二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- ひぐらしのなく頃に 変【本編の続きを更新中】
- 日時: 2009/12/11 20:37
- 名前: カッチャン (ID: bVIgAYuV)
- オリキャラ 
 キャラ
 希流 光 [きりゅう こう]
 雛見沢に、引っ越してきた少年。
 謎の多い少年
 風山 時羽 [ふうざん ときは]
 雛見沢に、引っ越してきた少女。
 引っ越す前いた村の巫女。
 などなど・・・。増えます。
 注意
 この物語は、語咄編のものを、アレンジした話を次々書いていくと思われます。 題名に変とあるのは、少し、変わった世界にいくからです。そんな、話には、深く関わりはありません。
 注意
 ただいま本編を更新中。。。。
 本編の続きは此方から^^
 それでは、どうぞ。
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14
- Re: ひぐらしのなく頃に 変 ( No.16 )
- 日時: 2008/09/11 19:06
- 名前: カッチャン (ID: 8FNZsxHa)
- 参照: ひぐらしのなく頃に で小説を書いてます、よろしくぅ
- 帰り俺は光の家へ・・・・。 
 歌声が聞こえる。きれいだな・・・・。
 「君は王女ボクは召使い、運命分かつ哀れな双子、君を守るそのためならば、ボクは悪にだってなってやる・・・・。」
 少しの間歌声に聞き惚れていた。歌を歌っていたのは光。 こんなきれいな声だったなんて・・・・。
 
 「なぁんだ、圭一来てたのかぁ。恥ずかしぃな・・・・。」
 「きれいな声じゃねぇか。」
 「昔、時羽と歌ってたんだ。・・・・、あの日が来るまでは・・・・。」
 「えっ?」
 「あっ・・・・なんでもないっ!!」
 「それならいいんだけど・・・・。何かあったら、言えよ、俺達は仲間だ。」
 急に静かになった・・・・。光が俯く。
 「どうしたんだよ。言った俺が何か恥ずかしくなってきた。」
 「・・・・・。あり・・・・う」
 「え?」
 「ありがとう、圭一。」
 光は泣いていた・・・・。やっぱ・・・・。
 「光、どうした・・・・。」
 「・・・ううん、嬉しかった・・・・それだけ・・・・。」
 「そうか・・・・。」
 「じゃ、オレ帰るよ・・・・。」
 「おう、明日は来いよ、光。」
 「うん。明日の部活は何かな。まぁた、圭一がビリかもな。」
 「なっ!!俺がかよっ!!俺を甘く見るなぁ!!」
 「あはははは・・・・」
 
 
 「明日、来いよ。」
 「うん。」
 「・・・・・。約束・・・・。」
 「えっ・・・・。」
 「約束っ。」
 「圭一・・・・。・・・、約束。」
 その瞬間。光が俺に抱きついた。
 「こ、光?」
 「約束。圭一も来ないといけねぇからなっ!!」
 「じゃ。また明日。」
 「おう。」
 俺はこの時、あんなことになるとは、思わなかった。
 この話が・・・・・・
 彼が闇に飲み込まれるきっかけになるなんて・・・・。
 続く
- Re: ひぐらしのなく頃に 変 ( No.17 )
- 日時: 2008/09/12 18:57
- 名前: カッチャン (ID: zypMmNa5)
- 参照: ひぐらしのなく頃に で小説を書いてます、よろしくぅ
- 次の日 
 光は・・・・。休みかよ、あんなに元気そうだったのに・・・・。いやそうでもないか、急に泣き出したもんな・・・・・。
 
 ダダダダダダッ・・・
 「光がっ、光がっ!!!」
 息を切らして、時羽が入ってきた。
 「どうしたの、時羽。とにかく、落ち着いて・・・・。」
 魅音に言われ、時羽が落ち着いた・・・・。
 「光が、牢獄の中に・・・・・。」
 「えっ!!!どうしてなのかな、かな。」
 「よく分からない・・・・。私が朝光の家に行ったら、いなくて・・・・。気になったから、牢獄の方へ行ってみたの・・・・。そしたら、光の声が聞こえて・・・。」
 「俺達のところに来たってわけか・・・・。」
 「うん・・・・。」
 「助け出してやろうぜ、そう、昨日決めただろ。」
 「でも、どうするんですの?牢獄には入ったことがありませんでしてよ。」
 「みぃ、何があるのか分からないのです・・・・。」
 「そりゃ、おじさんだって助けたいけどさ・・・・。」
 「私達に何ができますかね・・・・。」
 「・・・・・。なんだよっ、みんな弱気で、やってみなきゃ分かんねぇだろ!!」
 「でも・・・・・。」
 何だ、頼りにならねぇ・・・・。
 「俺だけでも行くっ!!」
 ダッ・・・・・
 「圭一くんっ!!!」
 教室を出ようとした俺の前にレナが立ちはだかった・・・・。
 「どけよっ!!」
 「どかないっ!!圭一くん一人で何ができるのっ?!!」
 「やってみなきゃ、分かんねぇだろっ!!」
 パンッ・・・・
 レナが思いっきり俺の頬をたたいた・・・・。
 「何すんだよっ!!」
 「圭一くんの馬鹿っ、圭一くんは何も分かってない!!!もし、このことで命をかけて、その一つの命が取り替えせれないモノになったら、悲しむ人がたくさんいるんだよっ!!?助けてもらった光くんだって、悲しむんだよっ!!・・・・だからもう・・・」
 無理しようとしないで・・・・・。
 「・・・・・、レナ・・・・。」
 「圭ちゃん。」
 「圭一・・・・。」
 「圭一さん。」
 「圭一。」
 そうだよな・・・・。光だって、俺が死んだら意味ないんだ・・・。
 
 「で、どうやって・・・・。」
 「実はね、連絡用に・・・・」
 
 「よしっ、それで、少しでも光に希望がもてれば・・・・。」
 滅ぼしてやるっ、光につく、闇を・・・・!!
 続く
- Re: ひぐらしのなく頃に 変 ( No.18 )
- 日時: 2008/09/14 16:07
- 名前: カッチャン (ID: EUGuRcEV)
- 参照: ひぐらしのなく頃に で小説を書いてます、よろしくぅ
- プルルル・・・・ 
 プルルル・・・・
 電話の呼び出し音が続く・・・・
 そう、時羽が教えてくれたのは、昔、外との連絡用に電話を使っていた、その電話がまだ、おいてあると言う。
 プルルル・・・・
 『も、もしもし・・・』
 つながった。
 「もしもし。光?」
 『うん。みんなもそこにいるの?』
 「うん。・・・・、今どんな状態?」
 『おい、光誰だ、電話相手は?!!!』
 後ろで、怒鳴り声が聞こえる・・・。誰だ?
 「光、後ろにいるのは・・・・。」
 バシンッ
 何が起こったんだ・・・?
 『長電話すんじゃねぇよっ!!助けを呼んだりしたら、承知しないからなっ!!』
 助け?もしかして、今のが闇の声!?
 「もしもし、光。今のって、あなたの中に住む、闇・・・。」
 『・・・・・。』
 「私達はあなたを助けたいのっ!!」
 『・・・・・・。』
 光が返事をしない・・・・。今の闇のせいかっ?!!
 レナが受話器を取る。
 「光くんっ、返事をしてっ!!みんな心配してるの・・・・。」
 『・・・・・・。』
 「光くん・・・。辛いなら、私達に頼って・・・。頼りないかも知れない。でもっ、力になれると思うからっ!!みんなで乗り越えようよっ!!」
 レナが涙を流しながら言う・・・・。
 「レナ、かわれ・・・・。」
 『・・・・・。』
 「光、今日約束破ったろ、学校に来ないで。お前が来ないと、部活ができねぇぞ。」
 『・・・・・・。』
 「・・・俺達は仲間という家族だ。だからこそ、お前を助けたい。でも、あと少しが届かない。お前が、その、あと少しを埋めるんだ・・・。掴め光、俺達の手をっ!!あとは引っ張り上げてやるからっ!!」
 『・・・・圭一、助けてっ!!オレを助けてっ!!!』
 『このっ、裏切り者がぁ!!』
 その怒鳴り声が聞こえたと同時に、電話が切れた・・・・。
 「光・・・・。」
 ジッとしてられるか・・・・。どうなるか、分からないっ・・・・。
 ダッ・・・・・
 「圭一くんっ!!」
 がんばれ、光。お前の力、見せてみろっ!!!
 俺は牢獄に向かって必死に走った・・・・。
 「光っ!!」
 続く
- Re: ひぐらしのなく頃に 変 ( No.19 )
- 日時: 2008/09/15 14:21
- 名前: カッチャン (ID: e.d4MXfK)
- 参照: ひぐらしのなく頃に で小説を書いてます、よろしくぅ
- 光、無事でいてくれ・・・・。 
 「圭ちゃんっ!!」
 「魅音、みんなっ・・・。」
 「圭一くん速いよぉ・・・。」
 後ろから追ってきていたのか。知らなかった・・・。
 「みんなで救うんでしょ、圭ちゃん。」
 「圭一くん一人で行っちゃうんだもん。」
 「ホント、他の人のことを考えて欲しいですわね。」
 「みぃ、おいていくのは、ひどいのですよ。」
 「そうですよ、圭ちゃん。」
 「悪い、悪い。」
 そうだ、みんなで救うんだ。
 「あと少しで牢獄だっ!絶対に救ってみせるぞ!!」
 バタッ・・・・
 「時羽っ!!どうしたの?」
 「うぁ・・・・。」
 「時羽ちゃん。時羽ちゃん?」
 「闇が、闇が・・・・。来るなっ!!」
 闇が広がっていってる?そんな・・・・。
 「時羽っ!!しっかりっ!!」
 少し時間がたった・・・・。時羽が落ち着いている。
 「闇が消えた・・・。」
 何でだ?さっきまで・・・・。
 「光・・・。」
 「光ちゃんが何か・・・・したんじゃ・・・。」
 「急ごうっ!!」
 牢獄前
 「光。光っ!!」
 どこだ・・・。どこにっ・・・。
 「けい・・・いち・・・・。」
 「光!光なのか?」
 そこには、ヨロヨロな光の姿・・・。
 「圭一っ!!」
 ガバッ・・・・
 泣きながら抱きついてきた光は、体中にキズがあった。闇と戦っていたのだろう・・・。
 「圭一、圭一っ!!」
 「光、大丈夫だ。ここにいる。お前は勝ったんだ、闇に・・・。」
 「光。ありがとう。私の闇も消してくれて・・・。」
 「・・・・うん・・・・。」
 「よく頑張った。光。」
 「圭一。約束破ってゴメン。」
 「いいさ、明日学校来いよ。約束だから・・・なっ!!」
 「うんっ。みんな、ありがとう・・・。」
 闇、それは彼についていた。もう一人の自分。でも、それを俺達は滅ぼした。
 闇は滅ぼせれる。どんなに辛くても、仲間がいれば。もし、また彼に闇がついても。滅ぼしてやるっ!!滅ぼすさっ!!
 俺達は、不可能を可能にする、
 
 仲間という・・・・・
 
 家族だから・・・・・・・。
 闇滅ぼし編 完
- Re: ひぐらしのなく頃に 変 ( No.20 )
- 日時: 2008/09/18 19:19
- 名前: カッチャン (ID: mo0UNzD/)
- 参照: ひぐらしのなく頃に で小説を書いてます、よろしくぅ
- 世界隠し編 
 もう忘れましょう。あんな辛い世界。
 
 そうです。忘れましょう・・・・。
 「梨花・・・・。」
 「何?」
 「もう・・・・、」
 忘れてください・・・・・。
 「分かってるわ・・・。」
 「忘れましょう。ぼくも忘れますから・・・・。」
 「忘れよう・・・・。」
 「そう、忘れましょう・・・。」
 あんな世界・・・・・
 梨花には
 辛すぎたのです・・・・・・・。
 
 
 「梨花ちゃん羽入、おはよう。」
 「おはようなのです、時羽。」
 「おはようなのです。」
 いつもの日常。梨花とぼくのいつもの平穏な日常。
 
 でも、この世界は、ささいなことで狂い始める。
 今までになかった世界・・・・。
 それは・・・・・
 とても、とても
 辛い世界・・・・。
 梨花はいつも以上に苦しんだ・・・・。
 この世界のことは忘れよう。
 そう・・・・忘れよう・・・・。
 続く
Page:1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14

