二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- イナイレ オレタチダケノセカイ
- 日時: 2010/11/28 19:42
- 名前: ヘカテ (ID: VNDTX321)
- ヘカテです。勢いで作ってしまったトコがあるので、更新できるかわかりませんけど、がんばります!(初心者です) 
- Re: イナイレ オレタチダケノセカイ ( No.11 )
- 日時: 2010/11/29 16:03
- 名前: ヘカテ (ID: VNDTX321)
- 朝駒へ 
 がんばります!
- Re: イナイレ オレタチダケノセカイ ( No.12 )
- 日時: 2010/11/29 16:07
- 名前: ヘカテ (ID: VNDTX321)
- お礼 
 涼「二話にはいる前に作者からのお礼だ。」
 ヘカ「皆さん、こんにちは。ヘカテです。いつも応援していただき、ありがとうございます。」
 涼(なんか、キャラがいつもと違う!)
 ヘカ「コメントの時は、気軽に呼び捨て&タメを使ってください。」
 涼(こいつ、ホントにヘカテか?!)
 ヘカ「では、更新がんばります。これからも、よろしくお願いします」
- Re: イナイレ オレタチダケノセカイ ( No.13 )
- 日時: 2010/11/29 16:15
- 名前: ユキナ (ID: 5FEzjtUd)
- はい!呼びタメさせていただきますっ! 
 頑張って☆
- Re: イナイレ オレタチダケノセカイ ( No.14 )
- 日時: 2010/11/29 16:23
- 名前: ヘカテ (ID: VNDTX321)
- ユキナへ 
 がんばるよ!
- Re: イナイレ オレタチダケノセカイ ( No.15 )
- 日時: 2010/11/29 16:57
- 名前: ヘカテ (ID: VNDTX321)
- 二話 出会い 
 八時十五分
 2−B
 円堂たちはB組だ。私達はA組。
 ヒ「失礼します。」
 ヒロトは、成績もいいし、スポーツもできて、礼儀正しい。教師のお気に入りだ。私も気に入られていることには気に入られているが、私は教師というものが気に食わない。
 涼「円堂、いるか?」
 シーン
 ヒ「いないね。」
 涼「あっ!」
 ヒ「どうした、涼野?」
 涼「サッカー部室にいるかも知れない。」
 ヒ「そうか。何で思いつかなかったんだろう?」
 涼「とりあえず、行こう。」
 サッカー馬鹿の円堂は、教室ではなく、いつも部室に向かう癖がある。この前の体育の時間だって、教室にもどらないで、部室に向かい、そのまま帰りの会まで戻ってこなかった。
 グラウンドに、猫がいた。その猫は毛づくろいをしていた。これが当たり前と言うように。このセカイで、こうすることが当たり前と言うように。...当たり前か...。
 ガラッ
 ヒ「いるかい、円堂君?」
 そこに円堂はいなかった。その代わりに、
 風「涼野、ヒロト。」
 豪「早かったな。」
 風丸一朗太と豪炎寺修也がいた。
 涼「ふたりとも、いたのか。」
 ヒ「円堂君達は?」
 風「まだだ。」
 豪「円堂がこの時間にいないのは、当たり前だけどな。」
 当たり前って、なんなんだろう?ここで、サッカー部の皆と一緒にいることは、私にとって当たり前のことだ。教師の目を盗んで悪さをすることも、当たり前だ。
 豪「涼野、おい涼野!」
 その声でわれに返った。
 ヒ「どうしたんだ、ボーっとして?」
 涼「いや、なんでもない。」
 風「そういえば、ここにくる途中、大人を一人も見かけなかったな。」
 ヒ「オレもだよ。」
 豪「オレもだ。教師すら見かけてない。」
 涼「少し、校舎を見て回ろうか。誰かサッカー部のヤツか、友達がいるかも知れない。」
 ?「彼らはまだ来ないよ。」
 全「?!」
 振り返ると、そこには髪の長い小柄な少女が立っていた。
 ヒ「えっと、君は転校生...かな?」
 ?「違うよ。」
 豪「見かけない顔だな。」
 少女はにっこりと微笑んで、
 ?「このセカイにはね、今あなた達雷門中サッカー部以外の人間は存在しないの。」
 風「え...」
 涼「どういうことだ?私達以外の人間が存在しない?ありえない。」
 ?「そのままの意味よ。ありえないと思うなら、探してみたら?」
 少女はいたずらっぽい笑みを浮かべ
 ?「のんきよね〜。自分達以外セカイから消えたって言うのに、彼らご飯作りに手間取ってる。」
 全「?」
 なんだ、この少女は?何を言ってるんだ?
 ?「時間だ。行かなきゃ。」
 涼「待って!」
 扉に向かっていた少女を、私は止めた。
 涼「君、名前は?」
 少女は、太陽よりも明るい笑顔で、
 「乙姫シオン」
 と答えた。
 乙「またね。」
 そういい残し、少女は去っていった。消えていた、の方が正しいのだろうか。...またね、か...

