ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 僕と柚子姫と時間の壁と、参照100突破あざーす.
- 日時: 2011/04/07 14:47
- 名前: 風之介 ◆8ATHtsZhFQ (ID: j4zkgG9C)
こんにちはー。
小説カキコで小説を書くなんて初めてです。
ので、100%文章可笑しくなるでしょう。
で、この物語、すっごいくさいです。
異臭しますw。
書く人が狂ってるんだから物語が狂っても当然なのです!(
と、ここまでチャラけた事をぶっ放してる僕ですが、まぁ、頑張ります。
よろしくお願いします。m(_)m
※この物語はフィクションです。実際の人物・団体・事件などには、いっさい関係ありません(
Ψ本編Ψ
>>1 プロローグ
「怖い怖い」
>>2 1:1
>>3 1:2
>>5 1:3
Ψ本編Ψ
厨2くさいどあほで間抜な文ですが単刀直入に言わせてもらいます・・・
「こめんとください」(死
- Re: 僕と柚子姫と時間の壁と、 ( No.3 )
- 日時: 2011/03/08 21:41
- 名前: 風之介 ◆8ATHtsZhFQ (ID: 87ywO7pe)
1:2
「おい、お主、大丈夫か?」
僕は女の声で目を覚ました。
男のような口調だが、声は女。
布団の中から顔をのそのそと出す。
丁度女は後ろを向いていて顔は分からなかった。
日本人とは思えないほどの腰まで伸びた銀髪をてっぺんで一つに束ねている女。
その後姿は浅賀柚子に似ていた。
・・・そういえば、どうして僕は此処にいるのだ?
たしか・・・学校の屋上から何もない地味な場所に落っこちて、そこから気絶でもしたのか。
・・・・・・!
僕は唖然とした。
振り向いた女は浅賀柚子そっくりだったから。
夢?それとも天国?
「残念ながらここは現実だ。夢でも天国でもない。そして私は浅賀柚子と言うおなごでもない。」
女は僕の心を察しているように答えた。
「ふふ、よく気付いたな少年。」
どうやら本当に女は人の心を察する事が出来るようだ。
「あ、あの、僕もう帰るんで道を・・・」
布団から起き上がろうすると背中が割れるように痛んだ。
唸り声を上げると女は
「帰る?何を馬鹿なその体で帰ったら死んでしまうわ」
女は荒々しく答えた。
揺れた銀色の髪が不意にも美しいと思ってしまう。
首を曲げて背中を見た。
上半身裸のその上に包帯が巻かれていた。
そんなに酷い傷なのか?
それにしても此処は何所だ?
病院には思えないし・・・。
和風な部屋には僕と女しかいなかった。
「言っとくが私が心を読み取れるのはその人間が近くにいるときだけだ。それにおぬしも早く体を治した方がよろしい。最近は蛇弾が出る。あ、私の名は草鉈柚子。おぬしは・・・海斗であっておるな?」
海斗は偶然にも浅賀柚子とこの女の名前も柚子という事に内心驚いたが自分の名前に答える事で精一杯だった。
柚子は鋭い目付きで天井を見上げた。
腰の槍を抜き取り、その槍の先を天井に向けた。
「なぁ、魯翔?」
槍はそのまま天井を突き抜けた。
中から「おわっ!」という素っ頓狂な声が聞こえた。
ガラガラと天井が開いて中から同年代位の男が出てきた。
「柚子?そ奴は誰ぞ?恋人ぞか」
多分、いや部屋には柚子の他に僕しかいない。
僕の事を見て魯翔という男は顔を歪ませた。
「お前、来世の人間じゃろ」
「ら、来世?」
よく分からない僕は訊き返すと「やっぱりな」と呟いた。
「・・・お前にとって此処は過去ぞ」
柚子は少し躊躇いながらも僕に言う。
過去?来世?
頭の中のコードが絡まってぐちゃぐちゃになる。
僕は?
・・・・・・?
僕はどうなってるんだ?
- Re: 僕と柚子姫と時間の壁と、 ( No.4 )
- 日時: 2011/03/08 21:33
- 名前: ☆★*[桐乃]*★☆ ◆LiBwiTFptU (ID: SC19bw3f)
風ちゃーん
読んだよ読んだよー((一回でいいからw
風ちゃんなんだかんだで書くことになったんだねー!!!
桐乃もこれから更新する つ も り だから、読んでねw
- Re: 僕と柚子姫と時間の壁と、 ( No.5 )
- 日時: 2011/03/09 17:57
- 名前: 風之介 ◆8ATHtsZhFQ (ID: 87ywO7pe)
1:3
「柚子、あの、来世って・・・」
「お前は2012年から戦国時代・・・1575年にタイムスリップしてしまったのじゃ!」
「タイムスリップ」と言う現実的な言葉が妙に安心できた。
でも何故?
何故タイムスリップ?
いつ?何所で?
一つ思い当たる節があった。
あの空間が歪んだとき・・・。
「おぬしにいい事を教えてやろう?空間には3つの時代が存在するんじゃ。一つは進んだ未来。中間は今。そして一番端は過去。いつも隣合せになっておる。そして今が進むたびに過去は増えていくんじゃ」
僕にはよく分からない話を魯翔はする。
「それらの時代に行けるのはある特定の人間だけじゃ。その切符をお前は持っていたのじゃ。」
頭がこんがらがってきた。
切符なんて持ってないぞ?
「切符は脳の外部にコピーされている。私と魯翔もその一人じゃ。この事が外部の人間に洩れてみろ。暗殺でもされてしまうわい」
柚子はまたわけの分からない話をし始めた。
「んじゃ、訊くぞ?戦時中、切符を持った人間は未来へ・・・戦争から抜け出す事が出来るのか?」
「もちろんじゃ。それが切符のいいところであって悪いところでもある。」
話の内容をまぁまぁ理解した僕だが、自分は不幸なのか、幸せなのか。
そして——・・・。
「言っとくが沢山の時代があっても空間にいる同じ人間は一人だけだ。だから未来・・・2012年にお前はいない。いるのは過去の1575年だ。」
同じ時間で進んでいく?
そしたら2012年に僕はいない・・・。
周りの人間はどうするんだ?
僕を探し回るんじゃ?しまいには「誘拐・行方不明」なんて事にもなりかねない。
「安心しろ。この切符は上等でな。数をちゃんと認識しておって、人が消えても大丈夫なようにその人物に関する記憶だけ一時セーブされ無くなる。」
柚子は自分の頭を人差し指で突く。
それにしたって・・・。
早く此処から戻らないと本当の僕が消えてなくなってしまいそうで怖い。
「お前、此処から戻るなんて正気か?すべての体力を使い切って死ぬぞ。時代を出入りするには相当な体力を使う。今のお前じゃ無理だ。まぁ出来る奴は体力を使わんでも出入りできるのじゃが。」
それにしたって、僕は2012年の人間で、今を生きぬく人間で。
早くしないと本当の僕は消えて宇宙の遠くに飛んでいってしまうんじゃないか。
そう思うと怖くて怖くてしょうがなかった。
「怖い怖い」終わり。
- Re: 僕と柚子姫と時間の壁と、「怖い怖い」UP ( No.6 )
- 日時: 2011/03/09 22:05
- 名前: 風之介 ◆8ATHtsZhFQ (ID: 87ywO7pe)
「自分自身」
1:4
「何も怖がる必要はない。」
柚子は子供のように微笑んだ。
僕が生まれながらにもっていた(らしい)切符はいつの時代にもいける物凄い代物。
そんな物をこんなちっぽけな僕が持っていていいのか?
少し有名人になったような気分だ。
「あ、そういや、柚子。お前が言ってたあの「蛇弾」って?」
僕が尋ねると柚子は険しい顔をして
「蛇弾というものは・・・」
ズドォォォォォォォォォン!
地震が起こったような音。
吃驚して縮こまった僕を無視して柚子は「蛇弾じゃ!」と叫んだ。
蛇弾?
「海斗!城から出るぞ!」
魯翔は意外にビビリ屋のようで先に逃げてしまったようだ。
振り向くとそこに馬鹿みたいにでかい蛇?みたいな化け物が目を赤く光らせていた。
小さく悲鳴を上げるとその蛇弾とか言う化け物は勢いよく追いかけてきた。
間一髪、城の窓から抜け出した、と思ったら地上までの距離は長い。
「うわああああっ!!」
今日だけ?でこんなにも恐怖を味わった。
すでに精神は死んでいる。
地面はもうそこ。
どうにか踏ん張って芝生のところに落っこちた。
ドスンと言う鈍った音がした。
痛い腰に手を当てて立ち上がると既に柚子は戦闘体勢に入っていた。
腰から銃を取り出すと
「響け、蛇弾幕封じ!」
弾は見事に蛇弾という名の化け者の目に命中した。
「蛇弾はな、歴史上では公開されておらん・・・が、この時代にとっては一番の天敵じゃ。」
「そして、名武将の自殺はすべて蛇弾のせいじゃ。雨が降らないせいで砂漠化・・・。蛇弾はそうだな、簡単に言えば「この世の支配者」じゃ。」
蛇弾の正体が暴かれてまた僕は縮こまる。
蛇弾は目に当たった弾に悲鳴を上げた。
- Re: 僕と柚子姫と時間の壁と、「怖い怖い」UP ( No.7 )
- 日時: 2011/03/10 16:50
- 名前: ☆★*[桐乃]*★☆ ◆LiBwiTFptU (ID: DC1GHWka)
更新お疲れ〜
桐乃、優しいからお気に入り入れてあげたの←死
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