ダーク・ファンタジー小説

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君のために失うよ
日時: 2019/08/18 18:07
名前: いちご (ID: LrH9JZZt)

いちごです!
初めて小説を投稿するので、暖かい目で
ご覧して頂けると嬉しいです。
何か小説内で変な所があれば教えて頂きたいです。

次回から本編を初めていきます。
ぜひ読んでもらえると嬉しいです。

Re: 君のために失うよ 5 ( No.5 )
日時: 2019/08/19 17:37
名前: いちご (ID: LrH9JZZt)

その日の夜
ライ「ユイ…ユイ…」
レイ「ユイ…なんでっ…ぐすっ…」
ルイ「おい…。ご飯、作ったぞ…」
ライ「悪い。俺食べない。」
レイ「…」
ルイ「…ライ兄、相当ショック受けてるんだな…」
レイ「しょうがないよ。ライ兄はユイの事が大好きだったんだもん…」
ルイ「だな…。そっとしといてあげよう。」

ライの夢の中
ライ「ユイ!こっちおいで!」
ユイ「うん!ライ兄!」
この世界では、ライの想像なので、ユイが生きていた頃の世界です
ライ「ユイ!…って…ユイ?」
俺が気がつくと、なぜかユイはいなかった
ライ「ユイ…?どこだ?!ユイ!」
俺はユイを探してずっと走り続けていた
ライ「?!」
俺の目の前に、黒い魔物のようなものがいた
魔物「ユイヲ…カエシテ…ホシケレバ…」
ライ「ユイ?!ユイの事を知ってるのか?!ユイはどこなんだ?!」
魔物「…スッ…」
そして、魔物は姿を消した
ライ「…?!」バッ
ルイ「ライ兄?大丈夫か?だいぶうなされてたぞ…?」
ライ「…うん…」

あの夢は…あの魔物は…いったいなんなんだ…?

Re: 君のために失うよ 6 ( No.6 )
日時: 2019/08/20 10:27
名前: いちご (ID: LrH9JZZt)

ライ「俺ちょっと出かけてくる。」
ルイ「…ああ。」
レイ「ライ兄、どこいくんだろ…?」

ライが行ったのは、あの日ユイが死んだ場所。
ライ「なんであの時…1人で行かせたんだろう…?」
俺はただただ、その場所でユイの事を考えていた。
?「…ィ…ライ…」
ライ「?!」
魔物「ライ…」
ライ「ッお前!あの時の魔物…?!」
あれはそう、間違いなく、あの夢に出てきた魔物だ。
ライ「なぁ、俺達…夢であっただろ…?
あの時、何を伝えようとしていたんだ?」
魔物「…ユイヲ…トリモドシタイカ?」
ライ「…ユイを?」
魔物「…」
ライ「…もちろん。取り戻したい。」
魔物「…ソウカ。ナラ、ホウホウガアル。」
ライ「…?!そうなのか?」
魔物「アル。ダケド、ユイヲトリモドスニハ、
ユイノタイセツナヒトヲギセイニスルコトニナル。」
ライ「…大切な人…」
魔物「モチロン、オマエモナ。」
ライ「…!じゃあ、俺が犠牲になれば、
ユイが助かるかもしれないのか? !」
魔物「ソウダ。ダガ、ユイノイシモジュウヨウダ。
ユイガタスカルニハ、オマエトユイノココロが
ツナガッテイルコトガヒツヨウニナル。」
ライ「俺とユイの…ココロが…?」

Re: 君のために失うよ 7 ( No.7 )
日時: 2019/08/20 17:13
名前: いちご (ID: LrH9JZZt)

ライ「…あの魔物が言ってたことは…どういうことなんだろう…」
ライは、近くの公園で考え事をしていた。
ライ(俺とユイの心が繋がってる…?でも、もうユイは…。
でももし、あの魔物が言っていることが本当なんだとすれば、
まだ、ユイに意思があるということなのか…?)
ライがそう考えているうちに、もう7時過ぎになっていた。

ルイ「…ライ兄、遅くないか?」
レイ「ライ兄は、いつも6時半には帰ってきてるのに…」
ルイ「なんかあったんかな…?」
レイ「どうする?」
ルイ「…俺、ライ兄を探しに行ってくる。」
レイ「え?!それでルイ兄まで危ない目にあったらどうするの?」
ルイ「…。大丈夫。俺は必ず帰ってくる。だから、レイは、
外に出ないで待っていてくれ。出来るな?」
レイ「…うん。いってらっしゃい。」

タッタッタッタッ…
ルイ(ライ兄…どこなんだ?もう暗くなってきたし、
もし見つからなかったらどうしよう…?)
ルイ「…ライ兄?!」
ルイ(あれは…あれは間違いなくライ兄だ!
でも、公園のブランコにすわっているまま動かない…。
どうしたんだろう?)
ルイ「おーい。ライ兄…?」
しばらく、状況を理解出来なかった。

なぜなら俺の目の前に突然魔物が現れたからだ。

Re: 君のために失うよ8 ( No.8 )
日時: 2019/08/21 17:54
名前: いちご (ID: LrH9JZZt)

※この会話は、ライには聞こえていません。
魔物は俺に言った。
魔物「ユイヲ…カエシテ…ホシイノナラバ…オマエラガ…ギセイニナルノダ…」
ルイ「ユイ…?ユイの事を知ってるのか?!
俺が犠牲になれば、ユイがたすかるのか?!」
魔物「ソウダ…ダガ…オマエダケデハナイ…
ライヤレイモ…ギセイニナルノダ…」
ルイ「は…?ライ兄とレイも犠牲になるのか…?
そんなのやだ!ライ兄やレイを傷つけないでくれ!」
魔物「…オマエダケデハ…チカラガタリナインダ…」
ルイ「じゃあ…俺だけじゃ…ユイを救えないのか…?」
魔物「ソウダ…。ソレニ、ユイトオマエラノココロガ
ツナガッテイナクテハナラナイ。」
ルイ「俺とみんなの…心が…?」
そう言って魔物は、姿を消した。

ルイ「ラ、ライ兄…?」
ライ「…ルイ?どうしたんだ?」
ルイ(良かった。ライ兄が動いた。)
ルイ「ライ兄は…黒い魔物の事を知ってるか?」
ライ「…!」
ルイ「知ってるんだな。俺もさっきあったんだ。
なんて言われたのか。教えてくれ。」
ライ「…ああ。」

Re: 君のために失うよ 9 ( No.9 )
日時: 2019/08/24 22:22
名前: いちご (ID: LrH9JZZt)

〜作者のいちごからお知らせ〜
2日間投稿出来ていなくてすみません。
出来るだけ頑張りますが、毎日投稿出来なくなるかもしれません。
ご了承下さい。
〜本編〜
レイ「ライ兄とルイ兄遅いな…どうしたんだろ…」
ライ・ルイ「ただいま…」
レイ「…!おかえり!」
ルイ「遅くなってごめんな?ご飯作るから、待っててくれ」
レイ「うん…?」
レイ(なんかライ兄もルイ兄も元気ない…?何があったのかな…)
レイ「ラ…ライ兄っ!」
ライ「レイ…。どうしたんだ?」
レイ「なんかライ兄もルイ兄も元気ないよ?無理してない…?」
ライ「…ッ!…大丈夫。何もないよ。心配ありがとな。」ニコッ
レイ(やっぱ無理して笑ってる…!出かけた時に何かあったんだ!)
ルイ「トントントン…」お料理中
サクッ
ルイ「いって!」
ライ「ルイ!どうした?!」
ルイ「大丈夫…。包丁で、指切って…」
ライ「レイ!手当てするから悪いけど料理代わりにやっててくれ!」
レイ「…うん。」
レイ(ルイ兄…いつもはあんな失敗しないのに…。
僕に心配させないように無理してるのかな…。)


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