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短めホラー集 新題名募集中!
日時: 2011/08/05 18:45
名前: 結南  ◆XIcxIbyC92 (ID: hH8V8uWJ)

こんにちわ。以前ホラー短編集を書いていましたが、短編にならなくて
挫折したので、「短編」ではなく「短め」にしてみました。
(どうでもいいようなコトですけどね)

それでは、色々と書いてみます!

始まり始まり〜〜〜カンカンカンカーン

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Re: 短めホラー集 ( No.8 )
日時: 2011/07/29 19:22
名前: 結南  ◆XIcxIbyC92 (ID: 1.Bbg0di)

上の、ちょっとしたミスでいきなり切っちゃったw
続き書くねw


マユカ「お母さん!」

モエミとユリナは、マユカが怯えた顔をしたのを見逃さなかった。

マユカ母「悪いけど、ちょっと計画を立ててるところなの。邪魔だからお帰り。」

こっこわい・・・・・。ううん、負けてちゃダメ!約束したじゃない!

モエミ&ユリナ「「用件があるんです!話を聞いてください!」」

マユカの母親は、フゥとため息をつくと、2人に言った。

マユカ母「しょうがないね。いいわ、聞きましょう。」

マユカはそっと胸をなでおろした。

モエミ「マユカ・・いいえマユカたちを・・・捨てようとしてるって聞いたんですけど・・・・。」

ユリナ「とおりゃんせの歌詞と同じように・・・いわゆるみたて殺人てヤツですよね・・・。」

マユカ母「どうしてそれを!?」

ウソじゃ————ないんだ—————

マユカ母「マユカ!あんた・・・友達に言いふらしたのね。これじゃあ、わたしの評判が下がる一方だわ。しょうがないわね、こうなったら———」

モエミ&ユリナ&マユカ「「「?!!」」」

マユカの母親は——そっと包丁を三人に見せた。

(これで——殺そうというの———?!)

(逃げなきゃ———)

(殺される殺されるコロサレル——————)


すくむ足を無理やり動かし、わたしたちは走って逃げた————

マユカの母親はどこまでも追いかけて来る。
途中でマユカ母の姿が見えなくなっても、夢中で逃げ続けた。


気づくと私たちは——森の中にいた。
どれくらい走ったのだろうか。どこまで逃げたのだろうか。

モエミ「ここは—どこ——」


わたしたちが沈黙していると、どこからか声が聞こえてきた。


とおりゃんせとおりゃんせ

ここはどこのほそみちじゃ?

てんじんさまのほそみちじゃ

ちょっととおしてくだしゃんせ

ごようのないものとおしゃせぬ

このこのななつのおいわいに

おふだをおさめにまいります

いきはよいよい

かえりはこわい

こわいながらも

とおりゃんせとおりゃんせ



来た来た来たキタキタ—————

マユカ「ここは—天神様の細道———なのね————」

もう、奥に行ったら、帰っては来られないだろう。

でも、殺されるより———全然いい—————


わたしたちは目をつぶり手をつなぎ、森の奥へ進んで行った。




————————————————————————————————————————



ルル「ねぇねぇ、2組のマユカとユリナとモエミ、行方不明だって。」

サエ「ウソ—こっわー。」

メイ「なんか—マユカのお母さんが逮捕されたらしいよ。」

ルル「ええっ。何したの?」

メイ「三人を殺そうとしたみたい。でも、包丁を持っているところをすぐ警察に見つけられたんだって。」

サエ「ふぅん。恐いね。ま、私のお母さんは大丈夫だけどね。」

「ホントウニソウトイイキレル———?」

ルル&サエ「「えっ——?」」

ルル「メイ、今何か言った?」

メイ「何も言ってないけど———」

サエ「わたしも言ってないよ。」

三人「だれ————?」



言ったのは誰なのでしょうか——

天神様でしょうか、あの三人なのでしょうか——


そして、マユカたちが森の中にいるとき、とおりゃんせを歌ったのがだれかもわかりません———

いずれにしろ、マユカ母はそのときすでに捕まっていたのですから、

三人は死ななくてもよかったのです————————


 とおりゃんせ終わり————

Re: 短めホラー集 ( No.9 )
日時: 2011/07/29 19:28
名前: 結南  ◆XIcxIbyC92 (ID: u/FYQltH)

ルナさん、見てくれてありがとうですっ^^(ヤバい涙が・・・

ぞっとしましたか・・・確かに最終結果がチーンポッポッポ(?)ですからね・・・

とおりゃんせもなんとか終わりました!
あっけない終わり方ですいません<(_ _)><(_ _)><(_ _)>

Re: 短めホラー集 ( No.10 )
日時: 2011/07/30 09:05
名前: ルナ (ID: sEySjxoq)

ぎゃぁぁぁぁああああああ(((自重
面白いけど怖い!本当にあった怖い話で出てきそう…。
また新作楽しみにしていますね!では。ノシ

Re: 短めホラー集 ( No.11 )
日時: 2011/07/30 16:26
名前: 結南  ◆XIcxIbyC92 (ID: 1.Bbg0di)

ありがとうございますっ☆
どんな話にするかは決めてあるので、結末考えたら書きます!
更新亀にならないように頑張りますっっ!

Re: 短めホラー集 ( No.12 )
日時: 2011/08/02 20:01
名前: 結南  ◆XIcxIbyC92 (ID: ET4BPspr)


 恐怖の占い


最近不幸。なんでなんだろう。

テストでは惜しすぎる間違い連発。
大事にしていたシャーペンを2階から落とし、
100m走ではゴール直前にコケて好きな人から笑われる始末。


まぁ気にしたって仕方ないんだけどね。
リナからのメール、来てるかな。

リナはわたしのメル友。
本名は春咲莉菜。ズルいっていいたいくらい羨ましい名前。
わたしなんて英子だもん。せめて英は違う字がいいよ。

あ、リナからのメール、来てる!

『えっちゃんへ

そうなの?不幸なんだぁ。あたしはすっごく平凡な日常だよ。
でもえっちゃんに比べたら全然恵まれてるんだね。
えっちゃんが幸せになりますように!(*>人<)

えっちゃんは今日の占いって見てる?
いろんなサイトでやってるから見てみなよ^^
朝のテレビでもやってたりするよ。あたしそういうの見始めてから、
不幸が終わった気がする〜(気がするだからネ)
ダメでもともと、やってみなよ!
                   リナより』


なるほど・・・。

あたしは今まで占いを見たことがなかった。
理由は、とくに興味なかったからと、早起きは苦手だったから。

だから朝の番組で占いなんて見たことなかった。


よぅし、ネットで見てみよッと♪


『今日の占い』

とりあえず、そう打って検索ボタンを押す。

すると、検索結果の一番上に出てきたサイトはこれだった。


『アナタダケノキョウノウラナイ』

なんでカタカナ?ていうか、あなただけの、ってどーいう意味?
生まれ月別とか、星座別とか、血液型別とか、干支別とかフツーそういうのでしょ。

あなただけって超意味不。ま、いいや。ちょっと見てみよ。

カチッ


ゴオォォォォォゴォォォォォォグサッグギャ—!

押した瞬間気味の悪い音が聞こえてきた。

そして、赤い文字が現れた。


『アナタダケノキョウノウラナイヲオシエマス・・・・
セイネンガッピトナマエヲニュウリョクシテクダサイ・・・・・』

「だからなんで全部カタカナなのよ。読みにくいったらありゃしない。」


「え〜っと・・・1996年6月27日。川田英子・・・。よしOk。」

いつのまにかわたしは、このサイトに惹かれていた。いや、興味を持ったというのが正解なのだろうか・・・・。


『ソレデハキョウノアナタノウラナイケッカヲハッピョウシマス・・』


さぁ、何が出るかな・・・まぁ、今日はもう外出とかしないけどね。



『キョウノアナタノウンセイハ・・・フコウガオソイカカリマス。』

「うん。襲われた。」

『ソシテ・・・テモトニオイテアルマヤクヲノムトシアワセニナレマス・・・ヒトヲシンジテハイケマセン。』

「?!!何!?どういうこと!?麻薬って・・このサイト絶対闇サイトみたいなヤツだよ!いやあっ!」


「・・・ハァハァ・・・・っていうか・・・手元に置いてある麻薬って・・置いてあるわけないじゃん。それにここ、お父さんの机だし・・・。」

と言って、自分の手元を見ると・・・・・

「!?何この白い粉・・・まさかこれ・・・・」

袋を調べると、『麻薬 50000円』と書かれていた。


「まさか・・・お父さんが・・・そんな・・・違うよ・・・」

『ヒトヲシンジテハイケマセン』

「そんな・・・嘘・・・・・」


結局、お父さんが麻薬取引をしていたのは本当だった。

何故・・・この占いは知っていたのだろう。
これはもう、占いが当たったっていうレベルじゃない。

サイトが麻薬のことを教えてくれたのだろうか、
それとも、このサイトが書かれたとおりにしているのだろうか。

わからないけど・・・このサイトはもう見たくない。

そう、思っていたハズなのに———次の日の登校前、わたしはまた同じことをしていた。


このサイトを見続けたら、自分が変わってしまうような気がした。
本当にその通りに実行してしまうようになるのではないか———

そう思っているのに、どうしても止められない。
わたしは昨日、ほんの少しだけど、麻薬をなめた。

そしたらなんとなく、もうこのサイトを見てしまえと頭が勝手にそう言った。


気づくと、また昨日と同じようにして、あのサイトを見ていた。

今日の占いは———


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