ダーク・ファンタジー小説

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血に染まる粉雪と涙に染まる桜
日時: 2012/12/26 17:03
名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: uMmok.3B)

はい。えぇ。言いたいことは重々承知しております。
ですが書きたくなったんです☆(←反省しやがれ

注意
①作者あほであり単純でありその上亀です。
②文才などナッシングです
③コメントもらうと喜びます。そして貴方の小説にお邪魔s(←自重なさい
④主に来て下さったお客様は神様です。
⑤注意を見て作者に1つでもご不満な点があればお帰りください。

目次
>>1プロローグ
>>2第一話〜日常から壊れていく日常?〜
>>7第二話〜壊れた日常と消える幸せ〜
>>10第三話〜葬式での出来事は、私の崩壊スイッチ?〜
>>11第四話〜新しい生活は地獄への案内?〜
>>14第五話〜私が壊れるカウントダウン……?〜
>>15第六話〜壊れた私と……〜


お客様
瑠乃杏様【初めてコメントを下さった神様です!】
柏木幸人様【いいストーリーなどと言って下さった神様です!】
千夏様【こんな小説で心に何かが生まれたといってくださった神様です!】

Re: 血に染まる粉雪と涙に染まる桜 ( No.8 )
日時: 2012/07/30 22:40
名前: 千夏 (ID: DSoXLpvQ)

すごく
その・・・

これからが楽しみです。


上手くいえなくてごめんなさい

なにかが
心に生まれました

がんばってくださいね

Re: 血に染まる粉雪と涙に染まる桜 ( No.9 )
日時: 2012/07/31 20:21
名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: uMmok.3B)

千夏様

3人目のお客様です!
上手くいえないですか……当たり前です(←
が、頑張って下さい?
が、がんばらせていただきます///

Re: 血に染まる粉雪と涙に染まる桜 ( No.10 )
日時: 2012/08/03 12:28
名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: uMmok.3B)

第三話〜葬式での出来事は、私の崩壊スイッチ?〜

お父さんが通り魔に殺されたと言う事が明らかになり世間ではニュースがひしめいていた。
家では葬式。涙で目を腫らしている祖母と祖父。
そんな様子を見て私は母が死んだときのことを思い出した。
あのときの私は涙が枯れるまで泣き叫んでいた……

『お母さんっ!お母さんっ!やだよぉ……やだぁ!居なくなっちゃやだよぉ!ねぇ!お母さん!』

『ほら、美里……お母さんがゆっくり寝れないだろ?ゆっくり眠らせておあげ?』

『いや!お母さん!お母さんっ!』

私は頭を優しく撫でようとした父の手を撥ねどけた。
悲しそうな父の顔が視界の端に入るが私はそんなことを忘れただただ母の亡骸にしがみ付き泣き叫んでいた。そのときの父の気持ちなど考えたことがなかった……
それからだっただろうか?
父に余所余所しくなったのは。
正直自分でもあきれるほど馬鹿なことをしたと思う。
だけど……そうするしか自分の気持ちを落ち着ける方法がなかったのかもしれない。
それで、父の気持ちを壊した……私自身も壊したのかもしれない。

「美里……?」

優香の声でふと我に帰る。
私は父の亡骸の前でボーっとしていたようだ。
父の顔は血の気が失せて真っ白だった。だが、遺体を確認したときの顔色よりは大分落ち着いていた。
死に化粧というものなのだろうか?

周りの大人の会話が何時の間にか私のことが中心になっていることに気がついた。
恐らくは引き取ることや親が死んだのに涙一つ見せないことについてはなしているのだろう。
そういえば、私は高校生だ。
一応親元から自立できるが……どうなんだろうか?
下手すると叔母さんのところへ厄介になるのかな……?優香が引き取るとは考えられないし……
引き取って欲しいとも思わない。
私は一体どうすればいいのだろう?

「美里は私が引き取ります!」

凛としたはっきりした声。
優香の声だと気がつくのに時間がかかった。

「まぁ。よかったわぁ。貴方なら安心して任せられるわ」

あったこともないおばさんが賛同する。
厄介払いか。
まぁ、それも仕方がないことだろう。
だって、顔も見たことのない高校生を家に置くのは誰だっていやだと思う。
私もその立場であったら人に押し付けると思う。

「美里も……良いわね?」

優香がこちらに視線を移す。
私は何も答えずただ小さく頷いた。
正直、どうでもいいから。
家族なんて、私が大人になるまでの布団でしかない。
だから、布団が変わらなくても変わってもどうでもよかった。

今日からお父さんが居ない……だけど優香と二人だけの生活が始まった……

Re: 血に染まる粉雪と涙に染まる桜 ( No.11 )
日時: 2012/08/20 15:49
名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: uMmok.3B)

第四話〜新しい生活は地獄への案内?〜

「おい!早く起きろ!」

目覚ましではなく低い女の怒鳴り声で目が覚める。時計へ目をやると4時。そして、目の前の女。優香だ。
お父さんが死んで優香に引き取られた。あいつの人格が変わったのは家についてすぐだった。

『今日からあんたが家事全般やりなさい』

『え?』

『口答えするな!』

頬に走る鋭い痛み。殴られたのだと理解するのに時間がかかった。優香は意地悪下に私を見下ろして訪ねる。

『返事は?』

私は正直怖かった。何故だかはわからないが体にとてつもない寒気が走った。

『……はい』

この日から奴隷のように扱われるようになった。口答えすれば殴られ家事のことを忘れればけられる日々。
みるみる私の体はあざでいっぱいになった。
何度も逃げ出したくなった。
だけど逃げれない。
そんな日々が更に悪化する……

「美里〜紹介するわ」

うきうきした優香の声。
私はこのような声に聞き覚えがあった。

……そう。優香をお父さんが連れてきたときの声。

「須山憲次さんよ」

目の前には優しそうな男。見た目は約30後半に見えた。

「君が美里ちゃん?よろしくね」

優しい笑顔で手を伸ばしてくる。この笑顔にも私は見覚えがあった。
……優香がきたときの笑顔。

「よ……よろしくおねがいします……」

声が震えないように注意しながら精一杯答える。
優香は隣でニコニコしながら笑いかける。
男……憲次も楽しそうに笑っている。
外面だけの会話。そんな日だった。

……それから毎日憲次が来るようになった。
うれしそうに手料理を振舞う優香。
そんな優香を見ていてせせら笑いたくなった。
どれもこれも……冷凍やレトルト。
それを「おいしいよ」と食べる憲次。
見てるだけで飽きる。

しまいには見ていられなくて部屋へと逃げる。
そんな毎日。

でもよかった。
優香に殴られない。蹴られない。
とても安心した。

……でも、長くは続かなかった。

Re: 血に染まる粉雪と涙に染まる桜 ( No.12 )
日時: 2012/08/21 13:48
名前: 柏木 幸人 (ID: MbxSjGAk)

すごく続きが気になりますっ!!!!

タイトルから、内容まで、
すごくお気に入りの小説ですっ!!


もしよければ、
図々しいですが、僕の小説も、見て、
感想を聞かせてもらえたら、
嬉しいです!


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