ダーク・ファンタジー小説

■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)

不思議屋ショートストーリー(仮)
日時: 2021/12/12 23:34
名前: 92 (ID: JDkUYYgc)
参照: http://www.kakiko.info/profiles/index.cgi?no=13129

どーも92です
増えるかもねな注意事項
1 超能力=何でもありと思ってる自分が居ます。ご了承
2 サイコメトラーについて作者もよく解っていなかったりします。本物がいらっしゃいましたらコメ(殴
3、恋愛じゃなくショートストーリーになりました。ごめんなさい。私には早かった...!
>>6 まではキャラ設定がなかったものとなっています。ご了承ください。

Re: 仮 ( No.5 )
日時: 2021/12/08 18:46
名前: 92 (ID: JDkUYYgc)

「う...いかにも、な雰囲気だね...」
夏美の言いたいことはわかる。だがしかしもう少し語彙を強化してもいいんじゃないだろうか。
店の中はインチキ占い師の居る館みたいで、たしかに「いかにも」な雰囲気だった。
だがしかし、店員さんは違った。
「あら、お客さん?こんな店にわざわざ来るなんてものずきねぇ」
少なくとも店員の言う言葉じゃないことを言いながら、その人は顔を出した。ニコニコと愛想のいいおばさんで、こんなところで働いているのが不思議なくらいだった。
「あら、ここで働いてるの、意外?」
心を読むかのように、その人は私に言った。そして、驚くべきことを言う。
「この店の店長、私よ」
「はっ!?」
夏美の驚く声が聞こえた。
「わたしはなんていうか...世間一般では超能力者っていわれる能力を持っていてね」
(だから、そんな人の役に立つものを売りたいと思ったの。ね、咲夜ちゃんっていうのよね?私には全部わかるんだから。)
()の中を直接頭の中に語りかけながら、店長さん?は言った。しかし、私の能力を見破ったのも驚きだけど、超能力者の役に立つものとはなんだろうか。
「夏美ちゃん、って言うの?恋愛成就のお守りとかもあるから、せっかくだし見ていったら?」
「あ、ちょっと咲夜ちゃんこっち来て。夏美ちゃんたちはちょっとまっててね」
いったい何がどうなっているのだろう。店の奥に引きずり込まれながら、わたしは思った。

Re: 仮 ( No.6 )
日時: 2021/12/10 17:34
名前: 92 (ID: JDkUYYgc)

「あなた、サイコメトラーよね?」
ひやりと体が冷たくなった。何故。何故バレた。
「わかるわよ、そりゃ。私もなんだから。といっても、触れなくても感じることができる発展型だけど」
「...」
「ま、信じなくてもいいわ。それより、商品とか店員の紹介するわね」
そう言われてわたしは再び店内に戻る。
「咲夜ぁーっ!おかえりっ!」
夏美が話しかけてくる。店長さんは微笑んでから、説明を始める。
「私はツキミ。店員はシオン...ちょっと来て」
そう言うと、店の奥からひょっこりと巫女服を着た女の人が出てきた。
「はじめまして、シオンです。外にある神社っぽいものの形だけの巫女やってます」
まぁ、巫女服はただ単にすきだから着てるんだけど、と笑って言った。
「もうひとり居るんだけれどね、なかなか外に出ないのよ。まぁ店の商品作ってくれてるだけマシなのだけれど。名前はアオイ」
これです、とシオンさんが写真を見せてくれた。美形の男の子だ。私達と同じくらいの歳だろうか。
「まぁ、ここの店員は私の家族なんだけれどね。シオン、商品の説明してあげなさい」
そう言われて、シオンさんは説明を始めた。必ず成功するおまじないの本、変わった形の石(パワーストーンというらしい。)一度だけ危険を助けてくれるブレスレッド...それに私達が巻き込まれるのは、もう少し先のお話。

Re: 不思議屋ショートストーリー(仮)第二幕1話 前編 ( No.7 )
日時: 2021/12/12 17:32
名前: 92 (ID: JDkUYYgc)

カランコローン
(学君と仲良くなれますように...!)
希は駅前にひっそりと建っている神社に祈った。学というのは希のクラスメイトで、男女ともに人気がある。希も学に恋をしている女の子の一人だ。
「あ、お客さん?ゴメンね。ここ見せかけ神社だから祈っても意味ないの。でも、神社に願うのと同等なものはおいてあるから、見ていってよ!」
巫女服を着た女の人が言った。神社ではないのなら、なんだというのだろう。その女性に押されるがままに、希は建物の中に入った。
「わぁ...」
木造建築なのだろうか。木の香りがする。どうやらここはお店らしく、よくわからない商品がおいてある。
所々に、希と同じくらいの女の子の姿も見えた。
「あ、こんにちは。私、咲夜って言います。一応、ここの店員です。」
バイトですけど、と軽く笑ってその人はいった。
「あ、ねぇねぇ、恋愛成就だよね!このお守りよく効くんだよ!それともおまじないにするっ?!」
げんきよく別の女の子が言った。
「えっと...じゃあ...お守りで。」
この中で一番良さげなのはお守りだ。それにこんなもん当たったらいいな程度だ。
巫女服を来た女の人(シオンと言うらしい。)は私に品物をわたしながら言った。
「いい?絶対にこのお守りを信じること。さもなければ...」
チリーン、とどこかで風鈴の音がして、私の記憶は消えた。

Re: 不思議屋ショートストーリー(仮)第二幕1話 後編 ( No.8 )
日時: 2021/12/12 23:33
名前: 92 (ID: JDkUYYgc)

チリーン...
「あ」
夏美が鳴らしたのは[記憶風鈴]だった。これを鳴らすと、鳴らした人が考えていた人物の記憶が風鈴を鳴らした数(一回30分)消えるというものだ。
「あの希って子...説明を聞けずにに行っちゃたけど大丈夫かな」


(あれ...なんでこんなところに居るんだろ。)
恋愛成就のためにここに来て...その後の記憶がない。気づけば、いつの間にかお守りを持っている。
(...。まぁいっか!)
そのまま希は家に帰った。
「えーっと、身につけてればいいのかな?...まぁこんなモン当たるわけないし。」
次の日、希は学に早速話しかけた。しかしそれは失敗に終わった。無視されただけだった。
(あれ...?お守りも買ったのに、前より嫌われてる...?)
「のーぞーみーちゃん!ちょっと来てっ!」
ぞくりとするような声で言われた。たしかいじめっ子グループのリーダーの...
(遠藤、サクラ)
「あんた陰キャのくせに学に話しかけるとかマジ生意気なんだけど。あたしに逆らったらどうなるか...わからせてあげる」
その後私がどうなったか...言うまでもない。クラスではのけものにされ、放課後は虐められた。
(どうして...)


「あーあ。信じないから...」
夏美は呟いた。
「その原因を作ったのは誰でしたっけ?」
冷ややかな目で咲夜が夏美を睨むと、夏美は静かになったのだった。


あ、そうそう、第一幕の設定が反映されてないです、これ。咲夜の能力もないものとなっています。by作者

Re: 不思議屋ショートストーリー(仮)第二幕2話 ( No.9 )
日時: 2021/12/16 22:53
名前: 92 (ID: JDkUYYgc)

「やべぇ。やべえよぉ」
光は駅前を走っていた。家から逃げてきたのだ。
(今回のテストは、自信なかった。でも、あんなに悪いなんて...)
しかも、それを親に見られたのだ。その時の親の顔...それを見て、光は家を飛び出した。
疲れてきて足を止めると、そこは神社の前だった。
(神社...学業成就でも祈るかぁ。...もう遅いけど)
カランコロン...
「あ、こんにちわー。」
にこやかな笑顔で、巫女さんが話しかけてくれた。
「お守りですか?コチラヘどうぞ」
実をいうとそうではないのだが、ありがたく行ってみることにした。



あとで追記しますby作者


Page:1 2



小説をトップへ上げる
題名 *必須


名前 *必須


作家プロフィールURL (登録はこちら


パスワード *必須
(記事編集時に使用)

本文(最大 7000 文字まで)*必須

現在、0文字入力(半角/全角/スペースも1文字にカウントします)


名前とパスワードを記憶する
※記憶したものと異なるPCを使用した際には、名前とパスワードは呼び出しされません。