ダーク・ファンタジー小説
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- 私は誰だっけ
- 日時: 2023/09/08 18:53
- 名前: 涼花 (ID: hJCQM.po)
星来「私って何?」
私は何だっけ?
あぁ、そうだ、、、
操り人形だったんだ
※実話です。(完璧な実話ではない)
- Re: 私は誰だっけ ( No.1 )
- 日時: 2023/09/03 18:21
- 名前: 涼花 (ID: hJCQM.po)
奪われて作られて
また奪われての繰り返し。
私は見えない糸で引っ張られて
操られる人形なんだ。
『貴方のためなのよ』を
そう解釈したのはいつだったかな。
小学五年生の時だから五年前だ。
お母さんはこうも言った。
『貴方は私の言うことを聞いていれば大丈夫なんだから』
(あなたに自由は渡さない。私の所有物なんだから)
その時私は、、、どうしたんだっけ?
思い出せない何をしたのかも全部。
まあ、過去の事だし忘れたほうがいいかな。
でも、大切な何かを忘れている気がする。
いつか思い出すのかな私は。
ー外ー
私は学校に行っていない。
所謂不登校というものだ。
今は冬休み。
私は久しぶりに外に出ている。
外と言っても日光に当たりたくないから夜に出ている。
??「宵瀬さん?」
??「え⁉宵瀬?どこどこ?」
星来「あ、、、」
私は小学生の時の友達四人に会った。
でも、名前が思い出せない。
忘れていた物って、この事だったのかな、、、
??「俺らの事覚えてる?」
星来「会った事あるんだけど、、、よく話したよね」
??「俺ら色々と相談されたよな」
??「されてたね」
光英「俺、光英!久しぶり!宵瀬」
拓哉「僕は拓哉。久しぶりだね、宵瀬さん」
義弥「義弥。久しぶり宵瀬!」
星来「久しぶり。皆」
光英「元気だったかー?」
星来「まあ。」
義弥「その反応は元気じゃない証拠だな」
拓哉「ホントに亮真と同じだね。宵瀬さんは」
星来「え?亮真って?」
三人「覚えてないの⁉」
星来「え、うん」
三人は私を見ると目を丸くしていた。
光英「宵瀬が一番仲良かった男の子だよ」
星来「そうなんだ。今はいないの?」
義弥「うん。あいつ頭痛くて今日いないんだよ」
拓哉「頭痛持ちは大変なんだねー」
星来「頭痛持ちなら、私と一緒じゃん」
光英「あはは、、、」
義弥「連絡先交換しようぜ。いつでも呼べるし遊べるだろ」
星来「うん。いいよ」
私達は連先を交換してそれぞれに別れた。
亮真君の連絡先も教えてもらった。
ー家ー
なんかメッセージ送ってみようかな。
もう寝るし無難におやすみでいいかな。
面倒くさいから個人〇インで
星来『おやすみ』
義弥『おやすみー』
光英『おやすみ』
拓哉『(つ∀-)オヤスミー』
亮真君はどうしよう。
寝てると悪いけど送っておくか
星来『おやすみ。お大事にね』
亮真『久しぶりだね。ありがとう。』
亮真『おやすみなさい』
返信はしてくれるんだ。
優しい、、、のかな。
- Re: 私は誰だっけ ( No.2 )
- 日時: 2023/09/03 20:59
- 名前: 涼花 (ID: hJCQM.po)
二学期が始まった。
初日に先生から電話があって
『宵瀬さん、学校来れるなら来てね。
でも、無理だけはしないでね』
先生の名前は佐藤杏奈先生だ。
美人で私の唯一の味方。
それでも私は学校へは行かない。
毎回学期ごとに電話してくれる先生には悪いけど。
私の高校は、あの四人とは違う。
あっちの高校に行っていたら
楽しく生活ができていたのであろうか。
そんなことを考えても無駄。
選んだ道は変わらないし変えられないのだから。
本当は私の意志でこの高校に入学したわけではない。
親に強制的に入れられたのだ。
『星来は頭がいいのよ。そっちの高校じゃなくて
こっちの高校にしたらどうかしら?こっちなら
偏差値が高くて就職とか大学の試験に有利よ!』
そう何度も言われてきた。
流石の私も疲れたから、その高校を受ける時になった。
あの高校に行っていたら、あの四人のことも
忘れていなかったんだろうな、、、
そんなことを考えるのはもうやめた、、、
最近お金に困っている。
アパートの家賃、食事代、学費、、、色々とある。
アルバイトはお母さんからダメって言われてるし、、、
星来「歌い手になってみようかな、、、」
それならお母さんにもバレないし。
お金も貯まると思う。
星来「とりあえず色々収録しよう」
星来「.•*¨*•.¸¸♬.•♬」
今日は十曲くらい収録しよう。
ー収録終了ー
終わった。喉は、、、大丈夫なはず。
お風呂入るか、、、
そういえば私体重増えたかな。
『ピピッ』
39㎏か、、、
153㎝で39㎏はやばくないかな。
まぁいっか。
ー夜ご飯ー
今日は何味のゼリー食べようかな、、、
葡萄味食べよ。
、、、やっぱ葡萄しか勝たん(キャラ崩壊★)
あ、久しぶりに亮真の声聞きたいかも
電話していいかな
星来『電話していい?』
亮真『いいけど、どうかしたの?』
星来『なにも』
prrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr
亮真『もしもし?』
星来「あ、ごめんね、夜に電話かけちゃって」
亮真『いや、全然大丈夫だけど何もないんだよね』
星来「うん。何もないよ」
亮真『宵瀬さん、元気?あと、この間メッセージありがとう』
星来「元気だよ、メッセージは当然の事だから気にしないで」
亮真『分かった。』
星来「亮真君は学校行ってるの?」
亮真『うん。でも、頭痛くて休む時は多いかな』
星来「そうなんだ。虐めとかにはあってない?」
亮真『うん。大丈夫だよ』
星来「ん。ならよかったよ」
星来「今日は頭痛くないの?」
亮真『うん。今日はあんまり痛くないかな』
星来「私も、頭痛持ちだからちょっとわかるかも」
亮真『そうなんだ。大丈夫?』
星来「うん。軽い頭痛だからね」
星来「フアァァ」
亮真『眠いの?』
星来「うん。少し」
亮真『寝たらいいのでは?』
星来「でも、夜ごはん食べて終わってない」
亮真『夜ご飯は何食べてるの?』
星来「今日は葡萄ゼリー。明日はみかんゼリーかな」
亮真『それだけなんだ。拒食症なの?』
星来「うん」
亮真『まぁ、分かった。今日はもう寝たら?』
星来「うん。分かった」
星来「おやすみ」
亮真『おやすみ。ちゃんと寝なよ』
ブツッ
寝るか、、、
明日は編集して、一曲だけ投稿するか。
寝よう。
ー朝ー
もう朝か。
朝ご飯はいらないや
編集しよ、、、
カタカタカタカタ…
こんなところかな。
初回にしては上手くいった気がする。
飲み物取りに行こう。
テクテク
あれ?ちょっと待って嘘、、
フラッ バタ