ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 短めホラー集 新題名募集中!
- 日時: 2011/08/05 18:45
- 名前: 結南 ◆XIcxIbyC92 (ID: hH8V8uWJ)
こんにちわ。以前ホラー短編集を書いていましたが、短編にならなくて
挫折したので、「短編」ではなく「短め」にしてみました。
(どうでもいいようなコトですけどね)
それでは、色々と書いてみます!
始まり始まり〜〜〜カンカンカンカーン
- Re: 短めホラー集 ( No.1 )
- 日時: 2011/07/25 21:44
- 名前: 結南 ◆XIcxIbyC92 (ID: ZsftZnZN)
—とおりゃんせ—
とおりゃんせとおりゃんせ
ここはどこのほそみちじゃ?
てんじんさまのほそみちじゃ
ちょっととおしてくだしゃんせ
ごようのないものとおしゃせぬ
このこのななつのおいわいに
おふだをおさめにまいります
いきはよいよい
かえりはこわい
こわいながらも
とおりゃんせとおりゃんせ
マユカ「ユリナ!見てみてこの記事!」
モエミ「ユリナ、どうせアイドルの記事かなんかじゃないのぉ?」
モエミが口出ししてくる。確かにいっつもそんな記事ばっか見せてるけど……。
ユリナ「エンタメの記事なのは確かね。」
マユカ「ユリナァ!違うってばっ!とにかく見てぇ!」
ユリナ「口減らし 未だ多数あり。ふーん。物騒な記事ね。」
モエミ「口減らしって…もっと昔の話かと思ってた。」
マユカ「でしょでしょ?!ね、調べてみよッ☆」
ユリナ「どうせそれを手伝わせておいて自由研究にするつもりでしょ。」
マユカ「そうするつもりだったけどやめた!口減らしなんて絶対やめさせる!」
ユリナ&モエミ「「そうするつもりだったんかい!!」」
ユリナ「でもそんなの…子供の顔つっこむコトじゃないでしょ。」
モエミ「同感だなぁ。子供じゃどうにも出来ない事もあるのよ。」
マユカ「じゃあ、マユが死んでもいいの?!」
ユリナ&モエミ「「え?」」
マユカ「マユ聞いちゃった。ママがこの記事見ながら…。」
もうこのままじゃ一年ももたないわ。子供…5人もいるのに。
もうダメ。5人ともこの記事のように…天神様の所に捨てるしかないわ。
マユカ「マユもエリ姉もサツキ姉もショウ兄もルカもみんな死んじゃう。」
ユリナ&モエミ「………わかった!私たちも協力する!」
マユカ「ありがとうっ……ホント…ありがと…グスッ…。」
モエミ「何泣いてんのよ…。私とユリナがいるんだもん。大丈夫よ。」
ユリナ「マユカを捨てたりなんて…させないわ。」
マユ……まだ生きられるかも知れない。そして、生きる価値があるのかもしれない………。
- Re: 短めホラー集 ( No.2 )
- 日時: 2011/07/25 21:57
- 名前: 結南 ◆XIcxIbyC92 (ID: saz7BosX)
適当短編ホラー集の完結したヤツ、ここに載せます。
第一作 後ろの正面だ〜あれ?
か〜ごめか〜ご〜め
か〜ごのな〜かのと〜り〜は
い〜つい〜つで〜や〜る
夜明けのば〜んにつ〜るとか〜めがす〜べった
後ろの正面だ〜あれ?
私とカナとユイの三人は、保育園の頃から小5の今までずっとかごめで遊んでいた。
3人だけだったけど、とっても楽しかった。
か〜ごめか〜ご〜め
今日の放課後も、3人でかごめをやっている。
「ナオ、ユイ。私もう帰んなきゃ。用事あるんだ。」
「あっ私今日ピアノの日だっ。ナオじゃあね!」
ユイとカナは校門を飛びだし、車道を突っ切った。
キキキキ——————ッ
「ユイ、カナ、危ないっ。」
私がそう言ったときには遅かった。
カナとユイは、車に轢かれて、変わり果てた姿だった。
私は2人の側に駆け寄った。
ユイとカナは、小声で私に何か言ってきた。
「ナオ。もう一回三人でかごめがしたかった……。」
「な…何言ってんの。何回だってできるよ。」
「ナオ。私たち以外の人とかごめをしないで…ね……。」
「うん。」
「やくそ……く。」
「ユイ!カナ!」
次の日、ユイとカナは、眠りについた。
お葬式の間、私は泣きっぱなしだった。
「ユイ…カナ…。」
それから半年。
6年生になって、夏の林間学校に行くことになった。
私はエミちゃんとユカちゃんと友達になっていた。
宿泊先の裏庭には、崖があった。
柵もない。だから、裏庭には絶対行っちゃだめと言われている。
「ねーナオちゃん、エミちゃん。裏庭でかごめをしようよ。」
かごめ?裏庭で?裏庭…バレなければいいよね。
もう、あの日の約束なんて、忘れていた。
「いいよ。」
「じゃあ、裏庭行こッ♪」
「ナオちゃん真ん中ね。」
か〜ごめか〜ご〜め
か〜ごのな〜かのと〜り〜は
いついつで〜や〜る
夜明けのば〜んに
つ〜るとか〜めがす〜べった
後ろの正面だ〜あれ
「う〜ん。ユカちゃん。」
「違〜う。」
「じゃあ、エミちゃんか。」
「それも違〜う。」
「!?」
その3人しかいないハズなのに……。
じゃあ…誰?
“もう一回三人でかごめがしたかった…”
“私たち以外の人とかごめをしないで…ね……”
“やくそ…く”
思い出した…。じゃあ、まさか……。
「ユイかカナ…。」
「正解…。ユイとカナのどっちだと思う?」
正解?そんな…。もうここは直感で。
「ユイ…。」
「当たりだよ…。よくわかったねぇ……フフ。」
私は勢いよく後ろを振り向いた。
そこには、ユイが立っている。その横にはカナもいる。
「どうして…ユイとカナがここに……?」
「ナオが約束破ったから…。」
「……ごめん…ね……!」
「私、もう一回3人でかごめがしたいんだ。だからこっちへ来て。
そうしたら許してあげる。」
カナは崖を指さした。ここから落ちろっていうの?
それで…天国でかごめを……?
「何回だってできるっていったよね?じゃあ、一緒に天国で…。」
「かごめをしよう…?」
「いっいやああああああああッ。」
私は逃げだそうとした。ところが、足が動かない。
「私がナオを操っているの。ほら…崖に……。」
足が崖に向かって歩き出す。
「いやッ…やめて……足が勝手にッ……。」
ヒュッ
「きゃああああああああああああああああああ!!!!!」
か〜ごめか〜ご〜め
か〜ごのな〜かのと〜り〜は
い〜つい〜つで〜や〜る
夜明けのば〜んに
つ〜るとか〜めがす〜べった
後ろの正面だ〜あれ?
これで…ずっとずっと3人でかごめが出来るね……
私、嬉しい………
ずっとずっとかごめをやっていようね………。
——後ろの正面だ〜あれ?終了——
最後になんか言ってるけど誰の目線なのかは作者のうちでもわかりませんw
適当短編ホラー集からコピりました。あれ書いてた頃はまだ「あいる」の名前だったなぁ…。
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