ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

戦乙女
日時: 2012/01/29 17:57
名前: akari (ID: CyM14wEi)

「ここもか・・・」
 目の前に広がるのは、水溜り、壊れた家や道。
「何で大人は、ウイルスなんてつくったんだ?」
 フードを深くかぶっているので顔がわからないが声は、幼さが残っている。どうやら少女らしい。
「馬鹿なんじゃないの?」
 一人目の少女と変わらない服装をした少女が、クスクスと笑いながら言った。
「そうね。そして愚かだわ・・・」
 さっきの少女たちとは違い、どこか落ち着きをはらっている。
「あたし達は世界が滅びようと無くなろうと知ったこっちゃないんだけど・・・」
 三人はいっせいにフードを取った。
 一人は、金色の髪に青い瞳を持つ少女。
 一人は、黒い髪に紫色の瞳を持つ少女。
 一人は、銀の髪に緑の瞳を持つ少女。
 三人とも、人形のように美しい顔をしていた。
「アラギのためだ・・・」
「こんな穢れた世界に意味なんてないのです。」
 そう、ここは、ウイルスによって支配された世界。世界の命運はこの少女達に託された。
 戦乙女ワルキュリアと名乗る少女達に!!

Page:1 2 3



Re: 戦乙女 ( No.1 )
日時: 2012/01/29 18:32
名前: akari (ID: CyM14wEi)

登場人物です☆ 

ヴィヴィアン
通称ヴィヴィ。とっても気さくだが戦いの時は冷酷。可愛いものがすきナイフを使って戦う。風を操る能力を持つ。金色の髪と青い瞳の少女。
自分のことを「あたし」と呼ぶ
マーティーン
通称マティ。おとなしく心優しい。大きな鎌で戦う。触れたものの生気を吸い取る能力を持つ。黒い髪と紫色の髪の少女。自分のことを「私」と呼ぶ

レイラ
通称レオニー。男勝りで好戦的。拳銃を使う。物の速度を操る能力を持つ。銀色の髪と緑色の瞳の少女。自分のことを「ウチ」と呼ぶ。

アラギ
三人の恩人。赤髪と黒い瞳の女性。

です。これからよろしくおねがいします!

Re: 戦乙女 ( No.2 )
日時: 2012/01/31 19:20
名前: akari (ID: CyM14wEi)

では、続きをどうぞ。

少女達は、森の中で野宿をしていた。
「絶対にみつけなくちゃ!」
「何が?」
水人形ウォータードールの感染者!」
 感染すると五分足らずで体が、水風船のように膨らんで破裂してしまう恐ろしい病気。
「なぁ」
 テントの隅で、銃を磨いていたレオニーがこちらを向いた。
「外に気配が二つあるぞ・・・」
「ふーん」
「あっそ」
 二人とも興味なさそうにしているが、手の中には武器があった。
「そこにいる奴、出て来い!」
 茂みに銃口を向けた
 ガササッ
 出てきたのは・・・

 何でも良いのでコメントください!

Re: 戦乙女 ( No.3 )
日時: 2012/02/17 21:09
名前: 月の光 (ID: uUM3T3.W)

おじゃましますっ!

早速来ましたよ〜(^_^)

なんだかわくわくする始まり方で続きが気になります!!
更新頑張ってください!!

また来ますね〜☆

Re: 戦乙女 ( No.4 )
日時: 2012/03/17 20:06
名前: akari (ID: CyM14wEi)

月の光さん、来てくださりありがとうございます! 

では、続きをどうぞ

子供だった。
「なーんだ、ガキかぁ。久しぶりに殺れると思ったのになぁ」
ヴィヴィが残念そうに呟いた。
「あ・・あの、食べ物を分けてください!」
「お前にやれる食いもんなんてねぇんだよ。ウチらだってギリギリなんだ。」
「戦争孤児かぁ・・・殺しちゃう?」
 ヴィヴィの目は本気だ。
「やめなさい、ヴィヴィ。こんなもので悪いけど、どうぞ」
 マティの夜ご飯である、パンだった。
「いいの?」
「ええ」
「このお人よしが・・・」
 レオニーが、ボソッと呟いた。

 お返事が遅れてしまい申し訳ありません。


Page:1 2 3



この掲示板は過去ログ化されています。