ダーク・ファンタジー小説
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- 無感情ヒューマノイド。
- 日時: 2013/06/20 23:38
- 名前: 黒猫。 (ID: qMyz0mD0)
20xx年
ここからそう遠くない未来。
急に技術が進歩し始め、
人類のアンドロイド化が始まった。
人の脳内をネットワークに繋ぐ事により、
保存した意識を、感情をアンドロイドに移す。
ネットワーク、人類の技術。全てが進歩しすぎた。
周りの友人も家族もみな、
アンドロイド化していく。
そして残されたのは、私だけだった。
初めまして。
黒猫です。
私は、日頃思うんです。人類全てが
アンドロイド化して、感情も感覚も制御されて
争いがない世界になったとしても、
きっとアンドロイド達は幸せでは無いのだろうと。
※コメントくだされると嬉しいです。
※現在中1なので甘くみてやってください。
【6月18日 中間考査が近づいていて
更新が送れる場合があります(すみません】
[お客さん]
No.1 ありす。さん
No.2 品河マイリさん
No.3 エキストラさん
No.4 世界の終わりさん
episode 00 >>1
キャラ設定(増えて行く予定)
episode 01 >>2 >>5 >>6 >>7 >>8 >>9 >>10
約束を拒んだ少女。
episode 02 >>13 >>18
如月悠菜の日記。
- Re: 約束を拒んだ少女。 ( No.2 )
- 日時: 2013/06/17 17:42
- 名前: 黒猫。 (ID: lPf5Kk9x)
つまんない…
最初はこんなんじゃなかったのに…
そう、今は全人類アンドロイド化が進んでいる。
私の周りはほとんどアンドロイドだ。
人工生命体の何がいい?
わかんないよ…
ここ数十年で現在の技術は進歩した。
最初はロボット
↓
電脳医療
↓
電脳生命体 (人工生命とは別)
↓ロボットに移そう!
電脳生命体とロボット
↓人類はどうする?ロボットだけ増える…
人類の脳内をネットワークに保存。
↓
そのネットワーク自体を(中に保存した意識ごと)
アンドロイドに。(ロボットに)
↓不死で、平和な世界にするため
全人類アンドロイド化プロジェクト開始。
↓
今。
そう、これまで一気にここまで進み、
全人類アンドロイド化から、
2年がたった。
中学に進学した私の周りも、
全てアンドロイド。
- Re: 無感情ヒューマノイド。 ( No.3 )
- 日時: 2013/06/16 11:08
- 名前: ありす。 (ID: paPJyxfk)
とても面白いです♪
- Re: 無感情ヒューマノイド。 ( No.4 )
- 日時: 2013/06/16 16:59
- 名前: 黒猫。 (ID: S15uwbP1)
ありすさん。
コメントありがとうございます。
これからもぜひ読んでくだされば嬉しいです(・ω・)
- Re: 約束を拒んだ少女。 ( No.5 )
- 日時: 2013/06/17 17:24
- 名前: 黒猫。 (ID: lPf5Kk9x)
「……あ、遥おはよ」
「うん。おはよう」
今日は雨の日だ。
学校への通学路、ていうか学校の目の前の
横断歩道で会う。
「……ねぇ、日和はアンドロイドにならないの?」
「なるつもりはないよ」
「でもさぁ、政府とかこのプロジェクト開発の、責任者。
笹川博士が許さないんじゃないの?」
そう言って遥は学校前の電子黒板こと、
電工掲示板に指を差す。
そこにはテレビがついていて、
ちょうどあの笹川博士が喋っていた。
『…人類は進化をとげた。
これからは退化して行くだけだ。だから私は
その退化を阻止するため…』
「はぁ…まぁ、私も見逃してくれないかなぁ」
「無理だろうね…『全人類アンドロイド化』って言ってるし
残りは日和だけなんじゃない?」
「それも嫌だなぁ…」
こんな会話も毎日やってることで、
いつも通りに校舎に抜けて行くところで…
- Re: 約束を拒んだ少女。 ( No.6 )
- 日時: 2013/06/17 17:25
- 名前: 黒猫。 (ID: lPf5Kk9x)
『では、もう全人類はアンドロイド化してしまった
のですか?』
『いいえ。まだ終わっていません』
『後どれくらいの人が…』
『…後…
………1人ですよ』
え…笹川博士とやらは、そう、
淡々とした口調で言った。
後1人?
私はまだ生身の人間。
「えええぇ?」
まさかの、私だけ?
そんなはずは無い。なぜ?
地球全体の人口は83億人。
全て?たったの2年で?
「ひ、日和?!大丈夫?、保健室いこ」
ちょとおかしすぎるよ。
83億人が一気にアンドロイド化した、ということ
で驚いているのは2割ほどで。
残りは私1人、他の人間は
誰もそれを拒まなかったということ。
私は頭を押さえ込んで保健室に向かった。
『後の1人は、japan、あなただけですよ…』ボソッ
そんな私でもこの一言は聞き逃さなかった。