ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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貴方はどんな味?【みんな、オラにコメを・・・!】
日時: 2011/08/11 20:02
名前: ミロカロス13 (ID: VYCQ1KaR)

知っているかたは Ciao.
はじめましてのかたは Guten tag.

ミロカロス13です。
いつもは複雑・ファジーで活動しております。
今回は突然、
「あ、なんか暗い小説書きたい。」
と思い、ここに来ました!

とりあえず、注意書きを・・・。

・中傷目的は駄目!←ブラウザバック☆

・荒らし目的も駄目!←ブラウザバック☆

・ミロカロス13が嫌いならブラウザバックで!


最後に!

ミロカロス13は学生です!(←男です。
今(8月5日現在)は夏休み中ですが、更新できない日もあると思います!

と、いうだけです。

では、これからよろしくおねがいします!

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Re: 貴方はどんな味? プロローグ あぁ美しい ( No.1 )
日時: 2011/08/05 16:18
名前: ミロカロス13 (ID: VYCQ1KaR)



美しい、紅。

私、紅は好きよ?

紅は私の色であって、貴方の色。

え?何故かって?

貴方にも流れているじゃない。


さぁ、貴方の紅を見せてちょうだい?

Re: 貴方はどんな味? 第一話 私 ( No.2 )
日時: 2011/08/11 16:58
名前: ミロカロス13 (ID: VYCQ1KaR)


森の奥深くに、紅で彩られた館があった。

家主の名前はメイール。

金の髪と青い瞳の綺麗な女性。

メイールは美しく、気品に溢れる女性であるが、近くの町ではこう噂されている。


—人を喰う化け物—


と・・・。

メイールと婚約したいと願う男性は多い。

そんな男性は、紅い館へ足を運ぶ。

そして、戻ってこないのだ。

たまたま近くを、館を通った者は決まってこう言う。

「腐敗臭と血の匂いがした。」








「最近、お肉を食べてないわね・・・。」
金髪の女性が呟いた。

コンコンッ

「あら?お客さん?それとも・・・


食材かしら・・・。」





Re: 貴方はどんな味? ( No.3 )
日時: 2011/08/11 17:08
名前: ミロカロス13 (ID: VYCQ1KaR)


「す、すみません!メイールさん・・・ですか・・・?」

扉の前には茶の髪に緑の瞳の男性がいた。
メイールはこくりと頷く。
「そう、私がメイール。・・・何か、用があるのかしら?」
メイールがそう言うと、男性は顔を赤くしながら言った。

「あ、あああの!僕と、付き合ってくださいっ!」

男性がそういうと、メイールは顔つきを変えずに言った。
「良いわよ。貴方、なかなかいい顔しているもの・・・。


(さぞかし、美味しいのでしょうね・・・。)」

メイールがそう考えたことを、男性は知らない。












「僕、ルイって言います。よろしくお願いします!」

男性、ルイがそう言うと、メイールはクスクスと笑った。
「今会ったばかりだけれど、もう恋人でしょう?
敬語はいらないわ。私の事も、呼び捨てで構わないわよ。

ルイ。」
メイールがそう言って、ふわりと笑うとルイは顔を赤くしながら言った。
「そ、そうです・・・いや、そうだよね!メイール!」
「えぇ。」
メイールが短く答えると、あ、と小さく声を漏らした。

「今クッキーを焼いていたんだわ。ごめんなさいね、ちょっと見てくるわ。」

メイールはそう言うと、キッチンへと向かった。



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