ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 紅薔薇の国のアリス
- 日時: 2011/03/19 18:52
- 名前: 蒼羅 (ID: Tb.7kxDW)
はじめまして!
蒼羅(そら)といいます。
国語力がまったくと言っていいほどないので,おかしいところがたくさんあると思いますが御了承くださいっ><
コメントを下さったら泣いて喜びます(笑)
アドバイスなどぜひぜひ歓迎です!!
それでは紅薔薇の国へ・・・参ります。
- Re: 紅薔薇の国のアリス ( No.1 )
- 日時: 2011/03/19 19:02
- 名前: 蒼羅 (ID: Tb.7kxDW)
゜+*プロローグ*+゜
真っ赤な真っ赤な薔薇の茨に閉じ込められてふと思った。
なぜ私はアリスなの?
なぜ私がアリスなの?
私以外の何者でもない私,「アリス」は己の真っ赤な紅に染まった手を眺めながら考えた。
あたり一面は真っ赤な薔薇。
そして亡骸・・・。
アリスとしての運命。
逃げられないこの運命。
そして今日も終わることなく続く争いが幕を開ける・・・。
- Re: 紅薔薇の国のアリス ( No.2 )
- 日時: 2011/03/19 23:24
- 名前: 蒼羅 (ID: Tb.7kxDW)
一話 ゜+*出会い*+゜
目が覚めると知らない場所だった。
「・・・ここ、どこ・・・?」
あたりは一面の真っ赤な薔薇と茨。
というより茨に閉じ込められてて出られなくなっちゃってるかんじ。
洋服もなぜか変わってる。
制服だったのに黒のシャツにエプロンドレス、そして頭には大きな黒いリボン。
まるで「不思議の国のアリス」に出てくるアリスにでもなった気分。
はぁ、とひとつ溜息をつくと自分自身へ語りかけた。
「ここはどこかしら?全く知らない場所よ。どうすればこの茨から出れるのかしら。」
そう、アリスには小さいころから自分自身へ自問自答する可笑しな癖があった。
そしてまたひとつはぁ、と溜息をついた。
と、同時に
「アリス様」
にあたしの名を呼ぶ声がした。
声は茨の小さな穴からしたのだろう。
穴から人影らしきものが見えた。
すると、ジャキッ!!という音とともに目の前の茨が崩れた。
そして次に目の前に現れたのは10代後半だろうといえる青年の姿だった。
青年は深海のような蒼い瞳で、長髪でさらさらの金髪。
ワイシャツにネクタイでベスト。そして腰のあたりから金色の懐中時計を下げていた。
あまりのことに驚き固まっていると青年が顔を覗き込んできた。
「アリス様、驚かせてしまい申し訳ありませんでした。」
「・・・あなたは誰、ですか?ここはどこですか??」
青年はあたしの眼をじっと見つめ、ふっと微笑んだ。
「僕のことは後からでよろしいでしょう。それより貴女はご自分の立場・・・いえ、今の現状をご理解なさっているのでしょうか?」
あたしの・・・立場??
意味が分からない。
「いいえ、全く分かりません。」
「左様ですか・・・。ならば、ひとまずここを出ましょう。」
・・・確かに。
こんな茨の中なんかに長居なんてしたくないもの。
「さぁ、アリス様。お手を。」
そういってあたしの目の前に手を差し伸べてくれた。
「・・・」
あたしは無言ですっと彼の手に手を伸ばし、立ち上がると、青年はあたしの手を引いたまま、暗い暗い茨の道へと導いていった。
—————————
今考えると彼の手を取らなければ
こんなことにはならなかったのかもしれない、と
後から後悔することになったのだった・・・。
- Re: 紅薔薇の国のアリス ( No.3 )
- 日時: 2011/03/20 09:47
- 名前: クピクピ (ID: gHpB4F6k)
これはおもしろそうですね!
続きが気になりますね!!!
更新がんばってください!応援しています!
- Re: 紅薔薇の国のアリス ( No.4 )
- 日時: 2011/03/20 18:04
- 名前: 蒼羅 (ID: Tb.7kxDW)
>>クピクピさん
わー!!初コメすごくうれしいです!!
ありがとうございます><
めっちゃ更新遅いですけど頑張ります;ww
この掲示板は過去ログ化されています。