*〜双子物語〜* | ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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*〜双子物語〜*: 日時： 2011/05/23 09:44; 名前：沙紅羅（ID: vkj9BN7a）; 　　ツインストーリー
　*【双　子　物　語】*

キャラクター
<登場人物>
　メインキャラ　

【雪岡紅瑠薇　ユキオカクルミ
↓
雪兎紅瑠薇　ユキトクルミ
　
雪岡小那多　ユキオカコナタ
↓　　　　　ツインメインキャラクター　
雪兎瑠那　　ユキトルナ】　双子主人公
　
大黒友紀音　オオクロユキネ
柳亜莉守　　ヤナギアリス
松瑠璃　　　マツルリ

華恋翠　かれんすい

【　】
久留巳と小那多の。

悲しくて、切ない—、

物語のはじまりです。

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Re: *〜双子物語〜* ( No.1 ): 日時： 2011/05/21 17:59; 名前：沙紅羅（ID: vkj9BN7a）; 　【双子物語　序章】dy紅瑠薇

双子なんて、知らなかった。
ずっと一人っ子かと思ってた—。

……………。

　朝、目覚めたきっかけは目覚まし時計。
くじで当たった、アニメキャラの時計。

「あ、起きたの?お早う。」
「……ん。」

眠たいので、ろくに返事も出来ない私。
寝起きは悪い方だと自覚がある。
みんな、起きたばかりの私にしゃべらないほうがいい。

「ふぁ〜っ!」
「でっかいあくびね」

ぼそっ、と呟くのは—。
誰だろう

長い黒髪を背中の真ん中あたりまで伸ばしたヘア。
とてもつやつやの肌。
綺麗なピンク色の目。
そして、すらっと長く細い足。

一瞬、目を疑った。
彼女は、とても綺麗な子だった。

「え……っ?あの。」
まず、第一に質問することは、

「どなたですか?」
「雪岡小那多よ」

いきなりのタメ口。
え?ゆ、雪岡って………。

「え、なんで同じ名字?」
「何を言っているの…」

ええ?
な、なに…………ッ、

「私は、貴方の妹でしょ?」
「え、え……えッ、」
「双子の。」

嘘おおおおおおッ!?