ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ
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- 一筋の光と大粒の闇
- 日時: 2011/12/11 12:42
- 名前: (・Д・)/ リン (ID: XEIko/lc)
観覧ありがとうございます!!
この小説はホラーとかいじめとか色々入ってますね!
まずは登場人物からで〜す♪
ΕLUNA・STARSYAIN 〜エルナ・スターシャイン〜
主人公。15歳。二重人格で、表の性格が明るくて活発。裏が
腹黒でカルト好き。親友はアミリア。目は緑色。
AMIELEAR・BISKARN 〜アミリア・ベスカーナ〜
エルナの親友。15歳。手先が器用で聡い。右目が金色で左目が
赤のオッドアイ。親はいない。
魔緑 МAY 〜まみどり めい〜
エルナの旧友。
アル
アミリアの双子の姉。エルナの事を異常に気にかけている。
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- Re: 一筋の光と大粒の闇 ( No.3 )
- 日時: 2011/12/04 18:35
- 名前: (・Д・)/ リン ◆J21Ds7m2q. (ID: XEIko/lc)
誰かコメントしてくださいな〜
- Re: 一筋の光と大粒の闇 ( No.4 )
- 日時: 2011/12/05 19:27
- 名前: (・Д・)/ リン ◆J21Ds7m2q. (ID: XEIko/lc)
メイ。君から聞いた名前だった。
『アミリアは、名前を変えて恋人に近づくの。でもね、結局レンに
ばれてしまって、恋をするどころか、いじめにまで発展したんだって』
メイが好きだった恋愛小説。その主人公の名前。それがアミリア。
・・・・・・偶然だなぁ。
「ねえ、エルナ。エルナさ、家に来ない?」
「・・・・・・」あたしには聞こえなかった。
「エルナッ!」
「ああ、ごめん。アミリアの家? いいの?」
「いいよ。行こう」
あたしは、アミリアといつの間にか友達になり、お互いの家で遊ぶ関係にまでなった。
- Re: 一筋の光と大粒の闇 ( No.5 )
- 日時: 2011/12/09 20:37
- 名前: (・Д・)/ リン ◆J21Ds7m2q. (ID: XEIko/lc)
誰も見てないのかしら?
- Re: 一筋の光と大粒の闇 ( No.6 )
- 日時: 2011/12/11 12:47
- 名前: (・Д・)/ リン ◆J21Ds7m2q. (ID: XEIko/lc)
アミリアは、優しくて器用な人だった。気兼ねなく話せる。
でも、不意に襲ってくる。昔のあたし。昔のメイ。
そして——あたし。
アミリアには言っていない。あたしの過去、二重人格の事。
でもアミリアは言ってくれる。アミリアの過去、アミリアの性格、
アミリアの家の事。
アミリアの親は、既に死んでいるらしい。
でも、アミリアのお姉さんはいる。アルという人らしいが、あたしは
まだ会っていない。
今日はアルさんとご対面する日だ。
どんな人なんだろう。綺麗なのかな。優しいかな。
あたしは想像を膨らませてアミリアの家へ行った。
- Re: 一筋の光と大粒の闇 ( No.7 )
- 日時: 2011/12/23 19:10
- 名前: (・Д・)/ リン ◆J21Ds7m2q. (ID: XEIko/lc)
「こ・・・・・・こんにちは。アミリアの友達の、エルナです」
あたしは、少し緊張しながら挨拶をした。
「こんにちは。私はアル。いつもアミリアがお世話になっているね」
「ちょっとお姉ちゃん!」「あはは」
明るい人だった。素敵な人だった。アルさんが作ってくれたクッキーも美味しかったし、いい人だった。
ただ、アルさんと居ると、エルナ——もう一人のあたしが出てきそうになる。どうしてだろう?
「——じゃあそろそろ帰ります」「えーっ? もっといればいいのに」
アミリアは家の事情を知らない。仕方ない。
「ううん、もう門限だし。じゃあね。アルさん、有難うございました」
「いえいえ。また来てね。いつでも待ってるよ」
あたしは、二人に見送られながら家に帰った。
*
——誰かが。 ・・
誰かがあたしの後ろにいる。絶対に。あたしが動くとそれも動く。
あたしが止まるとそれも止まる。
どうしよう。
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