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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 不安定少年団
- 日時: 2011/04/11 20:02
- 名前: wokat (ID: Oui0uBDf)
wokatです。よろしくお願いします☆
まだ未熟な私ですが何かあったらアドバイスよろしくお願いします。
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- Re: 不安定少年団 ( No.1 )
- 日時: 2011/04/11 20:04
- 名前: wokat (ID: Oui0uBDf)
僕はただぼーっとしていた。一日中。そう、じっと。
周りは仲良く喋っている。
—馬鹿みたい。—
そんな気持ちでいつもこの光景を見ている。
第一章 馬鹿みたい。
みんな僕の事を‘オンナ’と言う。顔が女々しいからか、それとも弱々しいからか。理由は知らないが、学年のほとんどがそう言う。
「おい、オンナ。お前って今日掃除当番じゃねえよな。俺と代われよ。」
隣の席の風間がにやにや仲間と笑みを浮かべる。
やだよ。僕はつぶやいて帰る仕度をする。そのまま立ち上がろうとした時、
「っざけんなよ。てめえ何様なんだよ。」
仲間の一人、岡島が舌打ちしながら言った。
「・・・用事あるから。」
教室を出て玄関へ向かう。
どうして僕がやらなければならないのか。
—馬鹿みたい。—
やっぱりその言葉が学校生活の終止をつけた。
- Re: 不安定少年団 ( No.2 )
- 日時: 2011/04/11 19:59
- 名前: wokat (ID: Oui0uBDf)
岡島 林桜。小学校の時の僕の親友。今あいつは僕を馬鹿にして楽しんでいるグループに属している。きっかけはささいな事だった。僕と岡島のリズムが合わなかっただけの話。岡島は何かと急いでいるようだった。せかせかと自分のねじを巻いてすいすいと先走ってしまう。僕はそれをあきらめ半分に見ていた。自分と合わない。
自分とはつり合わないって。
でも自分のハードルを上げ始めたのはその頃からだった。みんな凡人、だから僕とは合わない。
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