ダーク・ファンタジー小説 ※倉庫ログ

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

永遠
日時: 2012/02/29 15:32
名前: りか (ID: Fbe9j4rM)

はじめまして!

ご覧いただき、ありがとうございます!

がんばって更新するんで、よろしくです

Page:1 2



Re: 永遠 ( No.1 )
日時: 2012/03/01 11:11
名前: りか (ID: Fbe9j4rM)

第一話





「実桜、実桜!すごいこと聞いちまった!今回は絶対本物!」
「・・・涼兄、ドアは静かに開けてってば!壊れちゃうでしょ」 
 幸か不幸か、涼生がパンドラの箱と共に飛び入って来たのは、国王生誕祭の日の黄昏時だった。
「あー、ごめんごめん。でさ、これ高木のおっさんから聞いたんだけど・・・あ、翔練!来てたのか?気が付かなかった」
「うん、頑張って抜け出してきた。君に会うために」
 僕を捉えて、喜びの色を示す瞳に微笑む。
 相も変わらず元気だな。饒舌も健在だし。
 約一ヶ月ぶりに見る、少しあどけなさの残る顔を眺めながら思う。
「翔練、相変わらず冗談のセンスがないよねー。涼兄が本気にしちゃったら、どうするの?」
「ごめん」
 そうか、僕も相変わらずなのか。
 実桜の言葉に、心の中で笑いながら謝る。
「大丈夫、俺は実桜みたいに頭弱くないんで」
「何それ!言っておくけど私、密かにノーベル賞ねらってるんだよ?」
「本当かよ」
「じゃあさ、実桜。ノーベル賞の種類、言ってみて?」
「いいよ、言えるよ?えっとね、ノーベル芥川賞に、ノーベル直木賞に、あとー・・・」
「え?」
「待て待て待て」
 涼生が、額に手をやりながら言う。
「お前、認識から間違ってるぞ」
「ん?何が?」
 僕も、ぽかんとしている実桜の肩に手をやる。
「実桜、大丈夫だよ。実桜は実桜らしく生きればいいよ」
「え、何?私、なんかなぐさめられてる?」
 実桜も、色々な意味で変わっていないな。
 微笑まずにはいられない会話に、そんなことを思いながら、僕はひどく安心感を覚えた。
 そう、僕は、ひどく、安心していた。過度なほどに。
 悩み事なんて、星の数ほどあったけれど、それでも「安心」という名の余裕もあった。
 だから、数時間後に襲い掛かってくる恐怖に、怯えてもいなかったし、耐えうる術も迎え撃つ術も知らなかったし、そもそもそんなこと、想像するよしもなかった。
 今でもよく分からない。あれは、恐怖なのか・・・?それとも・・・。
 それとも、僕らはあれを楽しんでいたのか?

Re: 永遠 ( No.2 )
日時: 2012/02/29 16:51
名前: りか (ID: Fbe9j4rM)

えーと、まず。

長くてごめんなさい・・・

読むのめんどいですよね・・・

それでも読んでくれたあなた!

大感謝です(泣

そして、文章へたっぴーでごめんなさい。

なんか謝ってばっかw

こんな私ですが、読んでくださり、さらにコメントくださると本当にありがたいです!ぜひ、お願いします!


では、いつになるやら・・・ですが、また!

Re: 永遠 ( No.3 )
日時: 2012/02/29 19:40
名前: りか (ID: Fbe9j4rM)

簡単な登場人物紹介をしたいと思います☆
名前の読み方、分かんないだろうと思いまして・・・。

朝倉宮 翔練(あさくらのみや しょうれん)・・・主人公。17歳。

宅入 涼生(たくいり りょうせい)・・・主人公の友達。17歳。

宅入 実桜(たくいり まお)・・・主人公の友達。16歳。
 
高木のおっさん・・・完全なエキストラ。笑

こんなかんじです。
高木のおっさんは、これからもちょくちょく出てくるかもです☆

乞うご期待!w


Page:1 2



この掲示板は過去ログ化されています。