ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

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夢と俺、鏡と僕。
日時: 2011/12/28 00:04
名前: みらーさうんど。 (ID: rYvWlEkT)

駄作ですが…まぁ見てやってくださいっ!

荒らし、誹謗中傷お断り
アドバイスとか感想宜しくお願いします(ぜひ!)

私は普段どっちかって言うとコメディ系を書く方なので
上手く出来ないかもしれませんが…

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Re: 夢と俺、鏡と僕。 ( No.6 )
日時: 2011/12/28 06:51
名前: 藤田光規 (ID: BUG11FhX)

こんちわ!!!つづきが気になりますねぇ
更新望む!!!!

Re: 夢と俺、鏡と僕。 ( No.7 )
日時: 2011/12/28 10:58
名前: みらーさうんど。 (ID: rYvWlEkT)

あ、来てくれたんですねww
出来るだけ早く更新しますのでー。
楽しみにしててくださいっ^^

Re: 夢と俺、鏡と僕。 ( No.8 )
日時: 2011/12/28 11:05
名前: みらーさうんど。 (ID: TZln3PE9)

まただ。またあの夢。

俺以外誰もいない。
だが俺は、この状況に陥っても前より取り乱したりはしなかった。
何故か。コレが夢だと知っているからに決まっている。

俺は今回、英の部屋に倒れていた。
前終わったときと同じ、ゲームのケースがあちらこちらに転がっている。

俺は英のベッドにダイブした。
ぽふん、と布団が跳ねる。

用は意識を失えばまた現実に戻れる。
まぁ、意識が無い夢の中で意識を失うというのも変な話だが。

「…」

それにしてもずいぶんとリアルな夢だな。
飛び込んだ時の布団の気持ちよさ。
手の感覚も現実みたいだ。

…まぁいい、所詮は夢なのだから。

俺はその後、浅い浅い眠りに着いた。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


目を覚ますと天井が見えた。

ほら、やっぱりな、俺の睨んだ通りだ。
自然と口角が上がる。
誰も倒せなかったゲームのラスボスを倒した時のような気持ちの良い感覚がした。

「ん? 」

時計の針は12時を回っていた。
何時の間にこんなに寝ていたのか。

「また寝てたのかぁ? っとにかく、飯だ! 飯食おうぜ! 」

時計に目をやっていると、英の声が耳に入ってきた。
と、同時に腹が鳴った。

「っふ、ははっ。タイミングがいーとゆーか、何とゆーか…」

英はしばらく笑っていたが、やがて炒飯を載せたお盆を持ってきた。

Re: 夢と俺、鏡と僕。 ( No.9 )
日時: 2011/12/28 21:48
名前: みらーさうんど。 (ID: OXm6els4)

「なんか…久しぶりだな」

炒飯を口にかき込みながら英が言った。

「え? 」
英が何の事を言っているのか。それが分からず聞き返す。

「こーやって一緒に飯食うのがだよ」
「あぁ、」そう言われて納得する。

「ガキの頃はよく遊んだりしたのにな…
あ、そうそう、お前桑原修と桑原凛って覚えてるか? 」
英が急に話題を変えてきた事に少々ながら驚いた。

「誰だっけ?芸能人?」
記憶を探るが、どれもこれも曖昧で役に立たない。

「ばっかお前! 俺の従兄妹だよ」
「? …! あぁ〜」
英に言われて思い出した。

確か俺の4歳の誕生日———…交通事故に遭った日の少し後に遊んだはずだ。
記憶を失い、大人しい性格から
生意気な性格に変わったらしいが、あの2人とはすぐ打ち解けて4人で遊んだっけ。

「俺、明日は修や凛ちゃんの所行ってくるから家開ける」

「そっか。何かあったっけ? 」

「あー、この前凛ちゃんから電話で、
『24日クリパするんだけど英くんも来ない?親戚の利斗くんも来るし、修も逢いたがってるよ』
って言われて」

「ふーん。…」
今の英の言葉に何か違和感を感じる。
「クリパ…24日? 」
「ん? どした幸人」

俺の口から零れた言葉に、英が不思議そうな顔をした。

「……あぁ! 」
「ぅわっ! 何だよ!? 」
突然大声を出したため、英が驚いて少しキレ気味に言った。

「25日! クリスマス、俺の誕生日だ」
「そっか、事故に遭ったのもクリスマスの日だったしな…
ってか自分の誕生日忘れるなよ、っはは」

完っ全に忘れていた。
それを笑う英を余所に、俺はまた考え込む。

誕生日の他に、英のあの言葉に違和感を感じる。
この違和感は何なのか。頭の中がもやもやして思いだそうとするのを邪魔する。

「なぁ、24日とか25日って他に何かあったっけ? 」

俺がそう言った時、部屋に英は居なかった。

Re: 夢と俺、鏡と僕。 ( No.10 )
日時: 2011/12/29 00:15
名前: みらーさうんど。 (ID: rYvWlEkT)

「英…? 」

さっきまで英はこの部屋にいた。
この部屋の…しかも俺の目の前に。

ドアの音も、立つ音も、何もしなかった。
それ以前に俺が横を向いたわずかな時間で
部屋を出るなど、普通に考えて
出来る事ではない。

「英…? 」

何故か声が枯れて上手く声が出せない。
…ってゆーか俺、いつの間にベッドの上に移動したんだ?

俺はさっきまでテーブルの所に…

考えていると、ある記憶の一端がはっきりと見えてきた。
そうか、俺が感じた違和感というのは…

「気付いちゃったみたいだね」

「!? 」

ドアの所に誰か立っている。
此処からは顔は見えない。
が、その背の高さから、子供だという事が認識できる。

「あ…」
声が出ない。動けない。
何故か俺は、顔が見えないこの少年(か少女)に
恐怖の感情を抱いていた。

そいつは暫く俺の様子をうかがう様に
ドアに貼りついてこちらを見ていたが、
やがてドアから離れこちらに近づいてきた。

「ひっ…!? 」
その顔がはっきり見えた時、俺は驚愕した。
近付いてきたのは紛れもない、







子供の頃の俺——————…


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