ダーク・ファンタジー小説
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 私達の四季
- 日時: 2023/01/05 16:26
- 名前: 宇野あいる (ID: sjVsaouH)
この小説はフィクションです。
この小説のあらすじ
四人の世の中に馴染めない中高生の男女がお互いに出会い、四つの視点で物語を描いていく作品の予定。
登場人物
花岡 桜子(はなおか さくらこ)女子
お金持ちの娘。中学校に通っていない。
親は桜子に厳しい。
波野 夏海 (はの なつみ)男子
親は二人とも正社員。高校に通っていない。
親は遅くまで帰らず、放任主義。
新田 秋斗 (にった あきと)男子
両親は離婚し、母親の家で暮らしている。中学校に通っていない。
母親は秋斗に辛く当たる。
永谷 雪乃 (えいたに ゆきの)女子
両親はおらず、孤児だったのを里親に引き取られた。高校に通っていない。
里親は雪乃に甘い。
不定期更新です。あまりペースは早くないかも…
文章がとても下手です。
- Re: 私達の四季 ( No.1 )
- 日時: 2023/01/15 11:38
- 名前: 宇野あいる (ID: kEC/cLVA)
春〜桜子の章〜
私は花岡 桜子
父は、あの大財閥、FLOWERグループの社長だ。母は勿論社長夫人。
私が中1の春、1ヶ月ほど前の頃。
父が学校に難癖つけて、学校に通えなくなってしまった。
その時のことを思い出すと、今でもゾッとする。
父が中学校に春の授業参観に来たときのこと。
父が教室に入ってきたとき、一瞬教室がしん、とした。
だけど、先生が授業を再開した。数学の授業だった。
「まず、方程式とは未知数を表す文字を含む等式であり…」
「今の中学校ではこんな低レベルなことを教えているのか!!」
父の大声が響いた。 私は一瞬ビクッとした。
「うちの桜子にはもっとレベルの高いことを教えないといけないんだ」
私は声が出なかった。
「桜子もそう思うはずだ!!そうだろ。桜子」
「お父様、もうやめて…」
やっと声が出た。
「とりあえず、明日からは学校に行かなくていい!!」
父はそう捨て台詞を残し、去っていった。
まず、昔から私は父に逆らえなかった。
理由はわからない。
その次の日から、父の言いなりになり、学校には行かなかった。
その代わりに、父に
「図書館で勉強してこい」
と言われたので、逆らわずに図書館で勉強している。
そんなことを考えながら、H市立図書館についた。
この図書館には、わくわくルームという、中高生が勉強できるスペースが有る。
私はいつもそこで勉強していた。
今日は、なんの勉強をしようか。
そう思いながら、参考書の棚に行く。
今日は、平方根の勉強にすることにする。
わくわくルームには、誰もいなかった。
そこでいつものように一人で勉強を始めた。
- あいるー ( No.2 )
- 日時: 2023/01/16 17:57
- 名前: 莉央兎 (ID: OQvXdNWS)
別の小説でコメントしたよ〜
そっちも見てー
あいるって読める漢字書いといた。
この話続き気になる〜
早く読みたい((o(´∀`)o))ワクワク
2つの小説掛け持ちガンバ(`・ω・´)ゞ
- Re: 私達の四季 ( No.3 )
- 日時: 2023/01/19 14:37
- 名前: 宇野あいる (ID: oN2/eHcw)
ありがと〜
がんばる!
- Re: 私達の四季 ( No.4 )
- 日時: 2023/02/26 14:16
- 名前: 宇野あいる (ID: so77plvG)
夏 〜夏海の章〜
俺は、波野 夏海。
高校生だ。
めんどくて、この夏から高校には行ってない。
それで、親がなにか言わないかって?
言うわけない。
なぜなら、俺の両親は俺が起きるときには家を出ているし、
寝るときには帰っていない。
まあ、気楽な暮らしとは言える。
自分で起きて、寝て、飯を食う。お金は渡されている。
親に会いたくならないのか。そんな疑問もあるかもしれない。
だが、会いたくない。理由は2つある。
1つ目は、俺の見た目だ。俺は最近、髪を金色に染めた。
理由は、特にない。
敷いて言えば、かっこいいからだ。
2つ目は、学校に行っていないこと。親が帰っていないうちは、大丈夫だが、帰ってくれば、バレる。
親とはたまに電話をするが、その時は優等生のふりをしている。
まるで、昔のように、、、
俺にしては珍しく、考え事をしながらH市立図書館についた。
この図書館は、割と大きくて、漫画もたくさんある。
この中にある「わくわくルーム」は、自由に本が読めるスペースだ。
漫画を持ってそこに入ると、とてつもない美少女がいた。
黒髪のロングに、清楚っぽいワンピース。顔は、「絶対神が優遇しているな」と思うほどの美人。これまで俺が出会ったことがないタイプの女子だ。
その清楚美人(そう呼ぶことにした)は、ドアが開く音がすると、こちらを向いた。そして、俺をみた瞬間、目を大きくして、驚いた。
それは当然だ。こんな見た目なのだから。清楚美人は、少し俺を見たあと、勉強に戻った。
そして、俺は椅子に座り、漫画を読み始めた。
Page:1 2