ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 双子の能力者〜オリキャラ募集中
- 日時: 2011/08/10 18:31
- 名前: 聖夜 (ID: 9s07GxNq)
初めまして 聖夜です
クリックありがとうございます
とんでもない駄文者ですが頑張って書いていきます
コメント、アドバイスいただけたら嬉しいです
タイトル、オリキャラ募集してます!!
目次
第1話・・・かたわれ>>3
第二話・・・予知>>6
第三話・・・阻止>>16
第四話・・・完全リセット>>23
第五話・・・3D兄妹>>37Ⅱ>>38
第六話・・・ナチュラルとアーチファクト>>53
第七話・・・遭遇>>62
第八話・・・二種類>>68
第九話・・・戦争>>76
第十話・・・戦い>>81戦いⅡ>>94
第十一話・・脱出>>97>>98
オリキャラ
ヴィオラs>>4
蒼緋s>>7
桃子s>>11
篠鼓s>>13 >>73
樹里s>>33
燐蛇狼s>>49
秋桜s>>64
カロン>>95
宣伝
木邑 菜子s>>63
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- Re: 双子の能力者〜タイトル、オリキャラ募集中 ( No.34 )
- 日時: 2011/04/05 16:31
- 名前: 聖夜 (ID: eQL5O.NC)
いつの間にか参照が100を超えてました!!
皆様ありがとうございます
- Re: 双子の能力者〜タイトル、オリキャラ募集中 ( No.35 )
- 日時: 2011/04/05 16:53
- 名前: 篠鼓 ◆6rD.0ypKNs (ID: 1j9Ea2l5)
参照100突破おめでとうございまぁぁぁあx((落ち着け
- Re: 双子の能力者〜タイトル、オリキャラ募集中 ( No.36 )
- 日時: 2011/04/07 12:48
- 名前: 聖夜 (ID: AOFOtxu7)
樹里s
お礼が遅くなりました(汗
オリキャラありがとうございます!!
- Re: 双子の能力者〜タイトル、オリキャラ募集中 ( No.37 )
- 日時: 2011/04/07 20:14
- 名前: 聖夜 (ID: l9lUJySW)
第五話 3D兄妹
HOPEの事件からもう二週間・・・
男をあそこに残して警察を呼んだ
最初はイタズラか疑われたけどちゃんと行ってくれたみたいで後日ニュースで報道された
それからいつものように学校に行ってる
黒い蝶はひっきりなしに飛んでいるがこの前みたいに映像は見せてはくれない
今も学校帰りの途中で2週間無断で部活をサボったから一人で後片付けをさせられてた
だから夕方になってしまったのだ
「飛翔?」
事件の時出会った黒猫
ミアがガードレールの上を歩きながら言った
コイツ紅い目をしといてメスなんだよな・・・
きれいな青い目とかだったらかわいいんじゃないか?
「夕日がきれいね」
言われるままに横を向き俺たちにオレンジ色の光を投げかけながら沈んでゆく太陽を見つめた
「綺麗だ・・・」
ぼそりとつぶやく
暖かくどこかさみしげな夕日だった
俺は横目で猫を見る
猫背でシッポを垂らしながら夕日を見つめるミアの目はいつもより紅い
ルビーみたいだな・・・
「こっちじゃない夕日みるね」
俺の視線にきづいたミアが言う
「ちゃんと見てるよ・・・綺麗だ」
結局完全に沈むまで夕日を見送った
あたりが暗くなり街灯がつき始める
「ミア帰ろ」
俺はミアをなでながら言った
ミアは紅い目をこっちに向けてのどを鳴らすと言った
「うん帰るね」
夜になった寂しい夜道をミアと歩く
人どうりの少ない道に入るためまがった時だ
なにかとてつもなくでかい物が飛んできたのだ
「うわぁ!!」
俺はそれにぶつかって一緒に倒れた
黒い蝶はこれを予告してたのか?
「重い・・・」
それは俺の上に乗っかかった状態になってる
俺は体をひねったり押したりして這い出た
「飛翔!!大丈夫か!?」
「なんとかね」
飛んできた物
それは自動販売機だ
なんでこんな物が飛んでくるんだよ!!
俺は腹いせに自販機を思いっきり蹴った
後ろから足音と荒い息遣いが聞こえる
蹴ったとこ見られたかな?
こわごわ振り向く・・・
茶色髪を肩までのばし右目に包帯を巻いてる左目は蒼かった
右手を動かすたびに手首につけた鈴が鳴る
ちょっと幽霊みたい・・・
「助けてください!!それと幽霊じゃないです!!」
「どうした?」
「人に追われてます。ああ!!来る!!」
女の子は俺の後ろに隠れた
「痴漢かなんかか?」
このチビに痴漢なんて最低だな!!
「ほら兄貴行くよ」
「分かってるって霧花の餌の時間には間に会わせろよ」
「そんなつまんないこと言ってるんじゃないよほらそこだ」
赤いジャージを着た貧乳女と
青いジャージを着て右目を髪で隠した男が街灯の光で照らしだされる
「おい!!こんな小さな子に痴漢なんかするなぁ!!」
最初っから怒鳴ってしまった・・・
「痴漢?俺はそんなバカなことはしない」
青ジャージが言った
痴漢じゃなかったらなんだ!?
「人殺し・・・」
俺の後ろで女の子がつぶやいた
「そう私たちの任務はその子の抹殺」
赤ジャージがめんどくさそうに言う
「おい!!それ言うとまずいんじゃないのか?」
「うるさいなぁさっさと片付ければいいんでしょ」
コイツら本気で殺すつもりだ・・・
「人殺しするつもりなのか!?」
俺は怒鳴って女の子をかばうように立ちふさがった
「その子を殺すだけでいいから邪魔されると困るんだよね」
「ならコイツも殺しますか・・・」
俺も力を使えば簡単に倒せる
「誰も殺させやしない!!この3D兄妹!!」
二人はきょとんとしてる
赤と青は3Dメガネだし・・・
「ばかにするな!!」
赤ジャージが道の脇にあったガードレールをつかんだ
そして道から抜き取り俺たちになげつける
ガードレールはすさまじいスピードで俺たちを殺そうと迫ってくる
どうすればいいんだ?
〜文字数オーバーになっちゃったのでいったん切ります〜
- Re: 双子の能力者〜タイトル、オリキャラ募集中 ( No.38 )
- 日時: 2011/04/07 20:36
- 名前: 聖夜 (ID: l9lUJySW)
第五話 3D兄妹Ⅱ
俺は女の子を押し倒しなんとかガードレールをよける
ガードレールは俺たちと自販機を通り越し電信柱に命中した
ちらりと電柱を見たがガードレールが当たったと思われる場所には醜い傷跡が刻まれていた
まずは女の子を避難させねば
「ミア!!この子をつれて行くんだ」
「了解ね!!」
ミアはもう走り出していたそして女の子も・・・
俺猫語でしか言ってないよ・・・
「じゃまするなぁ!!」
赤ジャージが俺に向かって拳を突き出した
ガードレールを投げ飛ばすほどの怪力なんだから当たったら死んじまう!!
「無理するな!!」
青ジャージもこっちに向かってくる
もう一人いることを忘れてた
赤ジャージの拳をかわす・・・
俺を通り越し後ろにあった自販機に穴をあけた
これをくらったら体に風穴あいちまう
今度は右パンチが突っ込んで来る!!
左によけて赤ジャージの顔の横から見える青ジャージを確認する
「春桜!!伏せろ」
赤ジャージが伏せた瞬間灰色の太った生き物が飛び出してきた
俺はそれを完全に無視して紅の閃光を青ジャージに向かって発射した
灰色の生き物を素通りして紅い閃光は青ジャージの顔面に命中する
閃光をまともにくらった男は吹っ飛び唸り声をだした
灰色の生き物が俺に飛びついてくる
反射的にそれをつかむ
どっかで見たことある・・・
そうかトトロだ!!
「兄貴!! クソぅ!!てめぇも能力者かぁ!!」
立ち上がった赤ジャージが左足を振り上げた
かわせない!!
赤ジャージの左キックを片手でつかんだトトロで受ける
「くえええぇぇ」
トトロが悲鳴をあげた
トトロで受けたにもかかわらず反動で右にある塀に突っ込んだ
痛い!!
体じゅうが悲鳴を上げてるみたいだ
フラフラする体を起こし赤ジャージの方を見る
あれ?笑顔でこっちに走ってきてる・・・
「兄貴!!やったぜ行くぞ餌やるんだろ」
兄貴?俺は知らんぞお前なんか
「ほらコイツは持ってやるから」
赤ジャージはそういうとぐったりした青ジャージを担いだ
「兄貴早くしろって」
いや俺兄貴じゃねぇし
「先に行くんだ・・・」
逃げたはずの女の子が手のひらを赤ジャージにむけながら言った
赤ジャージは一瞬ボーっとしてからにっこり笑うと言った
「先いくぞ兄貴!!」
3D兄妹が完全に見えなくなると女の子は地べたに座り込んだ
息遣いが荒いしぐったりしてる
「大丈夫?」
俺は女の子の顔をうかがいながら聞いた
ホントに幽霊みたいだ・・・
「だから幽霊じゃないです!!」
俺なんも言ってない・・・
「俺何も言ってないよ・・・」
「顔に書いてました・・・」
これも能力なのか?
きっと同じように力をもってるんだろうな
さっきから思ったことが全部知られてる感じなんだけど・・・
「君こんなことはできない?」
俺は手を女の子に見せて紅い閃光を手に巻きつけた
こうすればこの子も何の力か教えてくれるはず
左目だけを大きく開いて俺を見つめる
「仲間がいたんだ・・・ 僕はね人の考えてることがわかる そして人が弱ってる時なら思考を操ることもできる」
「じゃあ3D兄妹も」
「うん兄ちゃんが弱らせてくれたからできたんだぁ今頃青いジャージの兄ちゃんを私だと思ってるよ」
そうなのか・・・仲間がいるんだな
3D兄妹もきっと力を持ってるんだな
この子の名前はなんて言うんだろう?
「僕は菰守 怜紅」
「心を読んだの?」
読まれていい気はしない・・・
「うん」
「そうか家はどこ?送ってくよ」
シーン・・・
気まずい沈黙だ・・・
「家ないの・・・」
ないって?なんで?
「アイツらが家と目を奪っていったから」
怜紅の目に巻かれた包帯・・・
それは他人により傷つけられた証拠なんだな
「ひぃぃしょぉぉぉぉ!!」
背中にたいあたりを食らった
ミアが全速力で走ってきて上手く止まれなかったのだろう
「飛翔あの女の子どっかいっちゃって私悪くない!!」
ミアは怜紅と離れたことで俺に怒られると思ったのだろうか?
めちゃくちゃあわててる
「大丈夫だほらいるじゃないか」
ミアは怜紅に気づいてすぐ冷静になった
「なんだぁ お前はぐれるなよな」
「僕はあんな狭いとこ入れないよ」
どうやらミアが変な所を通ろうとしたみたいだな
「怜紅・・君はどうするんだ?帰るところがないんだろ」
「うん・・・」
「じゃあ私んち止まっていっていいぞ」
ミアが胸を張って言う
おいおいミアは俺んちにペットとして住んでいる
ミアの家は俺の家だろ・・・
「なぁ飛翔別にいいだろ」
「まぁいいけど」
一部屋空いてるしな
「僕が泊っていいの?」
「いいぞ」
ミアは即答する
「うん 全然いいよ。家ないんだろ」
「じゃあお邪魔するよ」
こうして俺は力を持つものを家に居候させることになった
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