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ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 薔薇の死神の骨董屋
- 日時: 2011/08/02 14:01
- 名前: 夢 (ID: wUEUf8c.)
クリック有り難う。
私は薔薇の死神、とお呼びなさい。
ここは未来、23世紀よ。
23世紀で栄ている不思議な国のジュピター王国の生まれよ。
そして骨董屋『ノエル』の店主。
貴方もいつでもクリスマスのお店にいらっしゃらない?
お待ちしているわ。
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- Re: 薔薇の死神の骨董屋 ( No.1 )
- 日時: 2011/08/02 14:13
- 名前: 夢 (ID: wUEUf8c.)
お客様がいらっしゃらないわね。
では、商品の紹介を致しましょう。
そうね、当店ではフランスの王妃であったマリー・アントワネットが着た洋服があるわ。この洋服を着れば王妃のようになれるでしょう。
カラ〜ン……
あら、お客様だわ。
- Re: 薔薇の死神の骨董屋 ( No.2 )
- 日時: 2011/08/02 23:14
- 名前: 夢 (ID: wUEUf8c.)
カラ〜ン
第1話 国王の銀食器
「あ、あのっ!」
「いらっしゃいませ……どんな骨董品を探している?…… 」
不思議な骨董屋『ノエル』にやって来た少女は肩までかかるブロンドの髪を揺らしながら息を荒くして店の店主に声をかけた。
一方の店主は薄く笑みを浮かべ、少女の前にティーカップを差し出した。
「レモングラスの紅茶ですよ…… 椅子にお座りになって……」
骨董屋『ノエル』はクリスマスを思わせる、きらびやかな店内である。オーナメントやベルがあちこちで輝いている。店内の真ん中にはテーブルが置かれ、椅子が客用に1つ、店主用に1つ置かれていた。今はこのテーブルにソーサーが置かれていた。
「ありがとうございます。あの、私……おじいちゃんの銀食器を探しているんです…… 」
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