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DОLLS
日時: 2011/12/23 13:16
名前: 胡蝶 (ID: QeVOhCPr)

私は、ルル ルル ラリア

職業ー警察 

歳ー12歳・・・小6

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Re: DОLLS ( No.7 )
日時: 2011/12/26 09:52
名前: 胡蝶 (ID: S8wpdLDK)

「どうしたっ??ルル、シュランの事??」
ルルは、小刻みに震えている
「分からない・・・。嫌な予感がする」
「女の勘って良く当たるらしいしな」
リアンは、真面目な顔でそういった
「うし、もう暗いし帰るぞ」

あれっ??すごい人だかりかりがある・・・。
「どうしたのですか??」
「あっ!この子じゃないの!!」
聞いた50〜55ぐらいのおばさんがまた人を呼んだ
「あっ!!この子・ルルちゃんじゃないっ!!」
「あれっ??近所のおばさん??どうしたのっ??」
おばさんは、悲しそうに言った

「あなたのお兄さん殺された見たいなの」

Re: DОLLS ( No.8 )
日時: 2011/12/28 10:22
名前: 胡蝶 (ID: S8wpdLDK)

「えっ____________」
群がっていた人を押しどけ一般警察に話を聞いてみた
「あっ・・・と・・!!何もありません!!えっと、ご家族の方ですか?」
「は・・・い」「そうですけど・・・・。」言葉が出ない
「あなた様のか・・・・」「おいっ!!小さい子どもに何言ってるんだ」一般警察はぼそぼそしゃべる「この子は、死刑発行人ですよ」
「こ、こんなガキがかっ!!」
「まぁ、ココではしゃべりにくいから警察署まで来てください」
「ハイ・・・・。」
「俺も行って良いよね?ルル??」


「君の兄ニマさんは無残な状態で発見されました顔も身体も何もかも無残で人間の姿をとどめてなかったようです・・・。」
ルルはうつむいていた
「そうですか・・・。分かりました・・・。葬式ってどういう手続きするんですか?」
「あの家にはランドセルとか色々あるから取りに行って良いでしょうか?」
無残に血が残っているらしい家に戻る際近所の人が言っていた言葉
「かわいそうかわいそう」「まだ子どもなのに・・・」
そんな心もない言葉
「どうしようかな・・・。明日お葬式やるみたいだし泊まる場所しょくばでいっか」
「おまえ大丈夫なのか?」
「大丈夫・・・。慣れてるじゃあ、明日よろしく」

「今回は優秀な科学者ニマさんのご冥福を願いましょう」
「ねぇ、あの子どうする?あの妹」
「いやよ私はあの子子どもっぽくない」
「誰が引き取るの?俺はもちろんイヤだけど・・・」
そういうときの大人って醜い私のことも気遣いもせず聞こえる声でしゃべてる

「俺が引き取って良いですか?」
その声はリアンだった

Re: DОLLS ( No.9 )
日時: 2012/01/04 16:41
名前: 胡蝶 (ID: S8wpdLDK)

「俺が引き取っても良いですか?」
ルルの事でしゅあべっていた大人がいきなり静かになった
スズメが飛んでいく

「リアン・・・。あんたバカ??子どもを育てるってめんどくさいものよ」
リアンの家でルルはそう言い放った
「大丈夫でしょ・あ、ココの部屋使って」
リアンの部屋は白と黒のモノクロですっきりとした印象だった
案内された部屋は、女の子らしい部屋だった
きっと元カノのものだろう
「ごめんっ!前のあいつのものだけど使って」
「まぁ、ありがとう・・・。」
ルルは、家にあったモノを置いた
   ピンポーン

「すいませーん、郵便でーす」
いきなり聞こえた声、宅配の人が届けたものそれは手紙だった
「誰宛?書いてないな・・・。」
リアンはびりびりと音を立てながら破った
「で、何がかいてある・・・・」
読み終わった様子のリアンは一言もしゃべらない
「何が書いてあったの?」
覗き込んだルルは驚いた
「送り主が・・・ナイト・・・・?」

Re: DОLLS ( No.10 )
日時: 2012/01/05 15:57
名前: 胡蝶 (ID: S8wpdLDK)

【初めましてかな??ルル。君の血の繋がっている兄を殺したのは知ってるよね?僕のことが憎いかい??怒ってるかい??君は、僕達と同じ仲間なんだよ、正義という人殺しのねww】
「・・・。何コレ・・・・。ごめん最近色々あって寝てないからリアン少し寝かして」
ルルは何事もないようにしゃべった
「お、おぅおやすみ」

Re: DОLLS ( No.11 )
日時: 2012/02/03 17:47
名前: 胡蝶 (ID: L4PKWHqz)

俺は、いい匂いで目がさめた
「うんっく?」
ねもけまなこな俺は目をさすりながら匂いの元へたどった
「あっ、おはよう」
匂いの元にいたのは小学6年生のルルだった
小学生って早起きだな・・・・。
とか何とか思いながら顔を洗った
「ハイ・・・。朝ごはん。甘いものすきでしょ?だから・・・」
まだねむそうな声で出されたものはフレンチトーストだった。
やっぱり・・・・。
目がはれ顔が膨らんでいる
昨日の夜、おやすみと言ったルルの部屋から泣き声が聞こえたから少しドアを開けてみてみた
ルルは、ドアに背を向け何かを持ちながら泣いていた
聞こえる声は、「お兄ちゃん、お兄ちゃん」だった。
俺は、ルルの同僚としても、友人としても声をかけれなかった

それがルルが愛する兄のために泣いた最初で最後の日だった


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