ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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妹の消失-----
日時: 2011/04/09 11:30
名前: カラン (ID: 1xlwHmTN)

!!!注意!!!

社会問題系でも同じ題名で書いていますがお話は全くちがいます。

☆駄作とかありえね〜

☆カラン嫌いなんだけどさー

☆荒らしに来ちゃった(ハァト)

☆意味ゎヵんにゃぁい

上記に書いてあることに当てはまった方はお帰り下さい☆

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Re: 妹の消失----- ( No.6 )
日時: 2011/04/10 19:42
名前: 玖龍 ◆7iyjK8Ih4Y (ID: ZTrajYO1)

うわ、いい小説……。
あ、すみません。没頭してました。玖龍と申します。
いい小説ですね、本当。

少し気になるところがあるので、言わせていただきます。
セリフの前に、登場人物の名前があるのはNGです。
これは、台本書といいます。
基本的に、セリフの前に、名前は来ないものととられてください。

生意気にすみませんでした。
文才が光ってますね、真面目。面白いです。
これからどのように妹が消えるのかが、気になりますね。

長々と失礼致しました。
では、お邪魔しました。これからも楽しく拝見させていただきます。
頑張ってください。

Re: 妹の消失----- ( No.7 )
日時: 2011/04/13 17:10
名前: カラン (ID: 1xlwHmTN)

玖龍様>コメントありがとうございます。

いい小説だなんて・・・嬉しいです!

ナルホド・・これからは名前は書かないようにします^^

色々とありがとうございました!

Re: 妹の消失----- ( No.8 )
日時: 2011/04/13 19:55
名前: カラン (ID: 1xlwHmTN)

数分後、あたしはコッコッという足音で目が覚めた。

頭がボーっとして体が重い、だるい。

それに顔がすごく熱い。

あたしいつの間にか寝てたんだ。

「妹さん、逢いに行きます?」

あたしにあわせてしゃがんでくれた白い服を着た綺麗で優しそうな女の

人は、ニコッと微笑んでくれた。

「あ・・・はい。」

あたしはその女の人についていった。

寝起きだからか少し気持ち悪い。

でも錠奈に逢いたい-------!

すると前にいた女の人が立ち止り、ドアを開けた。

「ここよ。お姉さんちょっとしたらまたくるね。」

そういってお姉さんはスタスタとあたしのうしろを歩いて行った。

「錠奈・・・?」

あたしは錠奈が寝ていると思われるベットに近づいた。

今すぐに顔がみたいのに、足が震えてうまく歩けない。

怖いんだ。錠奈に逢うのが。

今まで錠奈は苦しんできたのにあたしは笑ってた・・・

気づけなかった。そんなの有り得ない。

毎日あってたのに・・・あたし、姉なのに・・・錠奈のこといちばんよ

く知ってるつもりだったけど・・・ちがったんだね・・・・

あぁ、あと何歩かで錠奈の隣だ。

1・・・2・・・3・・・・・・・・・・・・


錠奈の顔が見える。

少しさびしそうな寝顔。

さびしそうっていうのはあたしの気分でそう見えるのだろうか。

あたしはそっと錠奈の頭を撫でた。

もしかして、頭を撫でたら起きて、泣きあってとか------

そんなのを期待してたけど錠奈はそのまま眠っていた。

錠奈の寝顔をこんなにじっくり見るなんて初めてかもしれない。

錠奈ってこんな顔してたんだ。

するとベットに灰色のような丸いシミができた。

「あ・・・」

泣いてる。あたし泣いていたんだ。

気づかなかった。

白い布団にどんどんシミができていった。

なにかしゃべろうとするともっと泣きそうで。

鼻の奥がツンと痛い。

あたしは錠奈の手を握った。

冷たい手------

手をにぎっているとコンパスの血を思い出した。

ちらっと手を調べると、手首より少し上の所に丸いかさぶたができていた。

「錠奈-------」

あたしはうるさいくらいに泣いた。

泣いて泣いて泣いた。

すると疲れて眠くなった---。

Re: 妹の消失----- ( No.9 )
日時: 2011/04/13 21:06
名前: カラン (ID: 1xlwHmTN)

「.....奈.....隆奈!」

あたしは聞き慣れた声で目が覚めた。

「隆奈ぁ!じょ・・・錠奈がいないのよ・・・!」

お母さんが涙目で叫んでいた。

「錠奈がいなくなった・・・?」

まだ夢の中の気分だ。

錠奈がいなくなった?

あたしがいたのに・・・・・・・・・


「錠奈!錠奈ぁぁーー!」



あたしはお母さんを突き飛ばして病室をでた。

ただひたすら走った。

「錠奈ー!」

あたしは叫びながら全力で走った。

もう2度と錠奈と逢えない気がした。

そんなはずないのに・・・

気がつくともう真っ暗。

街灯の明かりだけがたよりになった。

今日は月が出ていなくて、真黒の空があたしを覆っている。

その空は絶望に感じた。

その絶望はあたしに降りかかっているような.....。

「錠・・・・・・奈ぁぁ!」

あたしは泣いた。

背中が熱い。

髪の毛も乱れて、足も痛い。

叫んだせいか喉もかあり痛む。

「お姉ちゃん」聞こえるはずのない声が聞こえるような気がした。

「あ・・・此処・・・どこなの?」

あたりを見回すと知らない場所だった。

錠奈はどこにいるの・・・?

あたしの知らない場所?

錠奈はまだ目が覚めないのに・・・






「誰かが・・・攫った・・・・?」

攫われた可能性のほうが高い・・・

心臓がうるさいほどなっている。

すると雨が降って来た。

冷たい雨が気持ちいい。

錠奈は雨に当たっていないだろうか

錠奈-----

「無事でいて・・・」

Re: 妹の消失----- ( No.10 )
日時: 2011/04/23 18:54
名前: カラン (ID: 1xlwHmTN)

目覚めると最初に眼に入って来たのは見なれた天井。

体を起こしあたりを見回す。

本棚に机、椅子。白いクローゼットにピンクのラグ。

カーテンは薄いピンク。

「昨日のはすべて夢・・・?」

一瞬ホッとしたが喉の痛みが昨日のことを思い出させる。

「ありえない・・・ありえない・・・」

あたしは一階へ下りた。

下りるといつも1人。

お父さんもお母さんも仕事。

・・・なのに

「なんでお母さんたち・・・?仕事は?」

あたしがキョトンとして聞くと、2人ともあたしから視線をそらした。

「昨日のことがあったのに仕事なんて。。。」

お母さんの一言であたしは凍りついた。

昨日・・・錠奈が・・・いなくなった・・・・て・・・こと・・・?

「昨日----------夢じゃなかったの・・・?」

あたしはその場で座りこんだ。

錠奈・・・妹がいない。

こんなことあるわけないって思ってたのに・・・。

「お前が寝てなかったら錠奈はいたかもしれないのに--------。」

お父さんが涙声でうつむいた。

「・・・え?」

「あなたっ!なんてこというのよ!」

お母さんが泣きだした。

そうだ。あたしが寝ていなかったら錠奈は攫われなかったかもしれない。

「嫌・・・錠奈ぁぁぁ!」

あたしは叫んだ。

錠奈はあたしのせいで----------------------------------




























「死にたい-----。」




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