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キミ宿り。(1章 出会い)
日時: 2011/06/13 20:39
名前: 乙音 (ID: iV.IyZa1)


ワタシは一体なんのために生きているんだろう・・・。


わからないや・・・。



自分ってなんなんだろう・・・。

誰かがワタシを操っているのかもしれない・・・
もう頭の中がぐちゃぐちゃだ・・・。


「・・・はぁ・・・」

<<ドンっ>>

「あっすみません;
 
 ボク、今日退院したばっかで、はしゃいじゃって
 つい・・・。
  
 ・・・?キミは?」



「・・・はい?
 
 あー・・・ゴメンナサイ。ぼーっとしてたもんだから・・・
 別に。
 
 あと、ワタシになに言っても無駄だから。」


「・・・は、はぁ・・・。
 でも・・・キミっていいなぁ〜

 元気っていうか・・・命が当然にあって。

    
 ボク・・・・・・・・・・・・・・・・・」


「・・・え?」

<<ぐすっ・・・>>

「・・・ははは・・・ゴメン。
 なんでもないよ・・・。

 じゃあ・・・ね。」


「・・・・・・・・・・・お大事に。」


<<すたすた・・・>>

「あっ!!!!!!!!!!!!!!!!

 ・・・今度は笑って会おうね!!」



「・・・ふっ・・・」
(微笑む)


この日、ワタシは出逢った。


ワタシを変える人に・・・。 



〜つづく〜


 

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Re: キミ宿り。(1章 出会い) ( No.7 )
日時: 2011/06/14 09:16
名前: 乙音 (ID: iV.IyZa1)


遅くなりました;

コメントありがとうございます><

頑張ります!!!
時には迷ったりもすることがあるので
そのときは提案よろしくおねがいしますww;★

Re: キミ宿り。(2章 樹李の過去) ( No.8 )
日時: 2011/06/14 11:34
名前: 乙音 (ID: iV.IyZa1)



<<ガチャ・・・>>


「・・・ただいま。」


・・・今日もいないんだ・・・・・・。

ってゆーか


もう親じゃないし  
あんなヤツ・・・・・・


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 「ママーパパー」

 「樹李!おいで
  ほら早く^^」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ワタシ・・・

樹李(じゅり)なんて名前・・・

いらない。



だから、もう名乗らないようにしてるし・・・。


あの子にだって・・・あの男の子にだって

教えないんだから・・・。



Re: キミ宿り。(3章 叶の過去) ( No.9 )
日時: 2011/06/14 11:44
名前: 乙音 (ID: iV.IyZa1)




ボクは・・・

病気がある。



治らない・・・重い病気だ。



今まで友達なんて・・・いなか・・・った・・・


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「・・・・・・」
(叶((きょう))がぼーっとしている)


「・・・?どうしたの?
 あ、こんにちわ!!ワタシ・・・・よ^^
 よろしくね」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


そういえば・・・1人だけ話しかけてくれた子が・・・


名前が思い出せない・・・。



あぁ・・・もう疲れたんだ・・・


今日は寝よう・・・・・・・・・・・・・・。






Re: キミ宿り。(4章 樹李の名前) ( No.10 )
日時: 2011/06/15 10:27
名前: 乙音 (ID: iV.IyZa1)


<<ガチャ・・・>>


(家を出る)


「え!?」(叶)

「は?」(樹李)


「まままま・・・隣だったの!!??」


「あー・・・そうらしいね。何よ。悪い。」



<<じーーー・・・>>


「なっ・・・あんた
 どこ見てんのよ。」


「み・・・もり・・・?」


「は?」



<<くるっ・・・>>

(叶が見ていたものに気づく)

「あっ・・・あんた表札見たわね!!!!!!!!」

「う、うん・・・。ダメ・・・だったかな」


「最っっ低!!!!!!!!!!!!!

 そんな・・・」


(樹李が少し涙を浮かべて)


「そんな勝手なことしないでよ!!!!!!!!!」



<<たったった・・・>>



「・・・うぅぅ・・・ボク・・・」

(叶も泣く)




〜つづく〜








Re: キミ宿り。(5章 親との再会) ( No.11 )
日時: 2011/06/15 10:43
名前: 乙音 (ID: iV.IyZa1)


・・・何よ・・・っ・・・

絶対に名前知られたくなかったのに・・・っっ



「もう!!!!!!!!!!!!」

(油性ペンを探す)


<<がちゃがちゃ・・・>>


ない・・・ない・・・!!


〜〜っんもういい!!水性で消す!!!!

<<ガチャっ>>(外へ出る)



(『実森』という苗字が書かれた表札を消している)←激しく荒く



「・・・樹李・・・?」


<<くる・・・>>


(泣きながら振り返る)



「・・・・・・樹李・・・何して・・・」



(ペンを落とす)


「なっなんでここにいんのよ!!!!!

 今更帰ってこようだなんて思わないでよね
 あんたみたいなの

 もう親じゃないんだから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



「樹李・・・お母さん・・・あなたに
 会いに来たわけじゃないから・・・。そんなに
 怒んないで。ね?

 お母さんは隣に用事があるんだから・・・。」



「・・・え・・・?

 隣・・・・って・・・」



あの子の家・・・

どうして・・・・どうして
あの男の子の家なの・・・・・・・・・


「それじゃあね。

 1人で頑張って・・・」


「・・・・・・っ・・・・」



<<すたすた・・・>>


・・・・・・・



<<たったった>>

(包丁を取り出す)


<<ガチャっ>>


「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ」


(表札を包丁でたくさん傷つけた)

(息も荒くなる)




〜つづく〜



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