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双子の瞳
日時: 2011/12/09 16:28
名前: シャイニー (ID: eIOMvatT)

始めまして!シャイニーです。
ここに書き込むのは初めてなのでお手柔らかにお願いします。

あと、荒らしはやめてください。
私は気まぐれなので、いつ最新するかわかりません・・・

では、タイトルは「双子の瞳」です。
次に書き込むときに、登場人物を書きます!

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Re: 双子の瞳 ( No.6 )
日時: 2011/11/21 17:08
名前: シャイニー (ID: uT.X2sVB)

「や、やめて・・・!こないで・・・」
一歩一歩、ルーとローが近づいてくる。

「ごめんなさいっ!」

突然レンナとアンナに向かって謝るルー、ロー。
ローはレンナとアンナに鏡を渡した。水色の手鏡だ。
そっと、鏡のなかを覗き込む。

「・・・。」

「やっぱり・・・、私の目、なんか・・・色が変!」

すると、ルーが涙をボロボロとこぼし始める。
それに気づくアンナ。
「・・・どうしたの?」
やさしくルーに問いかけるアンナ。
ルーは、なにかを決心したかのように重い口を開く。


「レンナさん、アンナさん、あなたたちの目の色がおかしいのは、
                   ・・・僕たちのせいです!」

Re: 双子の瞳 ( No.7 )
日時: 2011/11/22 18:14
名前: シャイニー (ID: QVqy/8H6)

「・・・どういうこと?」
レンナはたずねる。
「・・・・・・・。」

「俺たちのすむ妖精王国の女王、ロリィ様が人間の瞳を欲しがったんた。」
「・・・僕たちはロリィ様の役にたちたかったんだ。」

「だから・・・、あなたたちの瞳を奪った!!」

ビクビクしながら、ルーとローは説明をする。
「でも、なんで私たちが?」
レンナは質問する。

「・・・それは、」


「・・・たまたまそこにいたから。」

Re: 双子の瞳 ( No.8 )
日時: 2011/12/01 17:03
名前: シャイニー (ID: tvQdDwVQ)

アンナは放心状態になった。
「そんな・・・。じゃ、じゃあ、誰でも良かったの?男性でも、年寄りでも・・・。」
さらにアンナは続けていう。
「なんで!?何億人いる人間のうち、なんで私達が!?なんで・・・」
アンナの悲しみの気持ちは、次第に憎しみに変わっていく。
「これじゃ、この目じゃ、学校行けない!みんなに、バカにされちゃう!!」
「もうやめて、アンナっっ!!!」

一瞬、しーんとなる空気。
「これが・・・、これが・・・、『運命』なんだよ・・・・」
レンナは、ルーとローに優しく微笑む。

「大丈夫」

「私達は、これからも二人で生きていく。目のことは、
気にしなくて大丈夫だから」

Re: 双子の瞳 ( No.9 )
日時: 2011/12/09 16:37
名前: シャイニー (ID: RUaCy6ku)

「レンナ、何を言っているの?こんな目じゃ、バカにされちゃうわ。」
「大丈夫。アンナをバカにする人は、私が許さない。アンナは、私が守る!」
まだ何か言いたげなアンナに、レンナは優しく励ます。
すると、ごしょごしょと話し声が聞こえてくる。
そう、ルーとローの話し声だ。
「あの二人をあの学校へ案内しないか?」
「・・・うん。」

「ちょっといいですかい?」
ローが二人に声をかける。
「実は・・・二人にピッタリな学校があるんですが・・・」
「えっ!?」

Re: 双子の瞳 ( No.10 )
日時: 2011/12/09 16:51
名前: シャイニー (ID: kf2bIZdC)

「どんな学校?」
レンナがルーに聞く。
「それは、『迷妖学校』という学校で・・・」
「めいよう学校??」
「うん。そこは、妖精の学校だが、なにかしら障害のある妖精がいく
学校。人間界でいえば養護学校かな?」

「ちょっと待ってよ!」
レンナが慌てて話を止める。
「『障害のある妖精が行く学校』って言ったよね?そこに、人間の私達が行くの?」
確かに、今の話だと、人間が妖精の学校に通うのはおかしな話。
「いやいや、あなたたちは妖精の一部、つまりその瞳を持っている。」
「人間が妖精の一部を持っていると、『障害のある妖精』とみなされるんだ」

大変なことになってしまったレンナとアンナ。
果たして二人は、『迷妖学校』に通うのか・・・?


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