ダーク・ファンタジー小説
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- 血に染まる粉雪と涙に染まる桜
- 日時: 2012/12/26 17:03
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: uMmok.3B)
はい。えぇ。言いたいことは重々承知しております。
ですが書きたくなったんです☆(←反省しやがれ
注意
①作者あほであり単純でありその上亀です。
②文才などナッシングです
③コメントもらうと喜びます。そして貴方の小説にお邪魔s(←自重なさい
④主に来て下さったお客様は神様です。
⑤注意を見て作者に1つでもご不満な点があればお帰りください。
目次
>>1プロローグ
>>2第一話〜日常から壊れていく日常?〜
>>7第二話〜壊れた日常と消える幸せ〜
>>10第三話〜葬式での出来事は、私の崩壊スイッチ?〜
>>11第四話〜新しい生活は地獄への案内?〜
>>14第五話〜私が壊れるカウントダウン……?〜
>>15第六話〜壊れた私と……〜
お客様
瑠乃杏様【初めてコメントを下さった神様です!】
柏木幸人様【いいストーリーなどと言って下さった神様です!】
千夏様【こんな小説で心に何かが生まれたといってくださった神様です!】
- Re: 血に染まる粉雪と涙に染まる桜 ( No.3 )
- 日時: 2012/07/30 00:14
- 名前: 瑠乃杏 (ID: CFCBgciA)
るのあです!!!
いいですねーっ!!
こんな感じの大好きです(@^^)/~~~
頑張ってください。
- Re: 血に染まる粉雪と涙に染まる桜 ( No.4 )
- 日時: 2012/07/30 08:35
- 名前: 柏木 幸人 (ID: TI5XYu0n)
うわー!!
いいストーリーです★
続きがはやく読みたいな!
更新待ってます〜♪(≧▽≦)
- Re: 血に染まる粉雪と涙に染まる桜 ( No.5 )
- 日時: 2012/07/30 09:22
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: uMmok.3B)
瑠乃杏様
初めてのお客様です!
ありがとうございます!
がんばらせて頂きます!
- Re: 血に染まる粉雪と涙に染まる桜 ( No.6 )
- 日時: 2012/07/30 10:14
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: uMmok.3B)
柏木幸人様
二人目のお客様です!
いいストーリーだなんて//////
がんばらせていただきます!
- Re: 血に染まる粉雪と涙に染まる桜 ( No.7 )
- 日時: 2012/07/30 16:47
- 名前: 秋桜 ◆SVvO/z.cC. (ID: uMmok.3B)
第二話〜壊れた日常と消える幸せ〜
無機質なコンクリートの壁。その壁を視界の端にやり、入り口付近で不安そうな顔をしたおばさんを見つける。叔母さんは私の姿を認めると慌てて走り寄る。
「美里ちゃん……平気?」
叔母さんの心配している声に軽く「平気です」と答える。その間に警官が一人歩み寄ってくる。
「宮川美里さんですね?」
「はい」
「御辛いかもしれませんが……御顔の確認をお願いいたします」
「はい」
表面だけの会話。正直警官がそう思ってないことが伺える。
まぁ、他人のことはどうでもいいのだろう。
私もその一人だが。
「こちらです」
その声にたもされ私は警官の後を追う。追いながら考える。何故、優香や叔母さんではなく私なのだろう……と。
その考えは警官の「どうぞ」という声に消される。
扉が開くと其処には白い布をかぶったモノがあった。警官は手馴れた手つきで顔の布をはぐ。
其処には今朝より血の気が失せた父の顔があった。
不思議と何も思わなかった。
「お父様の宮川芳郎さんに間違いありませんね?」
警官の言葉に私は「まちがいありません」と答える。自分でも驚くぐらい冷静で虚しかった。少しぐらい涙だって出ればいいのに。
「父は……何故死んだのですか?」
ふと、そう聞いていた。
警官は表情を少し変え、答える。
「通り魔です」
「通り魔……」
私は短く復唱する。
現実味のない言葉。小説やドラマの中の話だとずっと思ってた。
でも、現実にお父さんが殺された。
———トオリマニオトウサンハコロサレタ?
ふと、昔の出来事を思い出す。
あれは私がまだ5,6歳のとき。
『今日の夕飯何がいい?』
『んーっとねハンバーグ』
『そう。じゃあ、一緒にお買い物に行こうか』
『うん!』
母に手を引かれ、まだ明るく日差しの強い町を歩いていた。
『通り魔だぁぁぁっ!』
その声に反応して私が振り返る。
息の荒い男。持ってるのは真っ赤に染まったナイフ。
母がとっさに私をかばうために前に出る。
男のナイフが母の胸を貫く。私の顔に真っ赤な液体が飛ぶ。
その液体は鉄の味がした。
母をさした男は無理にナイフを引き抜き逃げた。
母が重力にたもされ倒れ込む。倒れた母に必死に『お母さん!お母さん』と呼びかける私。でも……母は目を見開いたまま動かなかった。
「……ん……ちゃん……美里ちゃん!」
気がつけば叔母さんが心配そうな顔をして覗き込んでいた。
「やっぱり辛かったわよねぇ……」
私をやさしく抱きしめて叔母さんは涙を流した。だけど私は一粒も涙が流れなかった。