ダーク・ファンタジー小説

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君のために失うよ
日時: 2019/08/18 18:07
名前: いちご (ID: LrH9JZZt)

いちごです!
初めて小説を投稿するので、暖かい目で
ご覧して頂けると嬉しいです。
何か小説内で変な所があれば教えて頂きたいです。

次回から本編を初めていきます。
ぜひ読んでもらえると嬉しいです。

Re: 君のために失うよ 10 ( No.10 )
日時: 2019/08/26 22:40
名前: いちご (ID: LrH9JZZt)

〜翌日〜
レイ「僕ちょっと出かけてくるね!」
ライ「おお。気をつけろよ。」
レイ「うん!」
ルイ「いってら〜」
ガチャ

レイサイド
やっぱり2人共なんか元気ない…。
2人は出かけてから変になったから…
出かけた先で何かあったのかも。
僕も探してみよう!

タッタッタッタッタッ…
…結構探したのに、特におかしい所は無いな…。
ただ単に具合悪いのかな?
でも具合悪い時は言ってくれるよね。

そんな事を考えていて、僕はしっかり周りを見ていなかった。
「キキーッ!」
レイ「?!」
その大きな音で我に返り、振り向くと自動車が。
僕もユイと同じ世界に行くのかな。
ユイ。今会いに行くよ…。
お兄ちゃん達ごめんね…。

…パチッ
目を開く。
不思議な事に、どこにも痛みはない。
誰かが庇ってくれたのかと思い、周りを見渡すが、やはり何も無い。
だが、上に気配を感じ、上を振り向くと…

真っ黒な魔物がいた。


その魔物に、どこかで会ったことがある気がした。

Re: 君のために失うよ 11 ( No.11 )
日時: 2019/08/30 22:40
名前: いちご (ID: LrH9JZZt)

どうして?
初めて会ったはずのその魔物に、
どこかで会ったことがあるような気がした。
すぐ逃げようと思ったけれど、なぜか
「逃げたらダメだ」
と心のどこかで思っていて、足は動かなかった。
魔物「…」
魔物「ユイヲ…カエシテホシイカ…」
レイ「ユイが?!」
魔物「…ホントウナラ、オマエハココデシヌハズダッタ。
ダガ、オマエノアニハオマエヲタイセツニオモッテイルシ、
ハナシタイコトガアッタンダ…。」
レイ「話したいこと…?」
魔物「…ユイガ、イキカエルコトハデキル。ダガ、
ソノトキハ、オマエラハギセイニナル。」
レイ「犠牲に…?死ぬ…ってこと?」
魔物「…」頷く
レイ「ユイが…生き返るの?でも、僕達は犠牲になって死ぬんでしょ?
だったら、ユイを生き返らせても、僕らは二度と一緒にいられないの?」
魔物「チガウ…」

「ユイガイキカエリ、オマエラガシヌ、ソノシュンカンニ、
ホンノスコシダケ、ハナセルノダ。」

レイ「…!」
ライ兄もルイ兄も、同じ事を聞いていたのかな?
だから、あんなに元気が無かったのかな…?



ライ兄とルイ兄は、どう思ってるんだろう。





きっと、死ぬ選択を選ぶだろう。

Re: 君のために失うよ 作者から ( No.12 )
日時: 2019/09/08 00:40
名前: いちご (ID: LrH9JZZt)

作者のいちごです!
最近小説投稿出来てなくてすいません!
なるべく1週間に1回は投稿出来るように頑張ります!
これからもよろしくお願いします!

Re: 君のために失うよ 11 ( No.13 )
日時: 2019/09/08 00:53
名前: いちご (ID: LrH9JZZt)

ガチャ
レイ「ただいま」
ライ「おかえりー」
ルイ「手洗ってこいよ〜」
レイ「はーい」
手を洗ったりした
レイ「ね、ちょっと話があるんだけどいい?」
ライ「おぅ。」
ルイ「じゃあレイの部屋に行くな。」
ライ・ルイ(話ってなんだろう?もしかして、レイもあの事を知ってるのか?…まぁ、そんなわけないよな。)
レイ「あっ。来てくれてありがとう。話っていうのはね…」
全部話終わりました
ライ「レイ…お前も知ってたんだな…」
レイ「うん…。2人も知ってるんでしょ?」
ルイ「あぁ。知ってるよ…。」
ライ「ところで、みんなは、自分が犠牲になるか、ならないで生きるか、どうするんだ?」

「「もちろん…」」



「「「犠牲になるつもりだ。」」」

Re: 君のために失うよ 12 ( No.14 )
日時: 2019/09/18 23:17
名前: いちご (ID: LrH9JZZt)

翌日ー
ライ「おーい。買い物行くぞー。」
ルイ「ほ〜い」
レイ「はい。」

ライ「あれ?いつもの街工事中だ…」
ルイ「ほんとだ。どうする?」
レイ「こっちの道から遠回りして行こう。」
ライ「了解。」

レイ「ライ兄!」
ルイ「おい!起きろ!」
ライ「…ん…」
ライ「え…?」

目がさめると、俺の目の前には、
あの魔物がいた。

魔物「モウ…ジカンガナイ…ユイヲイキカエラセルナラ…
イマダ…」
「「「…?!」」」
魔物「オマエタチノココロハ…モウツナガッテイル…ダケド、オマエタチノココロガツナガルホド、ワレノセイメイリョクガケズレテイクンダ…」

じゃあ、この俺達の思いがもっと大きくなれば、この魔物は消えてしまうのか?つまりー

ユイを生き返らせられなくなるのか?

【モウ…ジカンガナイ…】

そういう事だったのか…

俺たちは顔を見合わせる。

「「「…うん。」」」

レイ「…お願い。」
ルイ「俺らが犠牲になるんでいい。だから…」

ライ「ユイを生き返らせてくれ…。」



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