二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
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- 涼宮ハルヒの憂鬱×しゅごキャラ! 自分の気持ちはハッキリね!
- 日時: 2009/10/16 23:03
- 名前: リッキー (ID: qrMs7cjz)
- というわけではじまりました! 
 *璃央*さんの小説とかぶってますが、許可はとっておきましたので。
 *璃央*さんの小説です↓
 http://www.kakiko.cc/novel/novel3/index.php?mode=view&no=11376
 これからよろしくおねがいします!
- 第6話 ( No.19 )
- 日時: 2009/12/20 22:11
- 名前: リッキー (ID: qrMs7cjz)
- 水曜日 
 起床し、身支度一式を終えて朝ごはんを食べる。
 そういえば、今日寮の女子の先輩が退寮したそうだ。しかも夜中にらしい。
 なんか、家族がこっちに引っ越してきたかららしいな。数回しか会った事はないが、寮生がいなくなるのはさみしい。
 キ「おーす。」
 僕「うぃーす。」
 瑠「おはよー。」
 キョンと合流し、3人で坂道を登っていく。
 キ「しかし、SOS団のメンバーが14人にまで膨れ上がるとはな。」
 僕「ハルヒ、キョン、長門さん、朝比奈さん、古泉くん、僕、瑠璃沙、美鈴、鶴屋さん、あむちゃん、りまちゃん、ややちゃん、唯世くん、なぎひこくん・・・か。」
 瑠「ちょっと多いよね。」
 僕「ちょっとどころじゃないだろ・・・」
 キ「だよなぁ。」
 まったく、なんだこのどこかの胃腸菌みたいな繁殖力(もといメンバーの増えよう)は。ヤク○トでも一気飲みしたか?
 違うのならヨーグルトか?それとも自家製のまっずいヨーグルト・・・ってどれも食べてないし。
 キ「ん?どうかしたのか?」
 僕「あ、いや。なんでもないよ。」
 美「あら、おはよう。」
 僕「げ、美鈴・・・」
 瑠「おはよう美鈴ちゃん。」
 キ「お前が竜崎か・・・よろしくな。」
 あれ?美鈴のヤツ朝練があるはずじゃないのかな?
 僕「なんだ?部活はいいのかよ。」
 美「今日は朝練休みなのよ。でないとこんな時間に登校しないわよ。」
 僕「サボりじゃなくて?ま、お前がサボる確立は戦隊ヒーローシリーズで悪役がヒーローをボコボコにするくらいの低確率だとは思うけどね。」
 美「たとえが良く分からないわよ!っていうか、私がサボりなんかするわけ無いじゃない!」
 僕「さぁどうだか?やってるかもしれないじゃん。証拠は無いんだし。」
 美「なんですってー!」
 僕「なんだよ!」
 キ「・・・なぁ神沢。あの2人はいつもあんな調子か?」
 瑠「うん、ああやってどっちかが絶対に喧嘩ふっかけるんだよね。まぁ普段は仲いいみたいだから。」
 キ「そうか、なら放置で大丈夫だな。」
 僕「大体お前はマジメすぎるんだよ!もっとハメ外してもいいんじゃないのか!?11組だからって調子に乗るなよ!?」
 美「そういう聖也は自由すぎなのよ!もうちょっと校則とか守りなさい!っていうか、11組関係ないじゃない!」
 僕「どうしようが僕の勝手だろう!お前にどやかく言われる筋合いはないね!」
 瑠「はいはい。2人とももうその辺にして。学校遅刻するよ?」
 僕「分かったよ。」
 美「・・・・・・」
 ったくー美鈴のヤツ・・・なんであんなに強情かなぁ・・・
 1年6組の教室へ入る。すでに長門さんとあむちゃんは教室に来ていた。
 僕「おっはよー。」
 瑠「おはよー。」
 亜「おはよ。」
 長「・・・・・・」
 相変わらずあむちゃんの周りには2頭身の人形っぽいのがふわふわ浮かんでいる。しかも3人(?)も。
 なんかボソボソ話しているが、ここは長門さんの忠告どおり話は切り出さないほうがいいだろうな。
 とりあえず、1時限目の数学の用意をして座っておく。
 亜「ねぇ聖也。」
 僕「んー?何か用?」
 亜「あんた大丈夫?目が半分寝てるよ?」
 僕「あぁ多分大丈夫だから心配しないでいいよ。」
 亜「いやいやいや!何で自分のことなのに他人行事っぽい反応してるの!?」
 僕「アメリカン・ジョーク!眠くないから大丈夫さ。」
 亜「今のジョークのどこがアメリカンなのか分からないけど・・・ていうかジョークかどうかも微妙だし。」
 瑠「あはは。もう息ピッタリだね。」
 長「・・・・・・」
 〜昼休み〜
 弁当を食べ終えた僕は、特にやる事もないのでSOS団の部室に向かう事にした。
 ガチャリ
 ドアを開けると、そこはいつもの様に騒がしいはずの部室ではなく、静まり返った空間だった。
 僕「なんだ・・・誰もいないのか。」
 しかし、誰もいない部室と言うものがこんなにも静かなものだとは思いもよらなかった事だ。
 いつもが騒がしすぎるので、何か不気味な雰囲気が漂っているな・・・それにしても静かだなぁ。
 特にやる事もないので、掃除用具の整理をするべくロッカーを開ける。
 ガチャリ
 「うぅぅぅ・・・どこだここは・・・」
 僕「・・・・・・」
 ロッカーの中には見た事もない少女がギューギューづめになっていた。
 北聖夜の制服を着ているあたり、ここの生徒なんだろうか・・・?でも、そうなるとロッカーにつまっていた理由が分からん。
 とにかく、僕はロッカーを閉じた。
 「ちょ、ちょっと待て!ロッカーに挟まってる女の子を見て無言でロッカー閉めるやつがいるか!?」
 僕「いや・・・現にここにいるじゃんか。」
 「いやいや!こんな時に冗談言わないで、助けてくれ!」
 僕「分かったよ。」
 僕は、ロッカーにギューギューに詰まっていた女の子を引っ張り出した。
 髪の毛や足を持つのはなんなので、かろうじて出ていた両腕を持って引っ張り出す。
 普通にこの高校の制服を着ており、髪型はポニーテール。見た目は・・・ちょっと可愛いじゃんか。
 僕「で?何で君はロッカーに挟まってたのさ。って言うかそもそも君誰?ここの制服着てるみたいだけど。」
 「そんなに一度に質問しないでくれ。頭の中がこんがらがっちまうじゃないか。」
 僕「あぁ・・・ごめん。」
 「えーと、まずあたしは(自主規制)。通称キョンって言われてるな・・・」
 僕「キョンちゃんか・・・(キョンと同じあだなじゃないか・・・)で?君は何組なの?」
 キョ「あたしか?あたしは1年6組だが・・・そういえば、お前こそ何組なんだ?そして名前は?」
 僕「僕は鮫島聖也。そして1年6組。」
 キョ「えぇ!?あたしの組にはお前はいなかったぞ。」
 僕「それはこっちのセリフだよ。僕の君にだって君はいないよ。」
 一体どうなってるんだ・・・?気持ちいいくらい意見が食い違っている。
 長「・・・・・・」
 僕「あ、長門さん。」
 キョ「長門?お前長門か!?いつのまに女になったんだよ!?」
 僕「どういうこと?長門さんは元から女だよ?」
 キョ「・・・あ!そうだ!鮫島!お前鮫島聖羅だよな!いつの間に男になっちまったんだ!?」
 肩を持ってゆさゆさ揺さぶられる。そんなこといわれても、僕は鮫島聖也であって鮫島聖羅ではないのでYESと答えようが無い。
 よって必然的に答えはひとつに絞られる。
 僕「聖羅って誰だよ?僕は聖也だ。鮫島はあってるけどね。」
 キョ「そんな・・・なんで性転換しちまってるんだ・・・」
 長「この娘は、異世界からやってきた異世界人。」
 長門さんが口を開く。何を言い出すかと思えば、またそんな非現実的な・・・
 まぁハルヒで非現実には慣れてしまっているわけだから、今更なんとも思わんが。現に僕も異世界人だし。
 キョ「あたしが異世界人・・・ってことは、ここは異世界って事になるのか?」
 僕「まぁそういうことになるんじゃないかな?長門さんが冗談言うとは思えないし。」
 キョ「・・・あの時ハルヒコがあたしをロッカーに押し込んで、そこで意識がなくなって気づいたら・・・」
 僕「ロッカーにギューギューに詰まっていたと、そういうこと?」
 キョ「ああ。」
 僕「それじゃあもう一回君をロッカーに押し込めば元の世界に帰れるんじゃないの?」
 キョ「それはもう自分でやったさ、それで変な風にロッカーに入っちまって・・・」
 僕「で、出られなくなったと言うわけね・・・まぁとりあえず、君を元の世界へ返さないとな・・・」
 長「この世界とあなたの世界の違いは、男と女が逆転しているだけ・・・後はあなたの世界と何もかわりない・・・」
 キョ「十分精神的には辛いぞ長門。」
 僕「するってーと・・・キョンちゃんは異世界人の女版キョンって事になるの?」
 長「そう。」
 キョ「じゃあなんだ?この世界には男版のあたしがいるってことになるのか?」
 僕「まぁそうなるね。現に雰囲気とかキョンとそっくりだし。」
 キョ「紛らわしいな・・・」
 僕「じゃあ、僕は君の事をキョン子ちゃんって呼ばせてもらうとするよ。」
 キョ「ああ、そうしてくれ。」
 キーンコーンカ−ンコーン
 僕「まずい!授業に遅れちゃう!ごめんけど、旧校舎の教室ででも待ってて!絶対に人に会っちゃ駄目だよ!」
 キョ「騒ぎになるからだろ。分かってる。」
 僕「放課後になったら速攻で来るから、それじゃあね!」
 長門さんなら別に見つかってももいいさ、事情を把握しているからね。
 キョン、古泉くん、朝比奈さん、瑠璃沙、美鈴ならなんとか説明すれば信じてもらえるだろうが・・・
 あむちゃん、りまちゃん、ややちゃん、唯世くん、なぎひこくん・・・も、1から説明すればなんとかなるだろう。
 一番マズイのはハルヒだ。アイツがキョン子ちゃんと出会ったらかなりマズイ事になるからな・・・
 放課後
 「それじゃあこれでHRは終わり!」
 全「ありがとうございました!」
 亜「聖也、部室いこっか。」
 僕「ごめん、ちょーっと用事があるから瑠璃沙達と一緒に行ってて!」
 亜「そっか。じゃあ行こう瑠璃沙。」
 僕はカバンを持って教室を出るなり旧校舎のキョン子ちゃんのいる教室へ猛ダッシュした。
 僕「ぜぇっ・・・ぜぇっ・・・お待たせ・・・」
 キョ「そ、そんなに急いでこなくても良かったのに。」
 それから30分ほど話をしたが、特に進歩もない。
 僕「・・・で、これからどうしよっか?」
 長「その点は心配ない。」
 僕「長門さん。」
 ここで救世主長門さん登場。
 長「あなたは元からこの学校にいる事でデータインプットしておいた、クラスは1年6組。」
 キョ「そうか、サンキュな長門。」
 長「でも、涼宮ハルヒたちSOS団のメンバーにそれを植え付けるのは不可能。よって彼女達にだけはなんとか説得する必要がある。」
 僕「いっちゃん面倒くさいなそれは・・・」
 長「大丈夫。涼宮ハルヒ以外のメンバーには私から説明を行っておいた。一部納得できない様子のメンバーもいたが、最終的に全員納得してくれた。」
 本当に、長門様様だな・・・
 僕「と言う事は・・・ハルヒにだけなんとか説明つけないといけないのか・・・ちなみに、キョンの表情はどうだったの?」
 長「とても複雑そうな表情だった。」
 まぁそりゃそうだろうな・・・もう1人の自分・・・しかも女の自分と対面しなきゃならないわけだから。
 僕「しょうがない・・・気が重いが行くか。」
 キョ「なぁ、そのハルヒってヤツはどんなヤツなんだ?名前からして恐らくハルヒコの女版だろうが・・・」
 僕「・・・まぁなるようになるでしょ。」
 キョ「本当に鮫島にそっくりだなお前・・・いや、鮫島だったっけ。紛らわしいな・・・」
 SOS団の部室へ直行する。途中で生徒に会ったが、別にキョン子ちゃんを見ても何のアクションもおこさない。
 長門さんの活躍で本当に元からこの学校に通っている事になっているらしいな・・・まぁ面倒くさくなくていいけどね。
 そして、SOS団の部室の前に到着した。かなり気が重いが、意を決してドアを開ける。
 中には、僕と長門さん以外のメンバー全員がいた。
 ハ「・・・あれ?聖也、誰よその子?」
 予想通り、ハルヒが恐れていた疑問を直球で投げつけてきた。
 僕は他のメンバーに目で合図を送る。
 僕(なんとか説明をつける。やばそうだったらフォロー頼むよ。)
 全(オッケー。)
 僕「えーっとね、このこは(自主規制)。通称キョンちゃんだ。」
 ハ「キョン?キョン、あんたと同じ名前じゃない?」
 キ「ああ、そうだな。」
 ハ「で?そのキョンちゃんが何の用?っていうか、そもそもそんな子学校にいたかしら?」
 僕「お前頭大丈夫か?いまならいい脳神経外科紹介してあげるけど。」
 ハ「あたしの頭がおかしいって言うの!?」
 僕「元からいた生徒を知らないなんて、頭おかしい以外言いようが無いだろうが。」
 ハ「あたしはその子を学校で一回も見た事がないっていってるのよ!」
 他の面子はそりゃそうだろうと言う顔をしている。なんてったって異世界人なんだからな。
 ここが正念場か。
- Re: 涼宮ハルヒの憂鬱×しゅごキャラ! 自分の気持ちはハッキリね! ( No.20 )
- 日時: 2009/12/20 22:36
- 名前: リッキー (ID: qrMs7cjz)
- 今日はこのへんで^^ 
 ではでは〜
- Re: 涼宮ハルヒの憂鬱×しゅごキャラ! 自分の気持ちはハッキリね! ( No.21 )
- 日時: 2009/12/22 00:05
- 名前: リッキー (ID: qrMs7cjz)
- ひーちゃんさん 
 返信おくれてごめんなさい><
 そうですね、聖也のしゅごキャラはできれば女の子にしようと思ってます。
 それでは^^
- Re: 涼宮ハルヒの憂鬱×しゅごキャラ! 自分の気持ちはハッキリね! ( No.22 )
- 日時: 2009/12/23 14:34
- 名前: ひーちゃん (ID: EtUo/Ks/)
- リッキーさん、なまえまちがえて、ほんとすいません。 
- Re: 涼宮ハルヒの憂鬱×しゅごキャラ! 自分の気持ちはハッキリね! ( No.23 )
- 日時: 2009/12/23 16:35
- 名前: リッキー (ID: qrMs7cjz)
- ひーちゃんさん 
 いえいえ^^お気になさらずに^^
 大丈夫ですよ^^
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