ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 俺と二人と非日常な日常
- 日時: 2011/05/28 19:55
- 名前: ロン (ID: PBJobJTc)
はじめまして。
ロンと申します
初めてなので駄作になると思いますが、
どうぞよろしくおねがいします。
注意事項
①荒らし禁止です。
②ホラーな展開があります。
③グロ注意!!
④更新が遅いと思います。
⑤ギャグが所々にある。
- Re: 俺と二人と非日常な日常 ( No.7 )
- 日時: 2011/05/30 22:21
- 名前: ロン (ID: PBJobJTc)
「藤崎、先生のいってる意味分かるか?]
[いえ、まったく。」
こんにちは、みなさん。藤崎真弘です。
前回、作者の事情(文才がない的な意味)で自己紹介できなかった
藤崎真弘です。
今の現状、今まで見てくれた方はお分かりかと思います。
はい!!ひどいオチですね!
・・・とりあえず現実逃避したいと思うんだ・・・
まず、前の回の最後で確信されたと思いますが、この作品は
「ギャグ」という名の悪ふざけが所々に入っています。
なぜ、シリアス・ダークのジャンルにしたかというと、
ぶっちゃけ、後半ホラーになったり、シリアスになったり、
グロくなったりするからです。
だから、ギャグ(悪ふざけ)が嫌いという方はご注意ください。
というわけです
・・・敬語って疲れるな・・・
もう、一生使わん。・・たぶん。
・・敬語。敬語か。
「藤崎。」
敬語といえば、あの生徒会長死なないかな・・
あいつ、敬語使えってうるさいんだよ。
ぶっちゃけ、死んでほしい。
てか、死ね。
みじめな姿で灰となって消えろ。
「・・藤崎。」
もう、いっその事、殺そうか。
こう、鈍器で殴ったりして。人間の体って柔らかいらしいから
すぐ、死んだりして?
「・・・・藤崎?」
・・なんか考えたら止まらなくなってきた。
よし、今度、見かけたらこっそり尾行して一人になったところを後ろから。
「藤崎!!」
「はい?なんですか?先生」
正面をふりかえると珍しくあせったような松平が
いた。
「・・・続きしてもいいか?それとなんか殺人予告を
聞いたよう「早くしましょう!!先生。」
俺は松平の言葉をさえぎりそう言い放った。
あぶねぇ!心の中だけだのはずが、もれてたとは。
今度は停学じゃすまんぞ!!
「・・・それじゃあ、再開する。」
そうそれでいいんだよ。松平。
コンクリートと一緒に海にしずめられたくなかったらな。
あ、今のは例え話だから。勘違いすんなよ。
前回までのあらすじ、なんか一人で松平と脳内格闘
してたらそれが前触れとなり、職員室に
呼びつけられたのだった。以上。
それにしても職員室というものは、予想に反してやけ
に騒がしいな。
見てみると、俺たちの周りを何人かの教師達が
駆け回っている。
手に書類を持ったり、何かしきりに叫んだり、
見るからに大変そうだ。
あ、一人こけた。
「藤崎。」
見ると、松平が不機嫌そうである。
俺がキョロキョロしてるのが気に食わなかったの
だろう。
俺は慌てて前をむいた。
怒らせると後々、面倒だ。
松平はそれを確認すると、意外にもきれいに片付いた
机から紙の束をとりだした。
そう、レポートだ。
今まで話し合ったが、なかなか理解されないため
実際に悪いところを示そうという事だろう。
理解してないのはどっちだ。
「藤崎、確かにお前のレポートは正確に書かれてて
分かりやすい。」
レポートというのは、松平が出した課題である。
個人ですきなテーマを決め、それをレポートに
まとめるという課題だ。
ちなみに狙いは自主性を尊重するとかそういう所
だろう。
俺だって真面目に提出したさ。
正直、早く帰りたい。
「なら、いいじゃないですか?一体どこが不満なん
です?」
俺は投げやりに言う。
この時の俺は、少し不機嫌だったのだから、
しかたない。
それが松平のしゃくに障ったらしい。
松平は叫んだ。
「中身だ!!
お前の調べた『人間はどういう殺され方をしたら
早く死ぬか』というテーマが問題なんだ!!」
(つづく)
- Re: 俺と二人と非日常な日常 ( No.8 )
- 日時: 2011/05/30 19:41
- 名前: こんにゃく (ID: cmzh4jIc)
素敵な小説でふね
グロ ホラー ギャグ大好きだお〜(^^♪
レポートそんなテーマにしちゃだめだよ〜(笑)
- Re: 俺と二人と非日常な日常 ( No.9 )
- 日時: 2011/05/30 21:55
- 名前: ロン (ID: PBJobJTc)
こんにゃくさん>>
コメありがとうございます!!
レポートの事はまぁしょうがないww
- Re: 俺と二人と非日常な日常 ( No.10 )
- 日時: 2011/06/02 20:04
- 名前: ロン (ID: PBJobJTc)
超展開(笑)
「お前の調べた『人間はどういう殺され方をしたら早く死ぬか』
という、テーマが問題なんだ!!」
松平がそう叫んだ瞬間、職員室はしんと静まり返る。
周りの教師達は、ロボットのように立ちすくし、何かを印刷する
音もしきりに叫んでいた声ももう、何も聞こえなかった。
「それがどうしたんですか?」
俺はそう問いかけた。
ただ、純粋に問いかけた。
「道徳に反してるからですか?それとも個人的な理由ですか?」
「・・・そういうことだ。まわりに変な影響を及ぼすだろ?」
静まり返った職員室の中で松平はりんとした声で言う。
その黒くしっかりとした目がそれが心から言っていると表している。
「もちろん、お前の事も心配してるんだぞ。」
俺は目をうたがった。
何をいってるんだ?コイツ?赤の他人ならともかく、
同じ種族じゃない俺を心配しているだって?
「人間」とはそういう生き物なのか?
ただの低脳な哺乳類ではないのか?
分からない。人間が理解できない。
そうそれは、いまだに俺を蝕んでいる感情。
俺の探究心ではぬぐえない感情。
『疎外感』
違うという事がこんなに苦しいなんて
どうしてだろうか?なんでこんなに悲しい
だろう?
・・・なりたいよ。
「みんなと一緒になりたいよ・・・」
神様がいたのならきっと不公平だと思う。
俺は神様なんて信じない。
「藤崎!!」
松平が俺の名前を呼んでいる。
俺は、松平から「再提出」と
書かれたレポートをひったくると職員室を
飛び出した。
その少年は、自分のことを周りとはちがう何かだと
思い込んでいて。
また、探究心が以上に強く、
時には、人の心のすきまにはいりこみ
また、人を殺すのさえも、いとわない。
10年以上も前の事件、以上な探究心の少年
そして、ある「都市伝説」。
「ねぇ、しってる?怖い話を7つ知ってると
死んじゃうんだって。」
藤崎真弘が去った後、教師達はあぜんと
していた。
彼が飛び出したときにいった言葉。
『俺は人間じゃありませんから!!』
(つづく)
- Re: 俺と二人と非日常な日常 ( No.11 )
- 日時: 2011/06/10 23:25
- 名前: ロン (ID: PBJobJTc)
更新遅くなって申し訳ない・・
『人間』。
そう、それが彼らの名前だ。
名前といっても個体で大体違う名前である。
集団のなかでもさまざまな人格をもち、基本「家族」という
むれで生活している。
彼らのコミュニティーは幅広く、同じ『人間』でも
いがみあったり、仲良くしたりと多種多様である。
断言するが、俺は人間ではない。
理由?なんとなくだ。
・・・なんだよ。その目は・・
別にいいだろ。理由なんて。
なんとなくというか、とけこめねぇんだよ。
この社会に。なんとなく合わないんだよ。
・・・しょうがないだろ。
俺は『人間』じゃないんだから。
そもそも、俺は小さいころの記憶がないんだ。
幼馴染とかに話をふられてもついていけないし。
両親も他人としか思えない。
いつ頃からか、気づいたらこんな感情をもっていたし・・
レポートだって自分の探究心をおさえられなかったし・・
・・え?あれ本当にやったの?って?
・・知りたいか?
・・まぁ、そんな奴なんだよ。俺は。
レポートぶんどって、逃げて今、自分の部屋で卑屈になってる
情けない奴だよ。
・・はぁ。
学校、行きたくねぇ。
いっそのこと教師、全員、ぶっころ「真弘〜。ご飯よ。」ガチャ。
「しませ〜ん!!」
「!?何、なにごと!?」
あぶねぇ!いろいろあぶなかった。
ていうかノックくらいしろよ!この女!!
いろいろとビビったわ!
「ごめん。妖精さんとお話してたのジャマしっちゃた?」
んなわけあるか!
お前は霊感を誤解してるよ!
いますぐそのメルヘン脳治せ!
「・・で何の用?」
「あ、そうだ。ご飯できたから呼びにきたの。」
「分かった。すぐ行くから先行ってて。」
俺は母親に適当に返事すると、レポートを机の上においた。
うん、我ながらきれいな部屋だと思う。
であの女は藤崎玲子。
俺の母親。
一見、ふつうの主婦に見えるがメルヘン脳。
そして、俺の霊感を勘違いしている訳だ。
・・実の母に妖精と話してると思われてんのか・・俺は・・
考えたら、虚しくなってきた。
そんな事を思いながら一階に向かうと
「あれ?親父。帰ってたの?」
ガタイのいい男が目にはいった。
「ああ。帰ってきたぞ。なんだお前は実の父親が帰ってきたことも
知らなかったのか。」
知ってたら聞かねぇよ!
この見た目に反して愛想のいい男は俺の父親。
藤崎正弘。
うざい奴だ。
かるく談笑しながら席につく。
正直、他人というより同い年という感じだ。
俺は、あまり父親が好きではない。
ていうより、ガタイのいい奴は嫌いだ。
なぜだか、バラバラにしたくなる。
「あ、真弘。」
母が話しかけてきた。
「さっき良助くんから電話あったわよ。」
「は?なんていってた?」
あいつが電話してくるなんてどんな用事だ?
「学校で言うからいいって」
なら電話してくんなよ!
・・あいつが電話するぐらいの用事。
さては松平め!
言いやがったな!
・・学校行きたくねぇ。
「あら、パパったら。ご飯ついてるわ。」
「おっとそうだ。とってくれ。」
「アハハ。」
「ウフフ。」
・・もうやだこいつら。
なんで俺の周りってまともなのいねぇんだ!!
・・はぁ、次回なんだか波乱の予感です。
(つづく)
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