ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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独り言
日時: 2011/11/01 16:42
名前: 優梨 (ID: CnuWh.SU)
参照: http://www.youtube.com/watch?v=l-SP2MUo13w

初めまして、優梨(ゆうり)です☆
ココで書く小説は、初めてなので、頑張っていきたいと思います♪

この小説のテーマソングは、URLにあります。
聴いてみて下さい♪


+注意+

・駄目作だな、荒らしちゃおう!!

・この小説を無断で消去してやるHAHAHA!

・優梨を傷つける言葉を言っちゃおう!

・もっとちゃんとした神文がみたいから。


などの悪しき人は、ここからBダッシュでお逃げ下さい。


お客様

ヴェロキア様


プロローグ
>>1

登場人物
>>2

本編

第一話 >>3
第二話 >>4



Page:1 2 3 4 5



Re: 独り言 ( No.2 )
日時: 2011/10/23 17:37
名前: 優梨 (ID: CnuWh.SU)

登場人物


倉崎 栞  (くらさき しおり)

・中学2年

・女

・詩音の妹

・一人称…僕


倉崎 詩音 (くらさき しおん)

・高1

・女

・栞の姉

・一人称…私

倉崎 楓  (くらさき かえで)

・32歳

・栞、詩音の母親

・すべてがイラつき、虐待を繰り返す。

・酒に酔いしれている。

・女

・一人称…私


倉崎 雅人 (くらさき まさと)

・34歳

・栞、詩音の父親。

・楓と同じく酒に酔いしれているが、虐待はしていない。

・男

・一人称…俺


山菜 桜  (やまな さくら)

・中学2年

・栞の親友と言える人物。

・女

・一人称…あたし




おもにこの人たちが出てきます。
増えるかも?w

Re: 独り言 ( No.3 )
日時: 2011/10/23 18:17
名前: 優梨 (ID: CnuWh.SU)

第一話 「虐待」


「…っ!…ったぁっ…」

隣から姉貴の…痛々しい声が聞こえてくる。
今日も始まった。

虐待が。

パシンッ

そんなでかい音がする。

「いってぇ…」

今度は姉貴じゃなく、僕にやってくる。

「何よ、その目つきと言い、言葉使いも。」

母親…とは言えない母親が僕に問う。
僕は、正論を言ったまでなのに…

「僕は元々この顔立ちなんだ。それくらい親なら分かるだろ。言葉使いなんて、どうだっていいだろ。」

パシンッ!!

今度はもっと大きな平打ちを叩かれる。

親ともいえる存在でもない人に、言葉を選んで言う必要があるか?
そんなもの…

「ある訳ないだろ…。」

「親に向かってなによ!その態度!!大人に対しての言葉使いが分からない訳!?」

あーあ、怒り過ぎて顔が真っ赤だよ?
『おばさん』
もう32歳なんだ。30代はもうおばさんと言って良いだろう。

「…チッ、ごちゃごちゃうるせーな(ボソッ」

「何?口答えでもする気?」

もうしてるしww
アンタの耳も遠くなったもんだね。

「お母さん、止めて…。やるなら私にやって!栞が可哀想!私が全部…全部受け止めるから!」

「!?」

僕だけが驚く。
だって、そうでしょ?
普通、自分が犠牲になってまで人をかばおうとする人はいるのか?
少なくとも僕は…しない。
なんて…姉貴だ。

「いいよ、平等…でいいよ…。」

「…」

姉貴は黙る。
だよ…ね。
普通は「全部僕が受け止める」って言うのに。
平等…?何、戯言をほざいている…?
と、誰もが言うだろう。

「平等…ね。いいわよ。私は。」

おばさんは言う。

「私…平等でも…私だけでも構わないよ。」

まだ「自分だけ」と言うのか…?
僕は…結構ひどいこと言ったはずなのに。

あぁ、わかった。
姉貴は人が良いんだ。
だから、そこまでしても僕をかばうんだ。
…それなのに、僕は…。
最低だ。

でも、このことはまた今度…話そう。
今は…痛いから…。





Re: 独り言 ( No.4 )
日時: 2011/10/23 18:52
名前: 優梨 (ID: CnuWh.SU)

第二話 「独り言」


目が覚めた。

僕はあれから、フラつきながら自分のベッドへと戻って行ったんだ。
痛すぎて眠れなかったけど、明日、つまりは今日のことを考えていたらいつのまにか寝ていたんだ。
そして今、目が覚めた。

僕は身じたくをして外に出る。
髪はちゃんと…とかしたから、変な所はないと思う。
…多分。

なぜ僕が外に出たかと言うと、ご飯を買うためだ。
それが、僕の1日の始まりの1つでもある。
休日は、朝家を出て、ご飯を買って家に戻って食べる。
そして、独り言を言う。
平日は、朝家を出て、ご飯を食べながら学校へ行って、深夜くらいになったら家に帰る。
家なんて、あまり行きたくないから。
だって、酒に酔いしれているおじさんとおばさんが居る。
今、言っていたおじさんとおばさんは、父と母のことだ。
これからもそう呼ぶ。
酒臭いし、煙草の臭いだってする。
あんな臭い所なんて居たくないから、僕はあまり家に居ないようにしている。
休日は別でね。
休日は2人が居なくなるから。
どうせギャンブルとかに行っているんだろう。

ご飯、というものは朝昼晩、すべてのモノを買うんだ。
汚れきった家にあるものなんて食べたくもないからね。
誰だってそうだろ?
だから、僕は新鮮なモノを買って食べるんだよ。
あ、ちゃんと姉貴のも買ってるんだ。
いつも優しくしてくれているお礼にね。
僕にはそんなことしかできないから、買うんだ。
2人分のご飯を。


家に帰るとすでに姉貴は起きていた。

「お帰り」

と言って、笑う。
僕は、それにつられ笑いながら…

「ただいま」

って言うんだ。
僕達の日常は、これが普通…そう、いつも通りなんだ。

そして、ご飯を食べ終えて…いつものように独り言を言う。

昨日の続きから。






「母親…とは言えない母親が僕に問う。
僕は、正論を言ったまでなのに…

「僕は元々この顔立ちなんだ。それくらい親なら分かるだろ。言葉使いなんて、どうだっていいだろ。」

今度はもっと大きな平打ちを叩かれる。

親ともいえる存在でもない人に、言葉を選んで言う必要があるか?
そんなもの…

「ある訳ないだろ…。」

そして、怒る。
怒る、怒る。

あーあ、怒り過ぎて顔が真っ赤だよ?
『おばさん』
もう32歳なんだ。30代はもうおばさんと言って良いだろう。

「…チッ、ごちゃごちゃうるせーな(ボソッ」

口答えなんて、もうしてるしww
アンタの耳も遠くなったもんだね。

「お母さん、止めて…。やるなら私にやって!栞が可哀想!私が全部…全部受け止めるから!」

「!?」

僕だけが驚く。
だって、そうでしょ?
普通、自分が犠牲になってまで人をかばおうとする人はいるのか?
少なくとも僕は…しない。
なんて…姉貴だ。

「いいよ、平等…でいいよ…。」

「…」

姉貴は黙る。
だよ…ね。
普通は「全部僕が受け止める」って言うのに。
平等…?何、戯言をほざいている…?
と、誰もが言うだろう。

おばさんは最低な言葉を言う。

「私…平等でも…私だけでも構わないよ。」

まだ「自分だけ」と言うのか…?
僕は…結構ひどいこと言ったはずなのに。

あぁ、わかった。
姉貴は人が良いんだ。
だから、そこまでしても僕をかばうんだ。
…それなのに、僕は…。
最低だ。

…人は、何故生きるのだろうか?
…人は、なぜ生まれてきたのだろうか?


人間なんて…!!!!
いらないんだよっ!!!!!!!!!!!!
皆!皆消えちまえばいいんだっ!!!!
ほら、皆で死のうよ…。
ドカーンって、爆発音と共にさ、閃光浴びてさ、もうメチャクチャになって!
何もかも…!!
そうだよ!!
メチャクチャになって皆で死のうよ!!!

あーはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!!」


「…はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」


姉貴の言った言葉をそのまま言って、独り芝居をする。
最後の方の荒れた感じ…それは…僕の本性なんだよ。
その時点で、僕は狂った。

そして、最後の締めの言葉は必ずこれなんだ。


「ねぇ、なんで人は自殺すると思う?
 それはね、人生を楽しんでいないからだよ。」




Re: 独り言 ( No.5 )
日時: 2011/10/23 19:12
名前: 優梨 (ID: CnuWh.SU)

余裕で1500文字超えてしまう件ww←

マジで1500普通に超えてるんだよww
無駄な数の「!」とかあるからwww
HAHAHA☆←

Re: 独り言 ( No.6 )
日時: 2011/10/24 19:24
名前: 優梨 (ID: CnuWh.SU)

第三話 「生きる価値」



「またあいつ来たよ…」

「わっ、ホントだ!やだ〜。」

そんな言葉が僕に降り注ぐ。
聞こえるように言っているのだろう、声がでかい。
今日は平日。
つまり、学校へ行く日。

「…チッ…るせーな(ボソッ」

そんなことを言う僕。
それが相手に聞こえたらしい。

「んだとっ!?そもそもお前が生きてるから悪いんだろ!?」

「…生きてて何が悪いと言うのだ。」

「っ…それはっ!」

「…理由もないのに生きているのが悪いだ…?何戯言ほざいてんだよ、お前。」


「っ!」

思いっきり睨む僕。
言い返せなくなった相手。
つまり、僕の勝ち。

「うるさいわねっ!アンタなんて生きてる価値ないんだから何も言わないで私達の命令でも聞いてればいいのよッ!」


「生きてる価値がない…?お前も何戯言をほざいている。」


「なっ」


「じゃぁ、お前の生きてる価値は何だ。」


「っ…」


「…自分の生きている価値さえ言えない奴が人に生きている価値はないなどと言う戯言を言うなッ!!!」


僕がいきなり大声を出したせいで皆僕に注目している。
いや、引いた目で見る、と言った方が正しいだろうか。
ざわつき始めるクラス。
僕はこのざわつきなどが苦手。
だから、ため息をつき…授業をさぼるために屋上へ向かう。


「あーあー、つまんないなぁ。何でいつも僕が勝つんだろう?

 みんな…言論するとき弱すぎるよ…。

 僕は正論を言っているだけなのに、どうして反論しないんだ?

 一度でいいから…僕の言論に論破できるやつに逢ってみたい…」


独り言、また独つ(ひとつ)言う。

誰でもない、空気に。


「……君は確かな正論を言っているから、誰も反論ができなんだよ。」


「!!?」


そりゃぁ誰だって愕くだろ!?
いきなり…誰も居ないと思って独り言言ってたら見知らぬ誰かに話しかけられるんだぞ!?
そりゃ…吃驚して当然だろ!?


「君の…その動揺した顔を見てみたくて話しかけたんだ。」

と言いつつ笑う誰か。
誰だ、お前。
そして僕をハメるな。


「誰だ…お前。」

「俺?…俺はね…」








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