ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- BOMBER−7人−
- 日時: 2011/11/13 20:40
- 名前: OUT (ID: qDXfsznh)
どうも、シリアス・ダーク初小説です。
適当な僕の妄想をごちゃごちゃにしていったものなので、分かりづらいと思います。
そのため1回1回の更新を短くするつもりです。
目次
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- Re: BOMBER−7人− ( No.4 )
- 日時: 2011/11/13 21:20
- 名前: OUT (ID: qDXfsznh)
「それじゃあ本題に入る。まずは状況だったな。
この学校は俺ら4人によって支配された。出入りできないようになっている。 そして一番重要なのが…」
「ちょっと待てよ!支配されたって、俺たちはどうなるんだよ!」
サカキがついに言葉を発した。
「お前は勇気があるな。この銃が見えないのかい?」
するとAが銃をサカキ目掛けて構えて、一発撃った!
「わっ!」
サカキは一瞬にして腰が抜け床に膝をつけた。
周りの皆が皆の顔を見回す。
その顔は誰でもいいから助けを求めているようだった。
「大丈夫。今のはこれが本当の銃だって教えることだからな。これからが面白いところなのに。」
面白い…?狂ってやがる。
ハヤトはAと目を合わせたくないからか、俯いていた。
「話を続けるよ。
重要なこと。それは、『この学校にはいくつもの爆弾が仕掛けられている!!』」
- Re: BOMBER−7人− ( No.5 )
- 日時: 2011/11/13 21:29
- 名前: OUT (ID: qDXfsznh)
Aは少し皆の顔を伺った後、ステージから隣の倉庫へと消えて、またステージへと戻ってきた。
「単刀直入に言って驚いたか。助かる方法はある。ほらよ。」
倉庫からとってきたと思われる、片手で持てるくらいの大きさのスプレーを7個、7人の前に投げた。
「なんですか、これは?」
7人の中で一番冷静なカズエがとっさに聞く。
「これは爆弾冷却スプレー。(MGS2より)このスプレーは学校に仕掛けられた爆弾の機能を停止することができる。」
7人の目に、輝きが戻ってきた。
「よし、これで爆弾を全部冷却すればいいんだね!」
アマネが喜んでいるのを見て何故かハヤトもほっとした。
「まだ話はあるぞ。学校に仕掛けられた爆弾は一つだけだと、目の前に居る人が死ぬぐらいで終わる。だが明日の朝6時。今も朝6時ぐらいだから約24時間後、冷却された爆弾を含め、全ての爆弾が爆破する!
一斉に爆発すれば、学校もろとも破壊され、君たちは全員死ぬことになるだろう!」
- Re: BOMBER−7人− ( No.6 )
- 日時: 2011/11/13 21:38
- 名前: OUT (ID: qDXfsznh)
「大丈夫だよな…明日まであるんだ。7人が協力して爆弾を止めれば助かるんだから。」
ハヤトはそう言って、自分を安心させようとしていた。
「爆弾が止められたらの話だがな。
仕掛けられた爆弾には2種類ある。
一つは、明日のこの時間になると爆発する普通の爆弾。
しかしもう一つの爆弾により、君たちは生死の賭けをすることになる。
もう一つ、それは機能が停止する瞬間になると爆発する爆弾だ。ちなみに2つの爆弾の見た目に違いはない!」
「それってつまり…このスプレーでその爆弾を冷却した瞬間に爆発する…?」
ヤタロウはこんな極限の状況でも頭がキレる。
「そうだ。だから全ての爆弾を冷却すればいいってわけじゃない。機能が停止すると爆発するほうはそのままほっとけばいいんだからな。」
もし間違ったほうを冷却した瞬間、目の前に居た人は死ぬ。
だけど逃げてばかりじゃいずれ爆発し皆が死んでしまう。
それからは7人の言葉が無くなった。
- Re: BOMBER−7人− ( No.7 )
- 日時: 2011/11/13 21:54
- 名前: OUT (ID: qDXfsznh)
「さぁ君たちも早くこんな場所から逃げたいだろうからまとめるよ。
君たちにはスプレーで明日の6時になると爆発する爆弾を冷却するんだ。
しかし間違った方の爆弾を冷却すると死んでしまう。
言い忘れていたが、俺の仲間の3人が校内をうろついている。見つかったら殺されるかもな。」
見つかったら殺される…なんでこんなことになったんだろうかと考える余裕も無かった。
「俺はこの体育館でのんびりしてるよ。体育館には爆弾がないから安心しな。
それじゃあ俺はこれにてさよならだ。君たちの好きなときに始めるがいいさ。」
Aはまた倉庫へと消えていった…
長い沈黙の中、最初に喋りだしたのは、一番頼りになるサカキだった。
「俺は先に行くからな。こんな最悪な状況について、いろいろ考えたくもない。無我夢中に爆弾を止めていってやるさ。」
サカキが体育館を出て行こうとした。
「ま…まぁそんな急ぐなよサカキ。一人より二人のほうがいいだろ?」
ヤタロウがサカキに付いて行き二人が体育館を出て行った。
- Re: BOMBER−7人− ( No.8 )
- 日時: 2011/11/13 22:02
- 名前: OUT (ID: qDXfsznh)
「皆はどうする?」
ホシヒロが聞く。
僕は正直一人で考えていたかった。
すると、
「ハヤト、一緒に行動しようか。」
ホシヒロに言われ
「なっなんで!?」
と聞いてしまった。
「そりゃヤタロウが言っていたように二人の方がいいからさ、それに僕が一番気になるのは、7人の誰かが一人だけ身を隠して他の皆に任せたりしないかってことさ。こういうのは、二人や三人で行動すれば大丈夫だと思うんだ。」
「ホシヒロってニコニコしてるだけかと思ったけど結構考えてるんだね。」
こんな状況にも関わらずサキが笑みを浮かべて感心する。
「本当にニコニコしてるだけなのはハヤトさ。」
ぐっ…結構ぐさっときた一言だな…
「それじゃあ皆行動を始めようか、女子は3人で行動するときは目立たないように気をつけてね。」
そこからは会話もあまりなく震えながらも体育館を出て行く女子三人の後に、僕とホシヒロはまず上にも下にも逃げられる2階目指してB棟の長い渡り廊下を進んでいった…
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