ダーク・ファンタジー小説

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お湯を沸かせば出来る魔法書を読みましょう
日時: 2014/03/08 17:48
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: ysgYTWxo)

鏡に映って きらきらと燃える 蝋燭
水晶玉にうつる 揺れる瞳

あくる日も変わらない 周りの冷たい双眸

「……昨日、母を殺した」

窓の外で 彗星がひかる

——
作者挨拶 >>2

*****************************
登場人物

立花 翔太 タチバナ ショウタ
立花 楓 タチバナ カエデ
立花 優希 タチバナ ユウキ
大北 星哉 オオキタ セイヤ
佐川 志乃 サガワ シノ
漆本 遥花 ウルシモト ハルカ 

*****************************

プロローグ  双眸 >>1

φ第一章φ 銀の世界

第一話【夕闇の螺旋】  第二話【仲間の元へ】

to1握りしめた手 >>3  to11宿命を抱いて >>13
to2世界の果てで >>4  to12敵からの刺客 >>14
to3破壊した形見 >>5  to13冷戦のその先 >>15
to4迫りくる強敵 >>6
to5風を斬る弾丸 >>7
to6ひとりの犠牲 >>8
to7消えた片割れ >>9
to8混沌する目的 >>10
to9消え去る仲間 >>11
to10星の見える夜 >>12

—————————————
□お知らせ□

*3/1 執筆開始

Re: 銀色に燃えるキャンドル ( No.1 )
日時: 2014/03/01 11:17
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: ysgYTWxo)
参照: 男主人公って 初めて・・・・!自分が女だからかな?

プロローグ —双眸—

夕闇の中で 俺はつぶやいた。

「おまえが居なければよかったって 何度思えばひかるんだろ」
割れたロウの破片を拾い上げて 冷たい双眸で そいつを見下ろした。

「——もう、それは光らない」
そう言われて 俺は、やつの陰謀を見破るように笑った

「俺の記憶は もう 混沌していない————」
その言葉と共に、夜の空が彗星を駆け抜けた

ものすごい地震に立っていられなくなり、そいつは膝をついた。
でも俺が膝をつくことはない

俺の身体が斜めに揺れ動いても。


「だめだ——…もう光ることはない…」
そいつはそれだけを言った


「・・・・・・・俺にもう、おまえは要らない」
散らばった破片すべてを右手にのせた。


「俺はもう、パティオに行く。そして」




「クルセイド —おまえを、殺す—」





そのまま地震でまわりが揺らめいて

銀色の光りをあげて ロウが巻き上がると そのまま俺の身体は地震に委ねられた

Re: 銀色に燃えるキャンドル —双眸— ( No.2 )
日時: 2014/03/01 11:38
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: ysgYTWxo)

初めまして 環奈です。
コメディライト小説掲示板で よく ウロウロしている者です。

シリアスは、ちょくちょく書いても居るんですが(名前は違うんだけど)
続かないし、第一、参照しか増えずつまらない状況汗

ちょっと今回は息抜きばかりに 展開を始めから変えることに!

まず 主人公を男にする!(自分が女だからかいっつも 主人公女でつまんなくなった!)

今まで私は 書き出しから 状況説明をしてきました。
分かりやすくって思ってたから。

それを辞めたんです。途中で、序盤の方に状況説明はするもの、最初の方にはしないで 最初から急展開で始めてみよう!と。

まあそんなこんなで駄作者ですので 常識マナーもわかってて 広い心で見てやるって人だけ 進んでください!お願いします。

Re: 銀色に燃えるキャンドル —双眸— ( No.3 )
日時: 2014/03/02 10:14
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: ysgYTWxo)

走る

走る

息が荒い

「楓!!」
弓矢を放り投げた。

「あたし?!」
そういいながらも 鈍い音がして、楓は見事 敵を撃ちぬいた

「アルカトラズ!」
俺が呪文を唱えた。

後ろを向いて、指先を向け、構え、撃つ。


バァ——ン!!

見事 命中

指先から放たれた紅焔の炎は 見事周りを焼き付ける

「翔太!危ない!!」
後方からくる志乃の声が響き、俺はとっさなことに 地面に這いつくばる

頭ギリギリを、砲弾が霞めた

「まだ来る…。スターダスト!!」
横で 優希が呪文を唱えた

瞬時に、優希の手から、魔法陣が現れ、壁を作る。


ドーー—ン!!

俺たちは後ろを向かずに走り出した。

息が切れようと問題ない。

ガッシャ—————ン!!

俺は物音に後ろを振り向いた。
無惨に敵の攻撃で、壁は壊れてしまう

「ごめん」
優希が謝る

でもそれのおかげで 敵と差をつけることができた

「大丈夫 五発も避けれた。助かった」

「右、曲がって。街中に入れるわ。路地があるの。そこでヒーリングするから。街には居れば目が行き通りにくくなるし」
と、前方で遥花が言った。

「分かった」

今、俺が立っているこの世界


一体 何なのか。
よくよくは分からない。

ミーティア界というらしい
ミーティアは 隕石というらしいと聞いて もっと 意味が解らない

そしてここは、パティオの国

人間が住む場所 人間界の真反対に、ミーティア界はあるらしい。
パティオの国は人間界で言う日本国の真反対にあるんだと。

俺は よくわかんないけど、神に定められたとでも言っておこう
この国で 追われる運命にあるようだ。

Re: 銀色に燃えるキャンドル —双眸— ( No.4 )
日時: 2014/03/02 10:24
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: ysgYTWxo)

俺は翔太

斜めから見ても後ろから見ても 翔太
横から見ても下から見ても 三つ子で楓と優希の兄 翔太。

「ヒーリング!」
遥花が呪文を唱えると、俺たちの体力が回復する。

俺らが「HP」という体力が切れると瀕死状態になるという 面倒くさい身体になったのも、

この世界に来てからというもの。
俺は追われるようになった。警察や、よくわからない異世界人に興味でも持つ狩人とか、ハンターとか、変わった人たちが。

でもそいつら、ムダに強い。なぜ俺を追うのか。

なぜだろうか。——少なくとも俺は異世界の人間だからと思うことにしている——

楓や優希の手配書と言う名のブロマイドが街中に貼られているのに 俺の手配書はひとつもない。

「また貼られてるよ」
ペンキっぽい匂いがキツイ路地の壁から、優希が自分の顔が描かれた手配書をびりびりと破いて放り投げる。

俺の手配書は やっぱりない。

「また追われたらいやだね」
路地に背を預けて、座っていた 楓が笑った。

俺は この汚そうなところに座りたくなかったけど疲れたから座ることにした。

「ちょくっと変装でもしようか」
志乃が、背負っていた紫色のリュックサックから、ヒゲとか帽子とかメガネとか 俺たちだって絶対解らないような格好にさせる。

これは前もやった変装で、街中の人が知っている格好。
街の人たちは こんな変な俺たちを、町興しのいわゆる、ゆるキャラにしか思っていない これなら 警察にも追われない。

「これで 食べ物でも盗むか」
俺たちはいわゆる泥棒だ。

でも俺の手配書は何処にも貼られない。


この国に来てから 追われているだけで 何も得してない と思うかもしれない。が、俺は「力」というものを手に入れた。

呪文を唱えれば、銃や術式で攻撃できる

俺は、呪文さえ唱えれば、手が銃になって、指先から火の粉が飛びだす。
攻撃型で、炎を支配下に置くから炎技が得意。

楓も、弓矢や槍を使うし、水を支配下に置くから、俺の炎の消火係・・ではなく、ちゃんと水を使って攻撃も可能。

志乃も変装だけじゃなく、ちゃんと エスパーというサイコキネシスというもの…超能力が使える。

そして優希は主に 防御専門だけど、風を自分の配下に置くので、周りの状況を風を使って読みとることができる優れもの。、剣も使えるし

遥花は、俺たちの回復や防御ができる上、植物を支配下に置くので、植物…雑草でも木でもが覚えている記憶を見ることができるので、この道をだれが通ったかもわかる。

何でもできる用に見えるかもしれないが こういう————追われる身—————


だと、もっと欲しい物がありすぎるのだ。


「わー!!カエデちゃんが居るう!!」
そして 今や街のマスコット状態の俺たちだが、俺は街の人にさっぱりモテない。

モテる人といえば、楓と優希と遥花と志乃 すなわち俺以外。

俺だけ、ヒゲ&ヅラの オジサンキャラなせいなのか、人があまり寄ってこなくて悲しい身分である。
だが 俺は このヒゲ&ヅラで 明日からの命をかけることを今からする。

Re: 銀色に燃えるキャンドル —双眸— ( No.5 )
日時: 2014/03/01 16:31
名前: 環奈 ◆8DJG7S.Zq. (ID: ysgYTWxo)

俺はこれから、あっちの世界でもこっちの世界でも罪となる 盗み を犯すのだ。

一歩踏み間違えたら 正体までばれて 異世界人だ!って処刑されちまう。
幸い、大人気の楓たちのおかげで、街の人はそちらに目を生かせていて、ヒゲ&ヅラのオジサンキャラの俺に見向きする奴はそう居ない。

しかも、ここの世界は 人間界よりも防犯カメラとか 万引きGメンだとかそう言うのもないし、見通しが悪いから盗みにはぴったしだ。

さっき志乃からもらった 結構大きいマイバックを手に、とりあいず スーパーに入ることにした。

(んと、肉は腐るから今日分っと。インスタントラーメンも詰め込むか)
高い棚に挟まれたところで、マイバックに ゴソゴソと物を詰め込む

お金は 楓たちの変装ゆるきゃらが人気なおかげで、あるんだけど、今は家を建てるために五人で貯金中。

だからケチって 万引きしているのだ(こういうの 良い子はマネしないでねってヤツだよなwwby翔太)

俺が万引きして ばれて追っかけられたのは人生のなかでも三回だけだ。しかも捕まってないし (これでも手配書が貼られないのがちょっと残念だけど)どうだ!

って威張れることでもないんだけど。

俺らは、一応、遥花のヒーリングを受ければ最高三日は 何も食べなくても、生き延びることはできる、らしい。

伸び盛りの俺には無理な話だと思うけど。

「あ、お茶買い忘れた」
買い忘れるというより盗み忘れるなんだけど。。

でも、何故に俺らは人間だから、やっぱり食事っていうのも必要なわけで。

そう、人間——……だから。

「…この水のが賞味期限が長い」
と、奧の方に置かれていたボトルを詰め込んだ。

俺たちは 人間だ。 人間界からきた刺客とも言える
気付いたら、俺たちは五人になって 追われていた

帰るためにどうすれば良いのかわからない。

俺がこの世界に来て持ち合わせていたものは 割れてしまった妹の形見の綺麗な蝋燭だけ。

俺は元は五つ子だった。今は三人しかいないんだけど。
残りの二人は 殺されたんだ。両親に。

出口へ向かっている途中、ヒゲが手元に落ちてきた

(あ、危なっ!!)
ひげを付け直して一息ついた。

なににせよ ヒゲが床に落ちなくてよかったことを喜ぶ翔太である。

(あーもう、この変装…)
ずっと変装してれば追いかけられないのに

そう思うかもしれないが、あんがい着心地も悪いし、HPの消耗が案外激しいので、こういう 食料が足りなくなったとき しかつけられない。

それに変装も1パターンしか買えるお金ないし、ゆるきゃら象が毎日歩いていたらおかしいものである。

俺はズボンのポケットから、トランシーバーを取り出した。
これも ずっと前に盗んできたものだ。

「・・おーい もうOKだぞー。さっきの路地で集合なー」
スーパーから出て、人の目がないところで言った


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