ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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Three days. 〜生死のハザマで…〜
日時: 2011/03/24 16:38
名前: 星夜 華凛 (ID: 4BMrUCe7)




 ::作者紹介::

 名前:星夜 華凛(ほしや かりん)

 性別:女

 年齢:秘密w

 趣味:バトンと絵を描くこと♪つねに部屋でゴロゴロしてます(ぉぃ

 コメント:お初の投稿で分からないことだらけです(汗)
      小説に関してもド素人ですがなにとぞょろしくぉねがぃしますっっ((orz


 しょっぱなから変人丸出しっ!でごめんなさぃ…
 しかも肝心の小説に何も触れていません(汗)
 毎日更新するのゎさすがに無理ですができる限り更新するのでょろしくぉねがぃしますっ♪

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Re: Three days. 〜生死のハザマで…〜 ( No.3 )
日時: 2011/03/26 12:37
名前: 星夜 華凛 (ID: DGGfSCZ7)



>蝶闇

 訪問さんくす。

 だけど、「来て『しまった』」って何やねんっっ?!

 なんか文句でも!!?((笑

 ムカつくから更新したろっとw

Three days. 〜生死のハザマで…〜 ( No.4 )
日時: 2011/03/26 13:03
名前: 星夜 華凛 (ID: DGGfSCZ7)


 更新しちゃいまーす^^


 〜目覚め。(前編)〜


 ……オレの目が覚めたとき、目の前は真っ白だった。

 頭の中も、体も、目の前にあるはずのものも、全て。
 そんな意識が宙を浮いているような中、目の前に変な白い服を着た女の人が現れた。

 「……?」
 オレが何も考えられずに黙っていると、その女の人が口を開いた。


 「……あなたは、死にました。此処に来る、0,16秒前に」

 
 聞いたとたん、オレの頭の中に記憶がどっと押し寄せてきた。

 
 名前は、池本 陸也。高1。
 オレはさっきまで、友達と遊びに出かけていた。
 信号が青になって、オレは横断歩道を歩いていたんだ。

 ……すぐそこまで近づいてきた、車にも気づかずに。

 
 「じ、じゃぁ、此処は……?」
 「此処は、まだ死のうにも死ねない、死にきれない人、つまり心に迷いがある人が来る場所。言えば、天国と地獄の狭間、というとことです」

 なんだか、この女の人の言っていることが全てウソに聞こえる。

 ……まさか。まさか、オレが死んだなんて。

 そんなこと、信じられるわけがない。
 
 だって……オレには……

 「……『オレには、やり残したことがたくさんあるから』……ですか?」
 女の人がオレの心を見透かしたように答える。

 そうだ。オレにはまだ、できていない宿題がある。
 友達との約束だって…テストだってある。

 それにまだ————……


 優に「さよなら」を言えていない。


       〜続〜
 

Three days. 〜生死のハザマで…〜 ( No.5 )
日時: 2011/03/28 17:09
名前: 星夜 華凛 (ID: 9MWz/PyT)

 ※どうしようもなくどうでもいい話です

 
 ::作者のほのぼのすぎる日記::

 
 はーっ春休みですねーっっ♪

 宿題?何ですか、それ。おぃしぃんですか?(笑

 ※↑笑っていいのか…?

 皆さんは春休み、えんじょぃしてますかねー??

 私は今、おばぁちゃん家に来てまーす^^

 
 えーと、本間にどーでもょろしぃお話でしたがー

 暇になったときはたまに更新するかも(笑)(笑)

 え?迷惑??

 まぁそんな堅苦しいこと言わないでくださいよぉ〜っ

 ※↑誰も言ってません

 はいっ一人劇場は辞めます(笑)


 んじゃっ、肝心の小説、書かせていただきまーす^^
 良かったら見てください〜ww


 ※どうしようもなくどうでもいい話を書いたどうでもよすぎる作者におつきあいしていただきありがとうございました

Re: Three days. 〜生死のハザマで…〜 ( No.6 )
日時: 2011/03/28 17:35
名前: 星夜 華凛 (ID: 9MWz/PyT)



 〜目覚め。(後編)〜

 
 『————優に「さよなら」を言えていない。』


 そう。オレは昨日、優に手紙を出した。『好きです』の一行だけ。オレにはそれが、精一杯だった。

 星野 優。オレの幼馴染。でも、いつからだろう。いつの間にか優のことを、『好き』になっていたんだ。

 ただ————……オレは、優にはっきりと『好き』という気持ちを伝えられなかった。

 ろくに返事も聞かないまま、オレは————……。


 「なぁ。あと…あと、3日だけでいいんだ。あと3日だけ、オレを地上に戻らせてくれないか」
 「あと……3日、ですか」
 「ああ。」

 3日じゃなくてもいい。優と、話ができるのならば、1日でも、3時間でも————。

 すると、女の人が口を開いた。

 
 「……あなたは、生きていたことを、誇りに思いますか」

 …え…?

 「この世界に、永遠などは存在しません。それでもあなたは、16年というあなたの命が燃え尽きるまで、あますところなく生き続けられましたか」

 オレの命が、燃え尽きるまで……。


 「……あなたは今、あきらめと後悔の狭間にいます。
……もしあなたが、私がこれからあたえる時間をあますところなく『生きる』と言うのであれば、3日間だけ、地上に戻らせてさしあげます」
 「……分かった」

 「本当にいいのですか。……それでは。」

 女の人が息を吸う。

 「あなたに3日間だけの命をさしあげます。しかし、あなたは地上では別人として生きてもらいます。そして、あなたの正体がバレると……ムリヤリ此処に引き戻され、地獄に……。それでも、いいですか」

 優に会えるなら。
 
 優と話ができるなら————。


 「決心したようですね。……それではさっそく、地上へ送りだします。


 ……あなたの3日間が、無事であることを祈ります……」

 女の人の声とオレの意識は、だんだん遠ざかっていき———……。



 こうしてオレの3日間、かけがえのない3日間は、始まったのだった————………。




         〜続〜



Three days. 〜生死のハザマで…〜 ( No.7 )
日時: 2011/03/29 17:31
名前: 星夜 華凛 (ID: 9MWz/PyT)


 はーいっ更新しまーす^^

 正直、誰も見てくれてないのは悲しいですが…(泣)

 コメントほしーっ

 あ、こんなワガママ娘にはレス、来ないのもあたりまえか^^:;



 
 ::1日目::

 〜再会(1)〜


 また、目が覚めた。目の前には、クリーム色の壁がある。
 体を起してみるが、特に痛かったりはしなかった。

 さっきあったことが、信じられない。オレの3日間が今、始まっただなんて。

 ……よくよく考えてみると、ここはオレの部屋だった。
 
 すこし疑いながら、鏡の前に立ってみる。


 「……!」

 たしかに、そこに見えるはずのオレは、少し違っていた。
 本当に、マンガから出てきたような、つまり理想の身体をしていたのだ。

 長身でガッチリとした体、透き通った眼、茶色の髪……。
 今、目の前に見える人が本当に自分だと分かるまでに、数秒はかかった。


 ————『コンコン』。

 部屋がノックされた。オレの体が少しこわばる。

 「……あ、ともやくん、起きた?」

 出てきたのは、母ちゃんだった。
 ……どうやらここでのオレの名前は「ともやくん」らしい。

 「なんか、まだ顔色が悪いわね。長野から東京まで長かったでしょう?
 ほんとに……こんなときに陸也が————。親戚にまで迷惑かけちゃって……」

 そう言う母ちゃんの目には、うっすらと涙が浮かんでいた。

 
 「やめろよ、母ちゃん……。本人の前で、泣いたりすんなって……」

 
 気づいたらオレは、思ったことを口に出していた。

 「……え……?」

 まだ腫れた目で母ちゃんがこっちを向く。

 
 う゛…やべェ……?

 「……って、陸也くんも言ってると思います。だから……泣かないであげてください」

 母ちゃんは少しの間ポカーンとしてから、笑って言った。

 「……そうね、陸也の分も……私が生きてあげなきゃね……。
 ……そろそろお葬式が始まるわ。……行きましょうか」

 母ちゃんが立ち上がった。

 一瞬、「誰の葬式?」と聞きそうになったオレは、バカだ。
 ……断りたい、と思った。
 でも————自分の亡骸くらい、見ておこうと思った。


 自分の「死」を、受け入れようと————……。




 オレの葬式は、その「死」を強調するぐらい静かで、さみしいものだった。

 オレの遺影は笑っているのに、楽しい空気なんて、一つもなかった。

 オレの死を見て泣き人もいれば、どこかあざ笑うように帰っていく人もいた。

 棺に入って花にまみれながら白い顔をしている自分を目にすると、さすがに気持ちが悪かった。そして今、3日間だけ生きている、自分の存在が怖かった。

 オレは3日間過ごすと、どうなってしまうのだろう。天国へ昇って、自由気ままに過ごす……?地獄で血の池にはまりながら一生あがく……?それとも、またのそ狭間でうろつき続ける……?
 
 魂の抜け殻になったような今でも、自分の未来なんて想像もつかなかった。そもそも、自分に「未来」なんかあるんだろうか、なんて、自分の亡骸の前で考えたほどだった————……。


 オレは、なにやってんだろ。

 自分自身の葬式に来て、自分自身の亡骸を見て、自分自身にお香をあげて。

 自分のやっていることが、すべてアホらしく思えてきた。

 …そう。オレはすでに死んでいるのだ。存在していないのだ。こんなところに来て、何になる?

 やっと「3日間」をもらったのに、今になってその「死」を思い知るなんて……。


 オレがすべてをあきらめようとした時。そのときだったんだ。

 希望の光が差し込んできたのは。

 
 黒い服に身を包み、下をむきながら歩いている、小柄な少女。




 ———————優———————





     〜続〜



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