ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

森の奥の絶命図書館 更新を中止しました
日時: 2011/07/17 17:34
名前: 萌恵 ◆jAeEDo44vU (ID: Pmy7uzC3)

御早う御座いますor今日はor今晩は、萌恵で御座います。
この小説に、私が以前書いていた小説の登場人物の名が出て来る事が在りますが、
全員別人ですので、御理解願います。

さて、此処へ来て下さった皆様に、
私から申し上げなければならない事が在ります。
この説明も読んで戴けると、嬉しい限りで御座います。

…—この小説を読む条件—…
Ⅰ 荒らし(消防,厨房)では無い方
Ⅱ 「私、神文しか興味無くてよ」では無い方
Ⅲ トリップを付けて下さい、偽物対策です
——————————————————————————————————
何時でも出来るトリップの付け方講座
————————————————————————————————○—
Ⅰ まず、投稿欄の、自分の名前の横に#を付けて下さい。
————————————————————————————————○—
Ⅱ それから、#の右隣に、適当な数字やローマ字を記入して下さい。
————————————————————————————————○—
Ⅲ 後は、本文を記入し、何時もの通り「返信」をクリックして下さい。
————————————————————————————————○—
#が、自動的にひし形の形になっているでしょう。
——————————————————————————————————

…—森の奥の絶命図書館 目次—…
<今まで出て来た登場人物の紹介> >>3
<プロローグ 出会い> >>1
<第Ⅰ章 絶命図書館Ⅰ> >>8
<第Ⅰ章 絶命図書館Ⅱ> >>10

Page:1 2 3



Re: 森の奥の絶命図書館 ( No.8 )
日時: 2011/04/30 19:53
名前: 萌恵 ◆jAeEDo44vU (ID: Pmy7uzC3)

森の奥の絶命図書館 <第Ⅰ章 絶命図書館Ⅰ>

 「こっち、こっち、こっちだよ——」
 針葉樹の森。
クリスマスの時期になると、光り輝くこの森は、
小夜のお気に入りの場所の一つだった。
どうやら、小夜の大好きな怪談が、この森には在るらしい。
小夜は、経った今、
近くの茂みから這い出して来た三人の友人に手を振っていた。
…応答なし。
しかし、小夜は、それに気づかず、一人で喋りまくった。
「ほらっ、皆、着いたよ!」
「多分、ここら辺に、あの怪談『絶命図書館の怪』に出て来る、
『絶命図書館』が在るはずなんだけど——ん?」
小夜が、やっと、皆が黙りこくっていることに気が付いた。
「あれ?どーした——」
「うっっっっっっさ—————————————い!」
つり目の女の子、萌花が、やっと口を開いた。
しかも、何やら大声で叫んでいる——。
小夜は、ぼんやりと萌花の叫びを聞いていたが、
萌花が最後に、こう叫ぶのが聞こえた。
「あんたはいっつも何かやらかすのよ、見て!
千波が、どんな怪我をしたか!」
その声にはっと気づき、萌花の横に目を走らせた。
居た——。
萌花の右隣に、膝小僧を擦り剥いてしまった千波が座っていた。
傷口を地面に付けぬ様、一生懸命踏ん張っている。
「ヴァ——ごめんね、ちなちゃん」
小夜は、急いで千波の方へ走って行き、
血で真っ赤に染まった膝小僧を覗きこもうとした。
が、遮られた。
千波のすぐ側に居た詩音が、まず、
その背後に忍び寄った存在に気付いた。
それは、十二歳ぐらいの少女だった。

Re: 森の奥の絶命図書館 第一話更新☆ ( No.9 )
日時: 2011/04/22 21:04
名前: 響 ◆jJ8KVlzwNk (ID: xq4DbqqB)
参照: お客さん4号です☆

すごいです!!
その才能分けてくだs((殴

これからもがんばってください!!応援してます☆

Re: 森の奥の絶命図書館 第一話更新☆ ( No.10 )
日時: 2011/04/30 19:48
名前: 萌恵 ◆jAeEDo44vU (ID: Pmy7uzC3)

森の奥の絶命図書館〈第Ⅰ章 絶命図書館Ⅱ〉

 ——その少女は、年齢に似合わない冷酷を秘めた暗い瞳をしていた。
瞳と同じ色の長髪が、涼しい風に靡いている。
小夜は、その少女を一目見るなり、はっと息を呑んだ。
そう、この少女は、はっきり言うと——今まで見た事が無い程の—
とても美しい少女だった。
 「——人間。この、神聖な場所に、立ち入るでない」
 少女が、霧の彼方から聞こえてくる様な、神秘的な声で言った。
一瞬、周りの空気までもが、揺れたと思った。
少女の目線は、小夜から、怪我をした千波へと移った。
そして、顔から、警戒が拭われた。
 「怪我した人間——お前達も、ついて来なさい——」
 
 『アヤシイ』
好奇心たっぷり、怪談大好き、記憶力抜群の人なら、そう思うだろう。
小夜は、そのどれにも当てはまり、やはり、こう思った。
 小夜達一行は、少女の案内で、ある、古びた西洋屋敷の前に来ていた。
 ——この建物は、あの怪談、
『絶命図書館の怪』の特徴に当てはまっていた。
十二歳程の副館長と、十五歳の幼い館長が取り仕切る、
数多くの絶命した人の所有物——主に書物——が、
棚にぎっしり並べてある、風変わりな図書館だ。
そして、扉は、朱色で観音開き——。
小夜の目の前に立つ建物は、朱色の観音開きの扉だった。

Re: 森の奥の絶命図書館 第一話更新☆ ( No.11 )
日時: 2011/04/29 22:56
名前: 萌恵 ◆jAeEDo44vU (ID: Pmy7uzC3)

響さん…!?有難う御座います…
私は、こんなに嬉しい言葉、一つ一つに感謝しなければ…

Re: 森の奥の絶命図書館 第二話更新☆ ( No.12 )
日時: 2011/07/17 17:34
名前: 萌恵 ◆jAeEDo44vU (ID: Pmy7uzC3)

この小説の更新は中止されました。


Page:1 2 3