ダーク・ファンタジー小説
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- 私は誰だっけ
- 日時: 2023/09/08 18:53
- 名前: 涼花 (ID: hJCQM.po)
星来「私って何?」
私は何だっけ?
あぁ、そうだ、、、
操り人形だったんだ
※実話です。(完璧な実話ではない)
- Re: 私は誰だっけ ( No.3 )
- 日時: 2023/09/07 18:37
- 名前: 涼花 (ID: hJCQM.po)
ー夢ー
あれ?ここはどこ?
...そうか。私倒れてっ
今は廊下にいたはず...
家の鍵あけてたんだった...
誰か助けてくれるかなー...なんて。
私のことは誰も助けない。
私はいらない意存在だから
皆私の事忘れたらいいのに
そしたら楽になれるでしょ?
なのに、私の事覚えてくれる人がいる
なんでなんだろう
私なんて皆から忘れられて
過去も、これからも一人なはずだったのに
『...い...ん!』
誰?誰かの声がする。
『宵...!』
『宵瀬さん!』
誰?誰なの?
起きたらいいの?
起きないとっ!
ー現実ー
拓哉「あ、起きた」
義弥「宵瀬、大丈夫か?」
星来「うん。ちょっと倒れただけ」
亮真「ちょっとって...」
星来「今日は亮真もいるんだね」
亮真「天気悪くないからね」
光英「とりあえず寝てなよ」
星来「え、でも色々とあるし」
義弥「寝なくてもいいからまず、家の鍵は閉めろ!」
星来「え、あ、うん。」
拓哉「宵瀬さん、ほんとにわかってる?」
星来「うん」
星来「あと、下の名前で呼んでよ。
家族と一緒にされてるようでなんか嫌」
亮真「いいの?」
星来「うん」
四人「ならいいか」
星来「今何時?時間大丈夫なの?」
四人「あ、、、」
光英「今、二十二時」
星来「泊っていきな」
亮真「ちょっと待って星来ちゃん!」
義弥「流石に男四人と女一人はなぁ」
光英「ちょっとねー」
星来「どういうこと?」
拓哉「さぁ?僕もわかんない」
光英「星来が気にしないならいいんじゃない?」
義弥「いいか?」
星来「うん。別に私は平気だから」
亮真「なら泊まらせてもらうね」
星来「うん」
星来「お風呂はそこの角曲がって三番目のドア」
拓哉「それは星来ちゃんが最初に入ってきなよ」
星来「いいの?」
光英「いいよいいよ」
亮真「もちろん」
星来「分かった。先に布団の準備してもいい?」
四人「俺/僕も手伝う!」
星来「ありがとう」
星来「布団一枚足りない」
四人「噓でしょ!?」
星来「誰かひとり私のベット使いな
私は床で寝るから」
四人「それはダメ」
星来「じゃあ一緒に」
四人「星来がいいっていうならそれがありがたい」
星来「私にじゃんけんで勝った人が一緒に寝るね」
皆 「最初はグーじゃんけんポイ!」
星来「✊」
光英「✌」
義弥「✌」
亮真「✋」
拓哉「✌」
亮真「あ、勝っちゃった」
義弥「亮真、変なことするなよ」
亮真「しないよ!絶対」
星来「決まったことだしお風呂入ってくる」
四人「行ってらー」
ー全員がお風呂入り終わってー
星来「じゃあみんなおやすみ」
三人「おやすみー」
星来「亮真行くよ」
亮真「え、あ、うん」
星来「じゃあ電気消すね」
亮真「あ、りがとう」
星来「亮真、もしかして頭痛い?」
亮真「え、っとちょっとだけ、ね」
星来「ちょっとじゃないでしょ、早く寝な」
亮真「うん。」
星来「、、、暖かいほうが眠れる?」
亮真「うん。多分ね」
星来「じゃあ、、、」
「ギュッ」
亮真「へ?」
星来「え?暖かい方が眠れるって」
亮真「ふつう、毛布とかじゃない?」
星来「うん。だけど毛布ある部屋光英が寝てるし」
亮真「あ、そっか」
星来「じゃあ、おやすみ」
亮真「おやすみ」
- Re: 私は誰だっけ ( No.4 )
- 日時: 2023/09/07 20:59
- 名前: 涼花 (ID: hJCQM.po)
ー次の日ー
星来「ん、、、」
あ、そうだった。
昨日亮真と一緒に寝たんだった。
...寝顔、可愛いな
亮真「ん...うぅ」
星来「?」
どうしたのかな
具合悪いとか?今雨降ってるし
「ユサユサ」
星来「亮真~起きて」
亮真「んん、、、」
星来「おはよう。頭痛い?」
亮真「うん。結構痛い」
星来「わかった。まだ寝てな」
亮真「え、でも、迷惑だから、、、っ⁉」
「ドサッ」
星来「ちょっと、大丈夫?」
亮真「うん、大、丈夫」
星来「大丈夫じゃないから寝てて」
亮真「わかった。」
ー廊下ー
光英「お、おはよう星来」
星来「おはよう」
星来「部屋、入ってもいい?」
光英「うん」
星来「毛布ここにあったんだ」
星来「持ってくか」
ー部屋ー
星来「亮真、大丈夫?」
亮真「う、うん。やっぱ痛いかも」
星来「これ毛布。あと、薬と水。薬は確か同じだったから」
亮真「ごめんね、泊まらせてもらった上に
ここまでしてもらって」
星来「全然大丈夫。それより頭、治るといいね」
亮真「うん。ありがとう」
ーリビングー
星来「義弥と拓哉も起きてきたんだ。おはよう」
義弥「おはー」
拓哉「おはよう」
光英「ん?亮真は?」
星来「あ、ちょっと頭痛いらしくて部屋で寝かせてる」
拓哉「そっか」
星来「そういえば皆、一人暮らし?」
三人「うん」
星来「この家で暮らせないかな?」
三人「え?/は?」
星来「無理だったらいいんだけど
この家さ無駄に広いし私が買ったんだから
もうちょっと隅々まで使いたいなって」
三人「むしろ逆にいいの?」
星来「うん。」
義弥「じゃぁ住ませてもらうか?」
光英「うん」
拓哉「僕はどっちでもいいよ」
星来「あとは亮真だけだね。今からご飯だから呼んでくる」
三人「はーい」
- Re: 私は誰だっけ ( No.5 )
- 日時: 2023/09/08 18:30
- 名前: 涼花 (ID: hJCQM.po)
星来「亮真、入るね」
「ガチャ」
星来「頭は大丈夫?」
星来「...って寝てるし」
星来「熱はないのかな?」
「ピトッ」
星来「んん~若干熱いな」
まだ寝せておいた方がよさそう...かな
ーリビングー
光英「亮真どうだった?」
星来「えっと、熱っぽいからそのままにしておいた」
星来「先にご飯食べちゃおう」
三人「うん」
光英「そういえば星来、学校行ってる?」
星来「行ってないよ」
義弥「俺らさ、そっちの高校に転校しようと思うんだけど」
星来「え、でも、試験は?」
拓哉「僕らが頑張って勉強したから大丈夫」
義弥「涼真は勉強しないで受かってたな」
星来「そうだった、皆偏差値高いんだった」
光英「話し戻すよ。
それで、転校初日だけ学校行ってみない?」
星来「...分かった。行ってみるよ」
三人「ありがとう」
「トットットッ」
星来「あ、涼真起きてきた」
拓哉「え、わかるの?」
星来「足音は覚えた」
光英「昔から音に敏感だったもんな」
星来「そんなことない気がするけど」
「ガチャ」
亮真「おはよう」
星来「具合は?大丈夫?」
義弥「無理すんなよ」
亮真「うん。だいぶ良くなったから起きてきた」
光英「亮真も起きてきたし雑談でもするか~!」
ー次の日ー(すごい飛ばしたくない?私すご)
拓哉「星来、ホントに大丈夫なの?」
亮真「そうだよ、無理しないでね」
星来「二人ってそんなに過保護だっけ」
ー学校ー
モブ「え、アイツ学校来たの?」
モブ「一生来なくて良かったのにねー」
星来「...」
亮真「大丈夫?コソッ」
星来「うん。慣れてるからね」
先生「星来さん!」
星来「あんちゃん先生!」
先生「お久しぶりですね!元気にしてましたか?」
星来「はい。小学校の時の友達にも会えました」
先生「え!?よかったねー!」
星来「はい」
あんちゃん先生はやっぱり優しいな
- Re: 私は誰だっけ ( No.6 )
- 日時: 2023/09/09 10:40
- 名前: 涼花 (ID: hJCQM.po)
??視点
『誰も私を見てくれない』
『皆嫌い』
『死んじゃえばいいのに』
君もそう思っているでしょう?
じゃあ早く楽になりなよ
ね、もう一人の私。
あの四人だっていつ離れていくのかわからない。
だからさ、一番心配がいらない死を選びなよ
だって、私もあなたももう崩壊寸前でしょう?
ね?だから早くしてね。
『でも、、、』
でもじゃない
早く死んでね
- Re: 私は誰だっけ ( No.7 )
- 日時: 2023/09/15 17:38
- 名前: 涼花 (ID: hJCQM.po)
本当は多分ずっと辛くて、
楽になりたくてもう、
私が私じゃなくなって
どうすればいいのかも分からない。
このまま本当に死んじゃうんじゃないかって
ずっと思ってる。
人の指示がないと行動できなくって
痛みも気持ちもわからなくって、
ずっと辛いよ、もう疲れたよ。
でもね、先生や四人もいるから生きて見せる。
生きてなきゃいけない。
だって、生きたくても、明日が来ない人だっているから。
その人の分も生きないといけないから
__が、私に言ったように。
『明日、生きたくても生きられない人がいるんだよ
その人の分まで私たちが生きないとでしょ!』
そう言った__は、その次の日に事故で亡くなった。
ねぇ、どうして私を置いて逝ったの?
また話をしようよ咲花__