二次創作小説(紙ほか)※倉庫ログ
■漢字にルビが振れるようになりました!使用方法は漢字のよみがなを半角かっこで括るだけ。
 入力例)鳴(な)かぬなら 鳴(な)くまでまとう 不如帰(ホトトギス)
- 妖精ギルド フェアリーテイル
- 日時: 2010/03/22 20:18
- 名前: 櫻宮 尊 (ID: 7VttjCRw)
- 参照: http://www,kakiko,cc/
- 初めましてwフェアリーテイルを書いてきますので 
 よろしくおねがいしますw
- Re: 妖精ギルド フェアリーテイル ( No.33 )
- 日時: 2010/04/09 21:12
- 名前: 櫻宮 尊 (ID: 7VttjCRw)
- 参照: http://www,kakiko,cc/
- 第三十一話○○○★ 
 その頃ナツは…
 エリゴール「何で貴様がここに!?」
 ナツ「お前等の目的を阻止する為だ!フェアリーテイルをなめんじゃねぇ!!」
 エリゴール「だが見たところお前一人のようだな。そこのネコを外せばな」
 ナツ「お前を倒すのは俺一人で十分だからな!」
 エリゴール「随分と面白いことを言うんだな。だが、お前ごときじゃ俺を倒すのは無理だ」
 エリゴールは手を動かすと、風が出てきてナツを吹き飛ばした。
 吹き飛ばすと同時に風でナツの体に切り傷をつけた。
 吹き飛ばされたナツは橋を外れてしまい、下へ落下した。
 ナツ「ハッピー!!」
 しかし、ハッピーはここに来るまでかなりの魔力を消費したので気絶中であった。
 そのまま落下するとエリゴールは確信してたが…火が燃え移らずに線路に突然乗った。
 そしてバネのようにナツが下からかなりの速さで上に上がってきた。
 ナツ「火の質を変えるってやってみるもんだな」
 エリゴール「(何だ?今のは。火が燃え移らずにバネのような弾み…奴の魔法は一体…)」
 ナツ「今度はこっちからだ!」
 ナツは足に炎を纏い、ブスーターとしてエリゴールのとこまで一瞬で移動した。
 そしてエリゴールに飛び掛かり…
 ナツ「火竜の鉤爪!」
 足に炎を纏ったままエリゴールを蹴り飛ばした。
 エリゴールは体制を崩したがすうに飛んで体制を立て直した。
 ナツ「火竜の咆哮!!」
 今度は口から炎を吐き出した。
 でもその攻撃は更に上に跳んで避けられてしまった。
 エリゴール「(口から炎だと!?古代の魔法に似たようなのがあったはずだが…まさかな)」
 ナツ「飛んでばっかでずりーぞ!」
 エリゴール「貴様の事を少し侮ってたがこっからは本気で戦おうか。互いにな」
- Re: 妖精ギルド フェアリーテイル ( No.34 )
- 日時: 2010/04/10 01:04
- 名前: 櫻宮 尊 (ID: 7VttjCRw)
- 参照: http://www,kakiko,cc/
- 第三十二話○○○★★ 
 エリゴール「だが、もうすぐ終わるだろうがな。ストームメイル!」
 風がエリゴールを包んだ。
 ナツ「風の鎧か?そんなんで俺の火は防げないぞ!」
 ナツは炎を手に纏い、エリゴールに向かって拳をぶつけましたが…
 ナツの手の炎は消え、拳もエリゴールに止められてしまいました。
 ナツ「炎が!?」
 エリゴール「あの威力も炎がなければこんなもんか」
 ナツ「何で炎が消えちまうんだ!?」
 エリゴール「ストームメイルは常に外に向かって吹いている。炎は向かい風には勝てない。つまり、お前の魔法は通用しないってことだ」
 かなり不利な状況におかれたナツ…
 エリゴール「ストーム・ブリンガー!!」
 竜巻がナツに突撃してくるが、ナツはかろうじて避けた。
 ナツ「ならこれはどうだ!火竜の咆哮!!」
 ナツはエリゴールに炎を吐き出しますが強風によって炎が吹き飛ばされてしまった。
 エリゴール「これでわかっただろ?この勝負はオレの勝ちが決まっている」
 下から強風が吹き、ナツの体が浮いた。
 エリゴール「くらえ!全てを切り刻む風翔魔法、エメラ・バラム!!」
 ハッピー「エメラ・バラム!?そんなの喰らったら体がバラバラになっちゃうよ!」
 いつのまにかハッピーは気がついていた。
 空中で避けようがないナツ。その時…
 ナツの後ろから竜巻が出現し、エメラ・バラムを止めた。
 シャロン「…ゼフィロス・ストーム」
 エリゴール「またハエが増えたか」
 ナツ「余計な事すんなよ!こいつがオレが倒す!!」
 シャロン「残念だけどナツには譲れないかな。今の状況じゃ圧倒的にナツの方が不利でしょ?」
 シャロンが振り返った時に周りの風でフードが落ちた。
 シャロン「…だから、ここは私が戦うよ。もうすぐ皆も来るだろうしね」
 エリゴール「最後の会話は終わったか?」
 シャロン「えぇ…別に最後の会話じゃないけど。まずはその風の鎧をどうにかしないとね」
 すると…吹き荒れる風がナツの元へ集まっていく。
 シャロン「風が…ナツの方向に。まさか感情の炎」
 気付くとエリゴールのストームメイルの風のナツのとこへ集まっていった。
 ナツ「そいつはオレが倒すって言ってんだろぉぉ!!」
- Re: 妖精ギルド フェアリーテイル ( No.35 )
- 日時: 2010/04/10 15:24
- 名前: 櫻宮 尊 (ID: 7VttjCRw)
- 参照: http://www,kakiko,cc/
- 第三十三話○○○★★★ 
 エリゴール「ストームメイルが流されてく!?」
 ナツ「シャロン!下がってろ。ソイツは俺が倒すんだ!!」
 シャロン「…わかった。今のナツなら必ずあいつを倒せそうだからね」
 シャロンは巻き込まれないようハッピーを連れ、ナツの後ろへと下がった。
 エリゴール「これ程の超熱魔法…まさか滅竜魔導士か!?」
 ナツ「火竜の剣角!!」
 ナツは体に炎を纏い、エリゴールに突っ込んだ。
 攻撃をまともに喰らったエリゴールは吹っ飛んで気絶した。
 ナツ「どうだ!シャロン。俺一人で十分だっただろ!」
 シャロン「そうね。危ないとこもあったけど」
 そしてエルザ達が魔動四輪車に乗ってきた。
 ナツ「遅かったじゃねぇか。もう終わったぞ」
 カゲ「エリゴールさんが負けたのか!?」
 クロス「ま、ナツ達なら大丈夫だろうと思ってたけどね」
 ナツ「そういえばお前等魔法解けたのか?」
 いつのまにかグレイとクロスの手は離れていた。
 クロス「カゲがディスペラーだったからついでにね」
 グレイ「これで解決だな」
 エルザ「これからクローバーに行ってマスターに報告、ララバイの撤去に関して指示を仰ごう」
 スノウ「ここからならクローバーも近いしね」
 ロゼリア「もうすぐ定例会も終わる時間だし、それがいいわね」
 と、その時…
 魔動四輪車が突然動き出した。そして手のようなものがララバイを拾い、カゲの手に渡った。
 カゲ「油断したなハエ共!ララバイはここだ!」
 そのままクローバーへと向かったカゲ。
 皆「しまった」という顔になった。
 そしてすぐにカゲを走って追いかけた。
- Re: 妖精ギルド フェアリーテイル ( No.36 )
- 日時: 2010/04/10 16:48
- 名前: 櫻宮 尊 (ID: 7VttjCRw)
- 参照: http://www,kakiko,cc/
- 第三十四話○○○★★★★ 
 クローバー…夕方にカゲは定例会の会場についていた。
 そして魔動四輪車を降りると…
 マカロフ「そこで何してるんじゃ?」
 カゲ「!!(こいつはフェアリーテイルのマスター、マカロフか)」
 いつのまにかカゲの後ろに居たマカロフ。
 マカロフ「ってこんなことしてる暇じゃなかったわい。急いであいつ等を見つけねば」
 マカロフはその場を立ち去ろうとするが
 カゲ「あの、一曲聴いていきませんか?」
 マカロフはララバイを見て
 マカロフ「気味の悪い笛じゃのう。一曲だけならいいが」
 カゲ「見た目と違っていい音色が出るんですよ」
 カゲはララバイに口をつけ、吹こうとするが…脳裏にナツ達が言った言葉がよぎる。
 そしてナツ達がカゲを発見した。
 ナツ「いたぞ!」
 そしてカゲの元へ向かおうとするが、ある人物が止めた。
 その人物は魔導士ギルド、ブルーペガサスのマスター、ボブだった。
 エルザ「ブルーペガサスのマスター!」
 中々ララバイを吹けずにいるカゲ。
 マカロフ「吹かないのか?」
 カゲ「(吹けさえすれば…全てが変わる)」
 マカロフ「変わらんよ。弱い人間は弱いまま。元々人間は弱い生き物。しかし、一人では不安だからギルドがある。仲間が居る。
 強く寄り添い合って歩いて行く。不器用な奴は人より多くの壁にぶつかっていくし遠回りをするかもしれん。しかし、明日を信じて踏み出せば、自ずと力が湧いていくる。
 強く笑っていける。そんな笛に頼らなくてもな」
 マカロフの言葉にかなり動揺したカゲ。
 そして…ララバイを落とし
 カゲ「参りました」
 そしてナツ達が一斉にマカロフの元へ駆けつける
 マカロフ「何故お前等がここに!?」
 クロス「今度こそ解決だといいけど」
 スノウ「ララバイを撤去したら解決だよ」
 クロス「なんだか面倒だなぁ」
 と、のんきに話していると
 ララバイ「もうガマンできん!ワシが自ら貴様等の魂を食ってやる!」
 ララバイの笛から煙が出てきた、その煙が怪物のような姿になった。
- Re: 妖精ギルド フェアリーテイル ( No.37 )
- 日時: 2010/04/11 00:18
- 名前: 櫻宮 尊 (ID: 7VttjCRw)
- 参照: http://www,kakiko,cc/
- 第三十五話○○○★★★★★ 
 ルーシィ「何あれ!?」
 クロス「ゼレフの書の悪魔…まさかあれがララバイだったのか」
 グレイ「ゼレフってあの大昔の!」
 シャロン「黒魔導士ゼレフ、魔法界の歴史で最も恐れられた人物。こんなに年月が経っても残ってるなんて」
 スノウ「かなり凄い魔力…」
 ナツ「魂ってうめぇのか!?」
 グレイ「知るか!!」
 クロス「つか、食べるもんですらないよ」
 ララバイ「全員一気にまとめて食らってやる」
 ララバイは口から何かを出した。
 でも、それは水と風の巨大なバリアによって消え去った。
 シャロン「…させない」
 クロス「あんまり物騒なことされても困るんだよねー」
 マスター1「水の魔導士と風の魔導士か!」
 そしてエルザはザ・ナイトに換装した。
 ゴールドマイン「鎧の換装!?」
 ロゼリア「ローズ・レイピア」
 マスター1「花の魔導士!」
 剣の柄に薔薇の花が描かれたレイピアを持った。
 そしてエルザとロゼリアはララバイに連続攻撃を喰らわして行く。
 ルーシィ「凄い連携攻撃…」
 ララバイ「ちょこまかと動きおって!」
 ララバイは口から弾丸のようなものを出してきた。だが…
 グレイ・クロス「アイスメイク シールド!!」
 スノウ「スノーバリア!」
 二つの氷の盾と雪の盾が全て受け止めた。
 それにナツがその炎を食べていたので被害は全くなかった。
 マスター2「氷の造形魔導士に雪に魔導士に滅竜魔導士か!」
 その間にもエルザとロゼリアの連携攻撃は続いていた。
 ララバイ「こうなったらワシの自慢の音色を聴かせてやる!」
 でも…出たのは微かな音でとても笛のようなものとは思えなかった。
 クロス「なんかしょぼい音」
 カゲ「まさか2人の攻撃で穴が開いて音が出せないんじゃ」
 スノウ「元は笛だからね」
 ルーシィ「あんだけ強力な魔法と言われておいてこのオチってなんだかあっけないわね」

