ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 狩ラレル・ワールド
- 日時: 2011/05/29 11:55
- 名前: ☆クッキーパン☆ (ID: hodsxr1W)
俺は何にも関係ない、何もやってない、何で追われてる?
生きてる意味を教えて
シバサキ カイ ・・・
俺の名は柴崎 魁 ただの中学生、だった あの日からすべてが変わった日常も、すべて
- Re: 狩ラレル・ワールド ( No.1 )
- 日時: 2011/06/20 13:07
- 名前: ☆クッキーパン☆ (ID: hodsxr1W)
1日目 パラレル・ワールド
変わる瞬間を見た、2111年 11月11日 午前1:11分 11秒 全世界の人口 約69億4000万人全てを残して
地球が消えた、いや、俺らが移動したって言うほうが正しいのだろうか、まるでそこは別世界
海なんてない、見渡す限りの大地、ただ、草原はある、、なのに生き物がまるで生きていけそうにないような…
・・・
だがそれだけは間違っていた、ここはヤツラの世界だったから、ヤツラは生き物でもなきゃ植物でもない
ただヤツラの飼い主が与えたエサを食い尽くす欲望のままに、そのエサに地球の人間が使われた、
移動してすぐ狩りが始まった一人また一人と消えていく周りの人たちは混乱し、女性は腰を抜かしてるやつもいた
逃げた逃げた逃げまくった、あまり運動をやってないから体がなまったと思ったがそうでもなかった、
自慢じゃないが昔100m走、マラソンの日本大会で優勝した事がある、少なくとも他の人よりか走りの自信はあった
でもそれはムダだったのかもしれないヤツラは俺と互角ぐらいの早さだった逃げるのでやっとだ
その後、俺は洞窟で夜を明かした。
1日目戦歴…
遭遇回数1回、戦闘回数0回、逃走回数1回、1日目終了…
残り人数、約62億5000万人
- Re: 狩ラレル・ワールド ( No.2 )
- 日時: 2011/06/20 12:59
- 名前: ☆クッキーパン☆ (ID: hodsxr1W)
2日目 エンドレス・ラン
何時間ぐらい眠ったのだろうか、もう夜は明けていた。それとともに、昨日の夜を生き抜いた人たちを喰おうと
狩りが始まった。
今回は正直言うとヤバイ。昨日は1時間程度だったからよかったものの、今日は24時間全力疾走、走り走り走った。
「ったく!あいつ等なんで俺らの居場所が分かるんだよ!ずっと走らなきゃホントに死だな、ちくしょう!」
実際、友達が死ぬところは何度も見た。ヤツラは骨まで食い尽くす。この世界に遺骨という言葉はないらしい
でもヤツラの武器は牙と爪ぐらいしかない俺は車に引かれて死んだヤツラを見た
でも車ごとバリバリ喰うヤツもいた。どっちにしても恐ろしい。「おらぁ!おめぇたちゃあ何モンだっぺか!?」
チ、チェーンソー!あのおっさん最強じゃ…「あれ…欲しい!」ダメだ!俺が今思ったことは…決してダメだ!
「何すんだっぺ!う、うわぁぁぁ!」俺の思ったことが現実になった。むごい、いつ見てもむごすぎる、
バリバリ…ゴッキュン…!よし!ヤツラが去ってからアレをとりに…「キシェェェェ!」きづかれた!やべぇ!
「チェーンソーを!」必死にチェーンソーに向かって走った。…我ながら驚いたがわずか1回のノックで…
ヴォォォォン!「ついた!」「キシェェェ!」ブシュッ!ヴヴヴヴヴヴヴヴゥゥゥン!…真っ二つに割れた。
血が飛び散った今の俺を一言で表すなら…悪魔が最適だろう。
「おっさん…すまんが使わしてもらうぜ…」
2日目戦歴…
遭遇回数6回、戦闘回数4回、逃走回数2回、 2日目終了…
残り人数、約58億3000万人…
- Re: 狩ラレル・ワールド ( No.3 )
- 日時: 2011/06/20 13:07
- 名前: ☆クッキーパン☆ (ID: hodsxr1W)
3日目 デット・レスキュー
タタタタ…「またかよ!今日4回目だぞ!」今日は朝からずっとたたかいっぱなしだ。今、追われているのをあわせて
言ってしまっているが4回目だ。2回は寝起きに襲われ、とっさにチェーンソーで切ってしまった。
1回は逃げた。今回はバリバリ元気なので逃げる事にした。
ヤツラは単純だ。3回目のときに分かったがヤツラ曲がって追う事を嫌っている
3回目のときに俺がぐるぐる回りながら逃げると、動きが止まった。どうやら方向感覚がおかしくなるのだろう。
止まっている間に逃げれば大丈夫なはずだ。
「多分グルグル逃げれば…」2分ぐらいグルグルしてみた。「ヴォ!?」予想通り!4回目…逃走成功!
「はぁはぁ…疲れたな…ダメだな…休憩しよう…「ふうぅぅ…」ギラッ…「ヴォォォォォ!」
何でここにヤツラがこんなに!?ここ…巣か!?ざっと数えて4体
両親と子供二人ってか…「ガゥゥゥ…」「すまん!あぁぁぁぁ!」
ザクッザクッ!ドサドサドサ…「ヴォ?…ヴォォォォォ!!!!!」
しまった!子供から殺すんじゃなかった!もう俺の頭の中はパニック…考える時間はない…
「戦おう!」
「うりゃぁぁぁぁ!」ヴォヴォヴォォォォン!「キシェェェ!」
キキン!爪は切れないか…「うりゃぁ!」…こいつ強い!今までとは違う!隙がない!
「キシェッ…」見学しているヤツが笑ったように見えた。「俺は雑魚ってか!?あぁ!?」
ブシュゥゥ… 切った…!「キシュ…」ドサッ…
「キシュキシュ…」「また笑いやがったな…!」俺の怒りはもう限界だ!
「死ねぇ!」ヴヴヴヴ…ヴ、ヴ、プシュゥゥゥ…
ガソリンが…切れた…
「もうおしまいだな…」「キシュキシュキシュ!」
ドサッ…そっからの記憶はない…
「勝ったと思うのは…早すぎないか?」バァァァン…「大丈夫か…?」「………」
「連れて行くか…」
3日目戦歴
遭遇回数5回、戦闘回数3回、逃走回数2回、3日目終了…
残り人数、約54億7000万人…
- Re: 狩ラレル・ワールド ( No.4 )
- 日時: 2011/06/20 13:29
- 名前: ☆クッキーパン☆ (ID: hodsxr1W)
4日目 レジスタンス・ガーディアン
ムクッ…ここはどこだろうか…俺は昨日死んだ…はずだ、ここは天国か…?普通の家みたいだな…
「おきたのか?」だれだ?この人も死んだのか?「危なかったなお前、もうちょっとでエサになるところだったぞ」
「俺…生きてる…?」「何言ってる…生きてるだろ?生きてるのがイヤか?」
「いや…別に…」「ここがどこか…って事知りたいんじゃないのか?」…コクリ、
「やっぱりな…ここはヤツラを駆除するために作った秘密基地、俺らの住処だ…武器もいっぱいあるだろ?」
「ここでな…色んな研究してて…やつらの生態、弱点、この世界についても調べてるんだ…」
「ここで唯一分かった事はこの世界の酸素はただの酸素じゃない栄養が丸々入ってる万能酸素ってことだけだ」
「だからお腹減らなかったのか…」「あとは何にも…」「俺…一つ弱点知ってます…」「何!ホントか!?」
「はい…ヤツラ曲がって追いかけることが嫌いみたいです。グルグル回転しながら逃げるとおってきませんでした。」
「そんなものが…」「何かあったら向かいの部屋に来い今日はゆっくり休め…明日いろんな事教えてやる…」
4日目戦歴…
遭遇回数0回、戦闘回数0回、逃走回数0回、4日目終了…
残り人数、約50億4000万人…
- Re: 狩ラレル・ワールド ( No.5 )
- 日時: 2011/06/22 18:37
- 名前: ☆クッキーパン☆ (ID: hodsxr1W)
5日目 マイネーム・デイ
今日はよく寝た…やっと見つけた休息の場、これ以上の幸せは、この世界には多分ないだろう。
「向かいの部屋だっけ…」ガチャリ…「おはようございます。」この部屋にいたのは7人、
男性4人、女性3人だ、あの人はいない、「おはよう…」女の人があいさつをしてくれた。…気まずい、
「…で?何のよう?」「え…?いや起きたらここに来いって…」「ああ…あいつが呼んだのか…」
「ところであの人は…?」「ん?あいつはまだ寝てるよ…」寝てる…見た目と違ってのんきな人だな…
「あいつが起きるまでゆっくりしていろ、あいつ起きるのに時間がだいぶかかることは覚悟しておけ」
「はい…」「そんなに気を使うな、そこまで悪いやつらじゃない」あ、あの人だ…「やっと起きたのか…」
「いや〜思いのほかぐっすり眠れて…」「また同じセリフ…」皆、俺に気を使ってたから、暗く見えたんだ。
ホントはいい人たちなんだ。
「自己紹介でもするかな。僕は、稲田 皇介。(イナダ コウスケ)元自衛隊だ。戦闘担当。よろしく!」
俺に話してくれた人が出てきた。「あたしは西川 蓮華(ニシカワ レンゲ)生物学者、ヤツラの生態を調べてるの」
もう一人の女の人がコソコソ出てきた。「私…水口 紗弥…(ミナクチ サヤ)数学者…」
「あ!こいつは一応、見た目によらず、国際数学オリンピック準優勝してるんだぜ。新聞にもなったんだ」
ガリベンのような男の人が話し始めた。「僕は大野 恵輔(オオノ ケイスケ)、エンジニアです。」
「もと、NASA所属のな!」稲田さんつけたし多いな…
「俺は、横山 和輝(ヨコヤマ カズキ)、鍛冶職人だ」
「秘密裏に軍とか手伝ってたんだぜ!バズーカの設計図も持ってるし…」「さっきからうるさい!」
あはは…やっぱ怒られた…
「僕は二宮 壮真(ニノミヤ ソウマ)って言います。医者です。」
「いいとこには勤めてないが、腕は確かだ、保障する。」…皆あきらめてるみたいだ…
「私は加藤 美沙友(カトウ ミサト)っての!調合師!薬草で薬つくんの!」
「うさんくさいけどな…」「なんでわたしだけ!?」やっぱり…皆いい人なんだ…
「で?君はなんての?」「あ、俺は柴崎 魁です。得意な事はないですが…足には自信があります。」
「へぇ〜50m何秒?」「えと…5,7です。」「え!はや!世界記録行けんじゃないの!?」
「いやムリですよ。世界にはもっと早い人いますから…」
「よし!今日は1人増えたお祝いに……何もしない!」
「ハハハハハハ!」
5日目戦歴…
遭遇回数0回、戦闘回数0回、逃走回数0回、5日目終了…
残り人数、約49億2000万人…
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