ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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怖ろしき猛獣〜死への導き〜
日時: 2011/04/11 16:23
名前: 蒼井海弥 (ID: Uk0b6ssr)

初のシリアル・ダーク小説です。

お楽しみください

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怖ろしき猛獣〜死への導き〜 ( No.4 )
日時: 2011/04/17 18:53
名前: 蒼井海弥 (ID: Uk0b6ssr)

帆乃香:どうゆうことなんでしょうか?9人に同じ封筒が届くなんて・・・

陽向:これはただの偶然とは思えない・・・

楓:僕もそう思う

その時、永羽は自分のノートパソコンで何かを調べていた

凪人:冬園、何調べてるんだよ?

永羽:その封筒についてです・・・あっ!!

蓮:どうしたの?

永羽:・・・これ

永羽は8人に見せたのは「死のゲームサイト」とゆうページだった

浩太:何だよこのページ・・・?

鞠弥:このページって、確か1ヶ月前に封鎖されたページでしょ、ヤバイからって・・・

夏南:でも、それならどうしてそのパージが復活しているんでしょうか?

蓮:あっ!この写真の封筒・・・

蓮が見つけたのは9人の元に届いた黒い封筒だった

帆乃香:この封筒、私達の元へ届いたのと同じです

帆乃香がそうゆうと蓮は次の文章を読み上げた

蓮:この右上の写真はEternal Die Game、永遠の死のゲームの参加者となった者の家に届く封筒です。このゲームに参加するかはその封筒を受け取った貴方次第、しかし参加しない者はその人が死ぬまでとんでもない出来事が起こる・・・

陽向:Eternal Die Gameって・・・

鞠弥:今行方不明になった人達が参加しているゲーム・・・

帆乃香:私達に・・・

夏南:何で私達に?

凪人:絶対に何か共通点があるはずだ・・・

蓮はノートパソコンを机に置いて、立ち上がった

鞠弥:蓮ちゃん?

蓮:・・・私、やる!

凪人:何言ってるんだよ?死ぬかもしれないんだぞ!

蓮:このゲームに参加してクリアすると願い事何でも叶うんでしょ、だったら澪夜を生き返らせて欲しい・・・!澪夜ともっと一緒にいたい・・・!!

夏南:蓮・・・

永羽:・・・俺もやる

Re: 怖ろしき猛獣〜死への導き〜 ( No.5 )
日時: 2011/04/18 20:21
名前: 蒼井海弥 (ID: Uk0b6ssr)

浩太:永羽・・・?

永羽:俺も蓮の気持ち分かるよ、俺だって佳織のことが忘れられない、蓮だって星守澪夜のことが忘れられないんだろ?

蓮:うん・・・

夏南:・・・私もやる!

浩太:俺もやるよ、参加しないで死ぬまで不幸になるよりはましだし!

帆乃香:そうですね、私も南城先輩の気持ち分かります

凪人:俺もだ、俺も参加する

鞠弥:私もやるわ

陽向:僕も参加します

楓:皆がやるなら、僕もやる!

蓮:皆・・・

すると何処からか声が聞えて来た

?:皆様、参加なさるんですね・・・

蓮:誰?!

?:皆様、外へ出てください・・・

9人は外へ出た

怖ろしき猛獣〜死への導き〜 ( No.6 )
日時: 2011/04/22 19:14
名前: 蒼井海弥 (ID: Uk0b6ssr)

外へ出ると黒いマントをはおり、仮面を付けた男1人と女1人が立っていた。

鞠弥:貴方達は?

女:私達はEternal Die Gameの主催者の代わりに参りました、皆さんゲームに参加されるんですね?

夏南:もちろんです

男:それで一緒に来てください

9人は男と女に着いて行く、着いたのは空き地だった、そこに黒い扉が合った

凪人:この扉は?

女:この扉を開ければEternal Die Gameの正式な参加者と認められます。

男:それでは開きますよ

男は扉を開く。すると9人は黒い光に包ませた。

9人はそのまま気絶していた

蓮:ん・・・ここは・・・夏南!浩太!永羽!皆、起きて!!

浩太:蓮、ここは?

蓮:分からないわ

帆乃香:何だか気味が悪いです・・・

陽向:あの女の人と男の人は?

凪人:何処かに行ったみたいだな・・・

するとまた何処からか声が聞えて来た

?:皆様、お目覚めですね。それではゲームを始める前に、皆様にはそれぞれの名前が書いてある袋を開けてもらいその中に入っている服にお着替えください

9人は自分達の名前が書かれた、袋を開け、着替えた

?:それではEternal Die Gameを始めます、ルールは簡単です。
こちらで用意した鬼から24時間逃げ切ってください、全員逃げ切れば全員の願いを一つ叶えます、しかし一人でも生き残れば、全員を助けて残った一人の願いを叶えます。
そして9人全員が鬼に捕まったら皆様は死神になってしまいます。
よろしいですね?それではゲームを開始します。
それでは奥の扉へお進みください

蓮:ちょっと待って!ゲームを始める前に鬼がどんなのか見せてください

?:それはまたどういったことで?

蓮:急に始めても鬼がどんなのか分からないなんて理不尽すぎるわ!

?:分かりました、それではEternal Die Gameの鬼画像をそちらのモニターに転送します

そしてモニターに移ったのは獣だった

陽向:獣・・・?

?:その通り、私が主催しているEternal Die Gameでは私が長年研究した発明品、「X00」が鬼なのです

浩太:X00・・・

?:鬼の数は最初は2匹です。2時間ごとに1匹づつ増えていきます、それでは皆様、扉の方へ・・・

9人は扉を開ける、そして扉の先には大きな街が見えた。

続く

怖ろしき猛獣〜死への導き〜 ( No.7 )
日時: 2011/04/24 22:10
名前: 蒼井海弥 (ID: Uk0b6ssr)

蓮:ここは・・・

?:ここは今から100万年後のとある世界です。皆様に逃げて貰うのはこの100年後の街、「クロスローズ」です。それではゲーム開始5秒前、4、3、2、1・・・スタート

9人はいっせいに散らばる、その時時計塔から一体目のX00が放出された、それと同時に9人が持っている携帯にメールが届いた

鞠弥:Eternal Die Gameが始まった・・・

楓:只今、クロスローズの街の中心部である時計塔から一体目のX00が放出された・・・

夏南:開始時に言ったように2時間ごとに1体ずつ増えていき・・・

浩太:最終的には皆様と同じ9体となります。

永羽:なお、この携帯は逃げている仲間に連絡や仲間のいる位置が把握できます。

陽向:だたし、鬼のは位置が分からないのでいつ来てもおかしくない・・・

帆乃香:そしてゲームの間鬼に捕まったらその情報が仲間達に伝えられる・・・

凪人:時にはミッションもあり、参加するかは皆様の気持ち次第・・・

蓮:皆様の健闘をを祈ります・・・どんなミッションだろ・・・

連は凪人に早速電話する

凪人:もしもし?

蓮:凪人君、私、蓮

凪人:メール読んだか?

蓮:読んだ、私自信が無くなって来た・・・

凪人:大丈夫だよ、自信持って逃げろ、そんな弱い気持ちじゃすぐに捕まるぞ、俺も蓮の気持ちが分かる、俺も奈々忘れられないからな・・・

続く

Re: 怖ろしき猛獣〜死への導き〜 ( No.8 )
日時: 2011/06/07 10:18
名前: 蒼井海弥 (ID: tJZdiBk9)

その頃、ゲームの主催者はモニターで参加者の様子を見ていた

女:ダイ様、今回も仲間が増えそうですわね・・・

主催者:そうだな・・・それでは最初のミッションの行こう・・・

男:畏まりました・・・

そして全員にミッションへのメールが送られた

楓:第1ミッション・・・

鞠弥:君達の腕に付けられた腕輪が光り始めた

帆乃香:これ・・・?

陽向:残り22時間30分になるとその腕輪は爆発してしまう

凪人:爆発したら強制失格とする、えぇー・・・

浩太:強制失格だけではなく、開始時に言ったとおり、死神となり、この国をさ迷い続ける

永羽:阻止するには、住民の家へ入り、その家にある番号を腕輪に付いている数字ボタンに打ち込まなければいけない

夏南:しかし、今この世界の時刻は深夜0時、開いている家が限られている。

蓮:やらないで死ぬか、成功させてゲームを続けるかは君達次第だ・・・この腕輪だよね

その時、蓮の背後に何か気配が感じた、そして誰かに肩を掴まれた

蓮:!!、誰?!

蓮の後ろには一人の少女だった

蓮:貴女は・・・?

少女:私は加賀見千沙、このEternal Die Gameの参加者の一人です

蓮:えっ?このゲームの?

千沙:はい、貴女もですか?

蓮:えぇ、私は南城蓮よ

千沙:蓮さん、今現実の世界ってどうなってますか?

蓮:今は・・・行方不明者・・・!!、もしかして、Eternal Die Gameに参加して行方不明になった人って・・・!!

千沙:おそらく私と同じように今もこの世界に残っている7人だと思います

蓮:7人も残ってるの?!

千沙:えぇ、全員このゲームに参加していました、私が来た時は3人と仲間と一緒でしたが、3人とも、鬼に捕まってしまったのです。その他の人は今もこの世界をさ迷っているでしょう

蓮:待って、このゲームで24時間最後まで逃げ切ったら願い事が叶うんじゃ・・・

千沙:はい、でも違ったんです。このゲームの主催者は私達をこの世界から出られなくするのが目的なんです!!

蓮:えっ?!

千沙:それより、さっきのミッションに行かないと!!

蓮:でも千沙さんは関係ないんじゃ・・・

千沙:残った者も次の組のミッションをやらないといけないんです

蓮:取り合えず行きましょう!!

二人は共に行動する事に

千沙:蓮さん、蓮さんを合わせて今回の参加者何人いるんですか?

蓮:えっと・・・私に夏南、浩太に永羽に楓さん、凪人君、鞠弥さん、帆乃香ちゃんと陽向君・・・合わせて9人よ

千沙:皆さんは今どうしているのでしょうか?

蓮:分からないわ・・・

浩太:蓮!!

蓮:浩太、よかった

浩太:ミッションやらないと・・・隣の奴は?

蓮:加賀見千沙さん、このゲームの参加者

浩太:このゲームの?!

千沙:驚いてる場合じゃありません。早くミッションをやらないと、あと・・・2時間しかありません

浩太:でも2時間ってまだ結構あるぜ・・・

千沙:この世界では1時間が30分なんです、だから2時間とゆうとあと1時間しか無いんです

蓮:30分も時間が早いなんて・・・取り合えず急ぎましょう

浩太:見ろよ、あの家明かりついてる

千沙:行きましょう!!

3人はその家へ向かう

蓮:すいませーん

家の中から若い女性が一人出てきた

女:何でしょう?

蓮:この腕輪のパスワード教えてください

女:527ですよ

千沙:527・・・

蓮、浩太、千沙はパスワードを打ち込む、そして腕輪の光は消えた

蓮、浩太、千沙:よかった〜・・・

蓮:でも何で527なんだろ・・・?

女:527はこの国の亡き王子のお誕生日から取ったんですよ

浩太:誕生日?

女:はい、この国にはとても優しくて正義感がある王子がいたんですけど、名前を馬鹿にされて、自殺をしてしまったのです・・・

千沙:自殺を・・・

女:王子が亡くなってからはこのクロスローズも水を打ったように静かになってしまったんです・・・

3人:・・・

続く


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