ダーク・ファンタジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

日時: 2021/08/19 10:25
名前: ダリア (ID: 7TIkZQxU)

ある晴れた日の事だった。
その日はやけに暑くて道端に咲いてる元気な植物でさえしおれて見えた。
私は暑さに苛立ちを覚えながら学校へ向かった。



私の通う学校はごくありふれた公立高校だ。
もちろん、いじめやハブなどもあるが、私は平凡に高校生活を送れている方だと思う。
そこそこに友達もいるし、大きなトラブルなどもない。人生に一度しかない高校生活を充実している。
それもそのはず。
この時はまだ、これから起こる悲劇を想像することすらなかったのだから…。









_____________________________________________
~記録~

【閲覧回数】

2021/08/08 閲覧回数 90回突破
_____________________________________________

【おしらせ】
題名を【裏切りの華】から【華】に変えました。もしかしたら、今後も題名を変えることがあるかもしれません。ご理解よろしくお願い致します。



僕自身、一気に文を書くのがとても苦手なので、一日の間にコツコツ書いていきます。前回書いた文と変わってしまうことも多々あるのでご理解いただけると有難いです。

また、一応完結させるつもりではあるので楽しみに待っていてくださると嬉しいです。

_____________________________________________

ダリアから皆様へ>>01
第一章【壱】>>02
   【弐】>>03
   【参】>>04
   【肆】>>05
   【伍】>>06
   【陸】>>07
   【漆】>>09

Re: 華 ( No.1 )
日時: 2021/08/05 13:32
名前: ダリア (ID: 7TIkZQxU)

はじめまして。ダリアです。

こうして小説を投稿するのは人生で初です。
あまりこのサイトのことを熟知していないので試行錯誤で投稿しています。

僕は飽き性なので長く続けることができるかはわかりませんが、読んでくださった皆様の記憶の片隅にでも残ってもらえれば。と、いう気持ちでいます。

読んでくださった方々へ。
心より感謝いたします。
僕自身あまり語彙力などはないので投稿するかどうか迷いましたが、自分のモチベーションを上げるためにも投稿してみようと思い投稿することにしました。
コメントをもらえるとモチベーションがあがるので「しょーがねぇ。やってやるか。」くらいの軽い気持ちでいいので、コメントを頂けると嬉しいです。



ダリアより。

Re: 華 ( No.2 )
日時: 2021/08/07 18:38
名前: ダリア (ID: 7TIkZQxU)

【壱】

明日でやっと高校生になって2回目の長い休みがくる。そう。夏休みだ。

今日は夏休み前の先生の退屈な話を聞かなければいけなかった。

先生が退屈な話をしている間、私は隣の席の圭を見ていた。
好きとかそういうのではなく、圭の様子がいつもと違って見えた気がした。
圭はいつもうるさいやつで先生の話のときはいつも「いい加減静かにしろ!」と怒られているような奴だった。

そんな圭が今日はやけに静かだ。
圭は窓側の席でグラウンドを見ている。

そして、怯えている。

圭の他にもグラウンドを見ている人はいた。
それなのに怯えているのは圭だけだった。
圭だけが怯えているということは、圭にしか見えていないものがあるのか、圭の体調があまりにも悪く、その様子を私が勝手に怯えている。と感じ取ったのか。のどちらかだった。

その答えはすぐに分かることになった。






圭は「なんなんだよ…。あの白いの…。」と、か弱い声で言った。
私は驚いてとっさにグラウンドを見た。
その瞬間、息ができなくなるように感じた。












いたのだ。
全身白い服のナニカが…。
ずっとクネクネしており足の形がおかしな奴だった。
一目見てわかった。
コレは人間ではない。と。





>>03

Re: 華 ( No.3 )
日時: 2021/08/10 16:12
名前: ダリア (ID: 7TIkZQxU)

【弐】

仮にだがその白いのを白い奴とでもしておこう。


私はその白い奴が気になって仕方がなかった。

廃墟とかに出るならまだわかるが、なぜ学校に?
しかも圭と私にしか見えていない様子である。

圭の顔色はどんどん悪くなっていき、とうとう先生が
「お前、顔色悪いぞ。大丈夫か?保健室行くか?」
と、言うほどだった。
しかし、圭はその白い奴が相当気になるのか、先生の言葉が耳に入っていないようだった。

白い奴は未だクネクネしている。
顔は下を向いているからか見ることができない。


その間に圭の容態はどんどん悪化していき、とうとう吐いてしまった。
圭はすぐに保健室に連れていかれた。
その間も圭は
「あいつが…。白いのが…。」
と、白い奴のことを言っていた。

圭は早退することになった。と、圭が保健室に行ってからすぐに言われた。

その後もまだ先生の退屈な話は続いた。

私はまたグラウンドを見た。
が、
白い奴はいなくなっていた。

その後も白い奴が現れることはなく先生の話が終わった。
先生の話が終わり、やっと帰れることになった。
ついさっきまで夏休みを楽しみにしていた私の気持ちは消え、白い奴について気になる気持ちしか残っていなかった。





>>04

Re: 裏切りと華 ( No.4 )
日時: 2021/08/07 18:39
名前: ダリア (ID: 7TIkZQxU)

学校からの帰り道。
普段、私は仲のいい友達と帰っているのだが、今日は
「図書館に返さなきゃいけない本があるから一人で帰ってて~」
と、言い、私は一人図書館へ向かった。

図書館につくと、都市伝説のコーナーへ速足で向かった。
都市伝説の白い奴といえば
「クネクネ」
しかない。

クネクネについての話は小学校で聞いたっきりで記憶はあやふやだった。
だからもう一度調べてみよう。と思った。





~クネクネについて~

【特徴】
・田舎の田畑や、山中の水辺に出現する。

・体色は白または黒で、白である場合が多く、目を引く。

・くねくねと動く。あるいは踊る。

・それを目撃しただけでは害はない。

・しかしそれ以上のことを知ってしまうと発狂し、意識喪失、無気力症、精神薄弱などを発症する。

【正体】
 その正体は不明である。というよりも、都市伝説的に流布した怪談なので、果たしてそれが実在するかどうかさえもわからない。

 これらの目撃例が海岸や水田などの湿気が高く高温になりやすい場所であることなどから、蜃気楼のような現象が起こり、太陽光が屈折してそのような姿を結び、強い陽光によって脳に強い影響を与えたのだ…と説明する人もいる。





どうやら私が見た白い奴はクネクネじゃない可能性が高いようだ。
私が通ってる高校の近くに田畑なんてないし、水辺も近くない。

ならあの白いのは何だったのだろうか。なぜ圭はあんなに怯えていたのだろうか。
謎は深まるばかりだった。

白い奴について特に収穫は無かったが、白い奴がクネクネだという説は消えた。

そんなことを考えながら自宅へ向かった。

夏だからか、辺りはそこまで暗くなかった。
しかし、夕方になっても暑いことに今朝と同様、苛立った。





>>05


Page:1 2



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。