。
あの時——。
唇を噛み締める。
部屋の中に冷たい風が流れた。
乾燥しているのか、唇からは血がでた。
——黒い血が。
すると、不思議なことに、5秒かからず血の味は口から消えた。
唇をなめてみる。
——あぁ、死後の世界ではもう血など必要ないのだな。
私はため息を付き、寝ていたベットから体を起こす。
そのとき、扉が開いた。
「お目覚めですかな」
黒いスーツを着た、ひょろりとした男が話しかける。
死神かな?
私を迎えに来たのかな?
「いいえ、私は死神などではありません。どちらかと言えば、あなたが死神ですよ」
心を読んだかのように、男は微笑んだ。
——私が死神?
「そう、貴方は死神になる。1年に1度のお祭りです」
男は少し息をついて話し始めた。
「1年に一度、この死神界では祭りがあるのです。今年一人前になる死神の祭りがね。
一人前になった死神はひとりだけ、新しい死神を選ぶのです。
貴方は選ばれたのです、その新しい死神に」
淡々と話す男に、私は何もいえなかった。
男はまだじゃべり続ける。
「その中でも貴方は特別。王家の一員になるのですぞ。
その指輪が証明しています」
男は私がはめている指輪を指差した。
これは小さいころに拾った指輪だ。
とても綺麗な竜の模様が付いていたから拾った。
これが…。
「そう、その指輪はこの王家のもの。人間界に落とし、拾った者を王家とする。
分かりましたか?亜華莉様。では、失礼しますね。
この搭を出てすぐのところに鎌を集めて待っております」
そういうと男は頭を下げ、扉の向こうに消えた。
私が死神?王家?
——これは、現実の出来事。もう貴方は逃れられない。ごめんな…。
何処からか高い声がした。
疑いも信じもしなかった。
私はため息を付いて、立ち上がった。
- Re: 死神に魅入られし少女 ( No.8 )
- 日時: 2011/03/07 15:22
- 名前: アガサ・リスク (ID: Ytr7tgpe)
なんか、拾ったところでもう戻れなくなってしまう。
うん、あの日であったキュートでラブリーなオチビちゃんが
スーパーでかいワンコになっちゃったこととかね。
拾ったところで戻れないよ。
- Re: 死神に魅入られし少女 ( No.9 )
- 日時: 2011/03/07 17:04
- 名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: 3HjnwYLE)
アガサ・リスク★>>
犬ww
そうそう、戻れないんだよ。諦めよう←
コメ有難う!
- Re: 死神に魅入られし少女 ( No.10 )
- 日時: 2011/03/09 20:51
- 名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: e8jC9Mfi)
注意です
こっちのほうの更新が遅くなります。
ご了承です、どうか我慢してください!
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