ダーク・ファンタジー小説
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- 真を望むは遥かな谺(仮名)
- 日時: 2017/12/19 16:22
- 名前: 叶亜 (ID: AxfLwmKD)
初のネット小説を書かせていただきます。
はじめまして、叶亜と申します。今回物書きをしてみたのは好奇心から始めたものなので、場合によってはすぐに打ち切られてしまうかもしれないですが、よろしくお願いします。
要は自己満足です。小説を上げてみたいなと唐突に思いつき、試した次第です。
タイトルも仮で、初めてなのはありますが、少しでも興味があれば読んでいただければと思います。
この度書かせて頂く小説は、サスペンスだとかシリアスとかがメインの創作小説?というジャンルのものです。本当に少しだけネタが入るかな……私のセンスは酷いので入るかは不明です…。
そして考えてるだけでもかなりのキャラクターがふわふわ状態(設定変わってしまうかも)…状態ででてきます。私自身最初に書き込む設定資料や手元にある資料などで頑張って作っていくので、多少の違いは見逃して頂けると助かります…。流石にヤバいやつには、突っ込んで頂けると嬉しいです……。
- Re: 真を望むは遥かな谺(仮名) おまけ ( No.8 )
- 日時: 2018/01/14 08:25
- 名前: 叶亜 (ID: Iohw8dVU)
銀「あいつ…意味知って置いてたら流石にキレるぞ…。」
流音「ちなみに青いスミレの花言葉って何よ?」
銀はため息をひとつつくと、呆れたかのように呟く。
銀「……“愛情”。人の妻に手出す気か…。」
それを聴くと、流音は苦笑いしながら言葉を返す。
流音「あいつのことだ、色が自分っぽいとかの理由だろ。それにあいつんとこスミレばっか咲いてるし。多分花言葉までは気にしてねーって。」
銀「それだとありがたいんだがな…。」
更新滞りで申し訳ないです……。頻度あげたいな…。
- Re: 真を望むは遥かな谺(仮名) ( No.9 )
- 日時: 2018/01/15 10:01
- 名前: 叶亜 (ID: iNxht3Nk)
第一章……
ー中央国 森林の小屋ー6/25
銀は目の前の小屋の扉をノックする。右手に見えるプランターにはつい昨日にも見た青いスミレが。
しばらく待つと、中から黒髪の男が出てくる。寝癖そのままであるようなボサボサの髪に茶色い瞳が映えている。
???「…どうした。何か用か?」
そう気だるげに呟くとひとつ、欠伸をした。
…説明をしていなかったかもしれない。
彼が冬哉。先日少しだけ話に出てきた男だ。
銀「いや…また供え物をしてもらっていたみたいだったからな。それについて。」冬哉「…それ?」
そこまで言うと銀はギロりと冬哉を見つめながら人差し指を突きつける。
銀「…青いスミレの花言葉…知っててお前はやっているのか?」冬哉「…は?」
指を突きつけられた当人は心当たりなどまるで無いというかのように首を振る。
冬哉「…知らないし、興味がないな。スミレは母さんが元々育てていた花ってだけだし、色はは俺が青が好きだからってだけだけど。」銀「…だよな……。」
それを聞くと銀がふっと胸をなで下ろす。
つづけて冬哉がまた口を開く。
冬哉「…一応10年という節目、だからな。…悪いこととはいえ。」
冬哉「せっかく来たんだ、立ち話もなんだろう。入っていったらどうだ?」
銀「せっかくの誘いだが…あいにく二日も店を空けるわけには行かないのでね、経営上。破綻してもいいなら喜んで上がらせてもらうのだが。」
と、皮肉めいた声でいう。それを聞いて冬哉は困った様に笑うと、
冬哉「それもそうだな。経営難をこちらに押し付けられたら困る。また後日時間が空いたら来たらいいさ。」
そう言って、ふと思い出したように呟く。
冬哉「次来る時は子供たちも連れてくるといい。なかなか良い茶菓子を見つけてな。」
銀「それは楽しみだ。二人に伝えておこう。」
そう言うと銀はくるりと身を翻し、右手をあげながら森の出口の方へ歩いていった。
- Re: 真を望むは遥かな谺(仮名) ( No.10 )
- 日時: 2018/02/08 12:48
- 名前: 叶亜 (ID: SDxUVldQ)
1ヶ月弱空いてしまいました……。携帯端末がイカれたりアプリがおかしくなってデータが消えたり、私がインフルにかかったり……。諸々あって更新出来なくなってました。
次の記事で書こうとしていた設定が全てお陀仏になったので…いっそのこと空白の二ヶ月の詳細及び、真実を書いていこうと思います。理由は、私の頭に入っている情報を共有してないとこの先またさらに分かりにくくなるかと思ったからです。
というわけで、この次の記事から、真実を書いていきます。……気が向いたらですが。
元々待ち時間を使って書こうと思っていたものなので、多少の遅れは勘弁して下さればと思います……。
- Re: 真を望むは遥かな谺(仮名) 空白の二ヶ月の真実(注) ( No.11 )
- 日時: 2018/02/14 18:15
- 名前: 叶亜 (ID: GDWSGe53)
まず真実を語る上で、いくつか承認して頂きたいことがある。
まずひとつは、今までに紹介していない人物が出てくること。欠片でさえも出してない人も出てくるのでご了承を。
次に、この先も読み続けてくれるという心優しい方は、これから話す内容をできるだけ頭の隅にでも置いて頂けると助かるということ。というのも、この話は、この真実が大元になってるといっても過言ではないのだ。この事故がなければこの話は存在しないし、話が噛み合わなくなる(恐らく)。
というわけで、次から説明を始めたいと思う。
……興味のある方は読んでいただけると幸いです。
- Re: 真を望むは遥かな谺(仮名) ( No.12 )
- 日時: 2018/02/26 14:46
- 名前: 叶亜 (ID: Ak8TfSQ3)
ー物語の10年前ー6/24
中央国、軍部報告書
6月20日
先日、この世界に隕石が迫っているのを発見。ミサイルの迎撃圏内にはあるものの、膨大な量の有害物質を含んでいることが分かった。人類に及ぼす危害も考え、迎撃を中止する。しかし、ルートをずらさないと、全世界線に影響がでる可能性。至急、対抗策を考える
6月21日
有害物質の調査は難航している。実力派を多数揃えたこの部で滞ることは想定外だった。出来るならば早急に人材の派遣を願いたい
6月22日
6月23日
もう、近い。現時点の我々の計算では、被害が及ぶのは地上だけとなっている。しかし…避難にかける時間が足りない。あれはもうすぐ目の前に迫っている。
私案ではあるが、中央国警察の特務部課に申請を出した。部課長がすぐに手を打ってくれるらしい。他にも力を使うことに秀でた人間を連れてくるそうだ。これで大丈夫だろう
6月24日。

