ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 亡き者達のファンタジア [01続き更新と。]
- 日時: 2011/04/07 22:31
- 名前: X4 ◆tKYYnjTJtw (ID: BL8fZ.Pl)
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戦争は亡き者達の視線によって、変わった。
無人兵器が人間を駆逐し、下界を見下ろす様に人間は状況を睨む。
狡猾的な方法で、銃を手に持つ人間は駆逐され、世界は静まり返った。
しかし銃声が止む事は無い。 これまでも、これからも。
兵器が潰える日まで、人間は戦い続ける。
体を赤く染めながらも。
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- Re: 亡き者達のファンタジア ( No.6 )
- 日時: 2011/04/07 21:40
- 名前: X4 ◆DnM7GZ7i7Q (ID: BL8fZ.Pl)
>>5
やっべ、誤字訂正ありがとうございます!
阿鼻叫喚は地獄みたいな意味ですね。炎天下にずっと居るのは阿鼻叫喚に相応しいかと思いまして。
- Re: 亡き者達のファンタジア ( No.7 )
- 日時: 2011/04/07 22:02
- 名前: X4 ◆DnM7GZ7i7Q (ID: BL8fZ.Pl)
————Unmanned————
・Stalker
無人追跡人型兵器。 アメリカ政府が極秘に開発した兵器である。
武装などは整われていなく、拳銃ぐらいの武器しか持っていない。
そしてこの兵器の一番の特徴は、熱を感知して赤外線センサーでターゲットを発見する部分である。
発見した後、秘匿回線でHQと通信し、部隊を呼び寄せる。という非常に迷惑な能力を持つ。
身長は170cmほど。 右目に赤外線センサーや熱感知装置などを兼ね備えた眼帯の様なものが取り付けられてある。
そこを拳銃などで撃てば容易に行動停止が可能。
・iron Flog
鋼の蛙。水陸両用の偵察機。
四速歩行の兵器で、体長40cm程。蛙の様な見た目。
口内には毒針と麻酔針が仕込まれており、いつでも目標の行動を封印する事が可能になった。
しかし聴覚が機能していない為、視線を掻い潜れば横を通ることも安易。
・Judege
遺伝子改竄によって作られた、いわば人間の亜種的存在。
極めて人間に酷似しており、強化外骨格等で体を形成している。
10000000Rにも耐えられる体を持ち、トラックに轢かれても擦り傷でも済む程の肉体を持つ。
基本M4カービンx2を装備しており、強靭な防御服によって固められている。
時速20kmで走る事が可能で、心臓や肺などの器官が体に無い為、放射線等も効かない。
簡潔に言うのならクローンソルジャー。
足には鉄で出来た爪があり、一度踏まれれば大きな傷跡が生まれる。
頭が全体的に比べ脆いのが欠点。
一応感情もあり、目標がずっと見つからないと怒って気絶する一面もある。
- Re: 亡き者達のファンタジア ( No.8 )
- 日時: 2011/04/10 08:53
- 名前: X4 ◆DnM7GZ7i7Q (ID: BL8fZ.Pl)
- 参照: エドワード潜入編・・・?
・01 More.Ⅰ
「あーくだんねー。」
拳銃を左手に持ちながら、ラボ内を散歩する男が一人。
「俺に常識は通じない訳よ。 立ち入り禁止?知らねーよばーか。」
男はサプレッサーの付いた拳銃をおもむろに監視カメラの方向へと向ける。
作業中は機能していないカメラも、不審者対策の為に、メンテナンス途中には機能させるのか。
監視カメラは焼け焦げながら床に落ち、そんな大きくも無い音が通路に響き渡る。
生憎通路は狭く、成人男性二人が横に並べるレベル。
音が簡単に反響する中、男は飄々に口笛を吹きながら前進する。
「…なーんでAWRの情報を集めろと。 スパイじゃないんだしステルスアクションじゃないんだし。 Five-seveN一つでラボに向かうとかどこの自殺志願者ですか!」
明瞭に響き渡る男の声。遠くから聴いてもうっすらと聴こえそうな程に反響している。
「さっさと抜けねーとヤバいんじゃないっすかね。 ジャッジが巡回してるとなると、深呼吸する前に逝っちまう。」
男はその言葉を最後に道を走り抜けた。
後ろから迫る蛙に気付かず、ただただ前を見つめながら。
- Re: 亡き者達のファンタジア [01続き更新と。] ( No.9 )
- 日時: 2011/04/10 08:53
- 名前: X4 ◆DnM7GZ7i7Q (ID: BL8fZ.Pl)
- 参照: エドワード潜入編・・・?
「第一エドワードさんがこんなちゃっちぃラボに単独潜入とか何考えてるんだよ!」
男は細長い道の出口前で、愚痴を淡々と呟く。
傍からすれば迷惑なだけだが、誰も居ないのを利用し不満を晒している様だ。
しかし寂しさを痛感したのか、何かを口にする事もやめ、出口のドアに近寄る。
「認証キー 四桁の数字を入力してくださ———————」
平淡な機械音声が流れる。
当然従うつもりも無く、Five-seveNで機械を一蹴。
無残にも機械は原型を留めない姿になり、焦げ跡からは煙が立ち上り、道は段々と煙くなってゆく。
「あーっ。 メンテナンス時にマイクロ波が放射されてるってのは本当だったのかー。 インビンシブルマスクを付けないとな。」
男は以前飄々とした態度を変えないまま、腰に装着されていたボールを取り出す。
男はボールを取り出すと、ボールに付いてあったボタンをおもむろに押す。
すると光と共に手には奇妙な形をしたマスクがもたれている。
「…さーて、そろそろ白衣を脱ぐか。」
男はそう言うと、白衣のボタンを一つずつ外し、ゆっくりと脱いだ。
白衣に纏われていた体は、漆黒に相応しい色をしたスニーキングスーツ。
そして男は、ドアを腕で力を込めて開けながら、後ろを確認し、誰も居ないのを目視すると前進した。
- Re: 亡き者達のファンタジア [01続き更新と。] ( No.10 )
- 日時: 2011/04/08 19:26
- 名前: 風(元:秋空 ◆jU80AwU6/. (ID: sCAj955N)
初めまして,一応此処シリアス・ダークで小説執筆してます風です♪
一つ,>>8の台詞……
「…なーんでAWRの情報を集めろと。 スパイじゃないんだしステルスアクションじゃないんだし。 Five-seveN一つでラボに向かうとかどこの自殺行為ですか!」
と言う台詞なんですが「どこの自殺行為」じゃなくて「どこの自殺志願者」に変えたほうが良いと思います。
或いは「自殺行為じゃねぇかそんなの!!」みたいに…
お節介を申し訳ありません