ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- コランダムの空
- 日時: 2011/07/19 08:54
- 名前: 宇宙 (ID: xETOa9mj)
どーも、宇宙(そら)です。
駄文ですが読んでいただけるとうれしいです。
でわ、登場人物を紹介しようとおもいます。
木霊 青葉 こだま あおば
真守 海稀 まかみ みき
夏目 咲夜 なつめ さくや
綾村 要 あやむら かなめ
桜庭 一樹 さくらば かずき
野々村 夏希 ののむら なつき
春間 厳臣 はるま たかおみ
須賀 歩夢 すが あゆむ
葉沢 結祈 はざわ ゆき
〜本編〜
>>0〜 勇者の朝
〜番外篇〜
>>6 真守海稀の苦痛(あくむ) 【SS】
>>9 葉沢結祈、その後 【SS】←ネタばれ含みます。
>>10 桜庭一樹の祈り 【SS】←ネタばれ含みます。
〜 『コランダムの空』本編スタート 〜
勇者の朝
冥王(めいおう)100年 西暦2700年、コランダム星は冥界の者たちに支配され死の星と化すと予言がなされた。
現在人々は冥士(めいし。死者のこと)たちのもとにひれふしている。
希望のなくなったコランダムに現れた勇者(かれ)は一すじの光だった。
彼の名は木霊青葉、22歳という若さで異次元に生きる天才。勇者となるまでの彼は自らの気配をひそめ、ひっそりと生活をしていた。
つづく。
- Re: コランダムの空 ( No.7 )
- 日時: 2011/07/06 18:45
- 名前: 紫 ◆2hCQ1EL5cc (ID: Pc9/eeea)
戦闘機、だと……っ! むらさきのつぼにくりーんひっとした
失礼しました。数学のファイルに戦闘機の使ってるほど好きなんです。詳しいわけじゃなくて、見てるのが好きなだけですが。
歌を使う、っていうのは一度も私小説でやったことがないんです。なるほどそういう手があったかと、技術を拉致りたいなとか思いつつ、歌とか詞とかは壊滅的にだめ人間なので難しそうです……
それから、台詞。台詞もすごく苦手で、この小説のようにいろいろと台詞を増やして、台詞からも人物の人となりが分かるようにして……という努力をしていきたいです。できるかな……
勝手にぺらぺらと失礼しました。
これからも更新頑張ってください!
- Re: コランダムの空 ( No.8 )
- 日時: 2011/07/06 20:31
- 名前: 宇宙 ◆Rc6Rcb4vBU (ID: WkxsA0sZ)
- 参照: 出没貴族
あ、バトルものってだけです。いちおそういうの慣れてるキャラのほうがいいとおもったので……。
でも頑張ります。
これからも番外篇を交えつつ書いきます。
よかったらまた読んでください。
- Re: コランダムの空 ( No.9 )
- 日時: 2011/07/07 17:28
- 名前: 宇宙 ◆Rc6Rcb4vBU (ID: WkxsA0sZ)
ここはネタばれを含みます。
とりあえず読み飛ばしてください。
〜葉沢結祈、その後〜 ※SSです。
光の中、一人の少女はたたずんでいた。
美しい衣を身に纏い、ただ静かに泣いていた。
もう動けない
もう笑えない
もう二度と
彼に会うことは
できない
本当の光にのまれた彼
うらやましい
ねえ誰か
あたしを偽りの光の中から連れ出して
あたしを本当の光に沈めて
ねえお願い
そう言って少女は姿を消した。
静かで暖かな春の夕方のこと。
一人の女神は何も残さず姿を消した。
完全な闇となった世界から姿と生きた証拠を消して木霊青葉のもとへたびだった。
もう誰も気付くことはない。葉沢結祈という少女の本当の正体は光にのみこまれ、消えてしまったのだから……。
END
- Re: コランダムの空 ( No.10 )
- 日時: 2011/07/08 16:28
- 名前: 宇宙 ◆Rc6Rcb4vBU (ID: WkxsA0sZ)
とりあえずこれも読み飛ばしてください。
ネタばれを含みます。
〜桜庭一樹の祈り〜 【SS】
桜庭一樹は考えた。
完全な闇になった世界の中で考えた。
いままでの美しい世界は
あのひとが大切にした世界は守れるのか……
否(ノー)
俺に世界を守れるほどのチカラはあるのか……
否(ノー)
あるわけがない
じゃあ誰なら守れる?
彼の心友ただ一人
でも……
今の彼は戦えない
ねぇ
前の世界は戻ってくる?
わからない
でも
俺じゃただの足手まとい
それだけはわかる
ねぇ誰か
あのひとの心友を助け出して
あの美しい世界を
とりもどして
ねぇ
誰か……
仲間が戦えない苦痛に耐えながら彼は祈った。
信じてもいない神に祈りをささげた。
自分を大切にしてくれたひと、木霊青葉とその心友 真守海稀のためにも彼は祈り続けた。
なにかを温めるというチカラしか持たない自分を必要としてくれた海稀、自分の料理を楽しみにしていてくれた仲間。
彼はあの日のことを思い出した。
二度と戻ることのない日々を思い出し、静かに静かに泣いた。
それは一人の女神が姿を消したその翌日のこと。
END
- Re: コランダムの空 ( No.11 )
- 日時: 2011/07/08 22:35
- 名前: 宇宙 ◆Rc6Rcb4vBU (ID: WkxsA0sZ)
気が向いたので本編続き。
「で、イヤっつたらどうなるんだ?」
きくと、海稀の顔に悲しそうな色がまざった。
「あおがゆっきーのこと好きで、ちゃっかり女神の『虹色Smile』をメールの着信音にしてることばらす。それも大勢に。あと……死ぬよ?」
海稀のアタマはときどきおそろしい。参加しないと命を落とすような作戦を絶対に安全で一番簡単な作戦として発表するのだ。
つづく
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